★ストレス、免疫機能低下、メタボリックシンドローム、生活習慣病、フレイル、サルコペニアなどを軽減する役割のあるビタミン!
★種々のビタミンの臨床的意義を多面的に解明!
★脂溶性ビタミン,水溶性ビタミン,ビタミン様物質20品目の生産・需要・価格等を解説!
【技術編】
第1章 ビタミンの臨床応用
1 はじめに
2 マルチビタミンと疾病予防
3 2022年の勧告案とビタミンDほか
4 NMNニコチンアミドモノヌクレオチドなど
5 COVID-19とビタミン
6 うつ状態とビタミン
7 眼疾患とビタミン
8 ビタミン臨床研究の限界
第2章 ビタミンと健康長寿の延伸
1 ビタミンとは
2 健康寿命とは
3 健康寿命の延伸を妨げるビタミンが関係する要因
3.1 ストレス
3.2 免疫能の低下
3.3 メタボリックシンドローム
3.4 生活習慣病
3.5 認知症
3.6 フレイル・サルコペニア
3.7 低栄養
3.8 酸化ストレス
第3章 ビタミンA誘導体:レチノイドの構造,機能,医療応用
1 はじめに
2 レチノイド核内受容体選択的リガンドの創製
3 タミバロテン:白血病治療薬への応用と更なる医療展開
4 レチノイドのnon-genomic作用
5 おわりに
第4章 ビタミンD不足・欠乏の現状と健康影響
1 はじめに
2 ビタミンDの供給・代謝・作用発現機構
3 ビタミンDの栄養状態
4 ビタミンDと骨
5 転倒予防におけるビタミンDの役割
6 ビタミンDの心血管系への影響
7 免疫・感染防御とビタミンD
8 ビタミンDとCOVID-19
9 おわりに
第5章 ビタミンE誘導体
1 ビタミンEとは
2 ビタミンE誘導体の種類と生物活性
3 ビタミンE誘導体の物性
4 ビタミンE誘導体の体内吸収
5 注目される誘導体
5.1 ニコチン酸エステル
5.2 コハク酸エステル
5.3 リン酸エステル
5.4 ジメチルグリシン誘導体
5.5 グルコシド
5.6 その他の誘導体
6 おわりに
第6章 ビタミンEエステル体の抗肥満薬としての可能性
1 ビタミンEコハク酸(VES)の多彩な作用
2 VESによる脂肪蓄積抑制作用
3 新しいビタミンEエステル体の開発
4 VEジカルボン酸エステル体の作用メカニズムと炭素鎖長の関係
5 おわりに
第7章 ビタミンK栄養と疾病予防
1 はじめに
2 ビタミンKの体内分布
3 ビタミンKサイクル
4 ビタミンKの生理作用
4.1 血液凝固に対する作用
4.2 骨に対する作用
4.3 血管石灰化に対する作用
5 ビタミンKの生体内変換
6 ビタミンK摂取と疾病予防
6.1 新生児・乳児ビタミンK欠乏症
6.2 骨折・骨粗鬆症
6.3 心血管疾患
6.4 脳神経変性疾患
7 おわりに
第8章 還元型ビタミンKプロドラッグの作用と臨床応用への期待
1 はじめに
2 VKを基本骨格とした誘導体とその効果
3 UBIAD1によるMK-4への生体内変換とワルファリン非依存性還元酵素FSP1
4 MKHプロドラッグの肝細胞がんに対する抗腫瘍効果
5 MKHプロドラッグの急性骨髄性白血病に対する抗腫瘍効果
6 MKHプロドラッグのミトコンドリア機能障害抑制効果
7 MKHプロドラッグの光安定性と光毒性
8 おわりに
第9章 ビタミンK2とアンチエイジング
1 ビタミンKの構造
2 ビタミンKの機能
2.1 ビタミンK依存性タンパク質の活性化:標準(canonical)ビタミンKサイクル系
2.2 抗酸化機能:非標準(non-canonical)ビタミンKサイクル系
2.3 ビタミンKサイクルによらない機能
3 ビタミンK同族体のバイオアベイラビリティの違い
4 ビタミンKと骨代謝
4.1 納豆摂取と骨密度・骨折率
4.2 ヒト介入試験におけるビタミンKの骨代謝に対する効果
5 ビタミンK2と冠状動脈疾患
6 安全性
第10章 CH3-B12(メコバラミン)の生理活性と臨床応用
1 4種類のビタミンB12の生理活性と吸収
2 神経系とメコバラミン
3 末梢神経障害とメコバラミン
4 ビタミンB12のトピックス
4.1 メトホルミンの長期使用によるビタミンB12の欠乏
4.2 ホモシステインが動脈硬化のリスクファクター
5 メコバラミンのリポジショニング
5.1 男性不妊症
5.2 睡眠覚醒リズム障害
5.3 認知症
5.4 ALS(筋萎縮性側索硬化症)
6 おわりに
第11章 アスコルビン酸(ビタミンC)誘導体
1 はじめに
2 水溶性誘導体
3 脂溶性誘導体
4 両親媒性誘導体
5 その他誘導体
6 おわりに
【ビタミンの分類と市場 編】
《脂溶性ビタミン》
1 ビタミンA(Vitamin A),ビタミンA誘導体(レチノイド)
2 ビタミンD
3 ビタミンE
4 ビタミンK(Vitamin K)
《水溶性ビタミン》
1 ビタミンB1(Vitamin B1)
2 ビタミンB2(Vitamin B2)
3 ビタミンB3(Vitamin B3),ナイアシン
4 ビタミンB6(Vitamin B6)
5 ビタミンB12(コバラミン),CH3-B12(メコバラミン)
6 パントテン酸(Pantothenic acid)
7 ビオチン(D-Biotin)
8 葉酸(Folic acid)
9 L-アスコルビン酸(ビタミンC)(Ascorbie acid)
《ビタミン様物質》
1 ルチン(Rutin)
2 ヘスペリジン(hesperidin)
3 ケルセチン(Quercetin)
4 キャベジン
5 イノシトール(Inositol)
6 ビタミンL
7 α-リポ酸(α-Lipoic acid)
《機能性食品》
1 特定保健用食品(トクホ)
2 栄養機能食品
3 機能性表示食品
4 サプリメント
4.1 機能別動向
《医薬品》
1 医療用医薬品
1.1 生産動向
1.2 出荷・輸出入動向
2 一般用医薬品
2.1 生産動向
2.2 市場動向