★ 資源循環・省資源に貢献する高分子材料の接着と剥離技術を詳述!
★ 高分子設計から接着界面の評価・分析・シミュレーション,接着・接合・解体手法開発,応用展開までを網羅し,環境保全やリサイクルを見据えた部材・製品開発のヒントにつながる一冊!
★ 製品の軽量化,高機能化など高度化が求められる中,キーテクノロジーとなる“接着・接合・界面”“剥離・分解・解体”への理解が深まる!
【技術編】
第1章 パルプモールドの需要や開発動向
1 歴史
2 製造方法
3 世界情勢
4 国内情勢
5 環境性能
6 開発動向
第2章 成形可能なオールセルロース材料バルカナイズドファイバー
1 はじめに
2 歴史
3 構造
4 物理的な特徴
5 加工
5.1 接合方法の検討
5.2 成形加工の検討
6 おわりに
第3章 100%天然素材を用いたストロー試作
1 はじめに
2 試作
2.1 材料
2.2 実験
3 結果と考察
4 おわりに
第4章 成形自由なウッドプラスチック「i-WPC」及び海洋生分解性バイオマス複合プラスチック「Biofade」
1 はじめに
2 先進的な木粉プラスチック複合材料「i-WPC」(Innovative Wood Plastic Composite)
2.1 先進的ウッドプラ複合材「i-WPC」の概要
2.2 i-WPCの物性
2.3 i-WPCの成形
3 海洋生分解性バイオマス複合材料「BiofadeTM」
3.1 海水での生分解性
3.2 Biofadeの概要
3.3 Biofadeの生分解性
3.4 Biofadeの物性
3.5 Biofadeの成形
4 おわりに
第5章 スクロースおよびクエン酸混合木粉の射出成形および押出し成形
1 はじめに
2 スクロースおよびクエン酸混合木粉の流動性
3 スクロースおよびクエン酸混合木粉の射出成形
4 スクロースおよびクエン酸混合木粉の押出し成形
5 おわりに
第6章 木質系素材の組織構造を活かした三次元成形と複合材料化(木質流動成形)
1 はじめに
2 木質系素材の固相流動化
3 木材の変形・流動特性
4 半密閉金型を用いた水膨潤木材の成形
5 各種膨潤木材の大気圧下での変形挙動と成形
6 木質流動成形の実例
7 おわりに
第7章 木材の立体形状加工
1 はじめに
2 木材の立体形状加工
3 おわりに
【市場編】
1 森林や木材に関する統計,木材の用途
2 建材
2.1 住宅用構造資材 戸建て,マンション
2.2 公共構造資材 スタジアム,木造橋,中層ビル
2.3 校舎,医療用施設
2.4 内装
3 木質材料
3.1 木材
3.2 木質ボード
3.3 パーティクルボード(Particle Board:PB)
3.4 ファイバーボード(Fiber Board:FB)
3.5 その他木質ボード
4 木粉
5 ウッドプラスチック
5.1 WPCの種類と特徴
5.2 WPCの原料
5.3 WPCの生産方法
5.4 エクステリア
5.5 建築外構・外装
5.6 公園
5.7 その他
5.8 市場動向
5.9 メーカー動向
6 木材パルプ,パルプ化,その他の成分分離技術
6.1 植物セルロース関連技術
6.2 機能性セルロースの概要
6.3 機能性セルロースのメーカー動向
7 セルロース製品
7.1 紡糸技術
7.2 レーヨン(ビスコースレーヨン)
7.3 キュプラ(銅アンモニアレーヨン)
7.4 テンセル®(リヨセル)
7.5 半合成繊維(アセテート繊維)
7.6 セロファン(セロハン)
7.7 セルロースナノファイバー(セルロースミクロフィブリル)
7.8 セルロース誘導体
7.9 セルロースエステル
7.10 化粧品用途
8 ヘミセルロース
8.1 概要
8.2 ヘミセルロースおよびヘミセルロース誘導体の種類
8.3 木材ヘミセルロースの抽出技術
8.4 木材ヘミセルロース由来のオリゴ糖
8.5 ヘミセルロースの市場開発
9 リグニン由来製品
9.1 概要
9.2 リグニンバニリンの製造技術
9.3 リグニンの応用
9.4 メーカー動向
10 バイオマスプラスチック
10.1 微生物産生系生分解性プラスチック
10.2 天然系生分解性プラスチック
10.3 化学合成系生分解性プラスチック
10.4 生分解性プラスチックの主な用途分野
10.5 わが国の生分解性プラスチック