基礎から実務に活かせるポイントまで解説!

ガスクロマトグラフィーの基礎と分析条件設定とトラブル対策
~注入装置の原理、使用方法・用途、条件設定とトラブル対策~

通信講座概要
略称
ガスクロ
通信講座No.
開催日
2024年12月16日(月)
講師
アジレント・テクノロジー(株) ライフサイエンス・化学分析本部
  アプリケーションセンター シニアアプリケーションエンジニア 滝埜昌彦 氏
価格
[一般価格]
1名で受講した場合:  55,000円 (本体価格:50,000円)
2名で受講した場合:  99,000円 (本体価格:90,000円)
3名で受講した場合:  132,000円 (本体価格:120,000円)
4名以上で受講した場合の1名あたり追加金額:  44,000円 (本体価格:40,000円)

[会員価格]
1名で受講した場合:  44,000円 (本体価格:40,000円)
2名で受講した場合:  55,000円 (本体価格:50,000円)
3名で受講した場合:  66,000円 (本体価格:60,000円)
4名以上で受講した場合の1名あたり追加金額:  22,000円 (本体価格:20,000円)
価格関連備考
※請求書はお申し込みを受理次第、発送させていただきます。
スケジュール
12月16日(月) 開講 第1講テキスト発送
01月16日(木) 第1講 演習問題回答締切(必着) 第2講テキスト発送
02月17日(月) 第2講 演習問題回答締切(必着) 第3講テキスト発送
03月17日(月) 第3講 演習問題回答締切(必着)
04月04日(金) 修了書送付予定

<受講にあたって>
※テキストは開講時に郵送しますが、回答は、Microsoft WordもしくはExcel形式で、電子メールにて提出していただきます。
※各講の添削結果や模範解答なども、弊社から電子メールにて返信させていただきます。
趣旨
【習得できる知識など】
 ・ガスクログラフィーの分離基礎及び装置原理の習得
 ・ガスクロマトグラフィーによる分析における基本的な条件設定及び留意点の習得
 ・ガスクロマトグラフィーで使用する注入装置の原理及び使用法の習得
 ・ガスクロマトグラフィーによる分析におけるトラブル対策の習得
プログラム

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 第1講:ガスクロマトグラフィーの基礎
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【主旨】ガスクロマトグラフィーにおける分離原理の習得及び使用する装置の原理の習得

 1.クロマトグラフィーの基礎
  1.1 分配係数,保持係数および保持時間
  1.2 理論段数,最適線速度および分離度
 2.GCカラム
  2.1 GCカラムの種類と選択
   2.1.1 長さ
   2.1.2 内径
   2.1.3 膜厚
  2.2 液相の種類と選択
 3.ガスクロマトグラフィー
  3.1 ガスクロマトグラフの構成
  3.2 注入口の原理
   3.2.1 スプリット/スプリットレス注入口
   3.2.2 コールドオンカラム注入口
  3.3 昇温度気化型注入口(Programable temperature vaporizer: PTV)
   3.3.1 ホットスプリット/スプリットレス注入法
   3.3.2 コールドスプリット/スプリットレス注入法
   3.3.3 溶媒ベント大量注入法
  3.4 検出器
   3.4.1 水素炎イオン検出器(Flame Ionization Detector: FID)
   3.4.2 熱伝導度検出器(Thermal Conductivity Detector: TCD)
   3.4.3 フレーム熱イオン化検出器(Flame Thermionic Detector: FTD)
   3.4.4 炎光光度検出器(Flame Photometric Detector: FPD)
   3.4.5 化学発光検出器(Chemiluminescence Detector: CLD)
   3.4.6 電子捕獲型検出器(Electron Capture Detector: ECD)
   3.4.7 パルス放電光イオン化検出器
         (Pulsed Discharged Helium Ionization Detector: PDHID)



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 第2講:ガスクロマトグラフィーのための注入装置
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【主旨】ガスクロマトグラフフィーで使用する注入装置の原理及びアプリケーション例を用いた使用方法及び用途の習得

 1.試料注入装置
  1.1 オートサンプラーの原理と用途
   1.1.1 液体オートサンプラー
   1.1.2 ガスサンプリングバルブ
  1.2 ヘッドスペースサンプラーの原理と用途
   1.2.1 ヘッドスペース法の原理
   1.2.2 ヘッドスペースサンプラー
  1.3 パージ&トラップ装置の原理と用途
   1.3.1 パージ&トラップ法の原理
   1.3.2 パージ&トラップ装置
  1.4 加熱脱着装置の原理と用途
   1.4.1 加熱脱着法の原理
   1.4.2 加熱脱着装置
  1.5 固相マイクロ抽出とスターバー抽出の原理と用途
   1.5.1 固相マイクロ抽出法の原理
   1.5.2 固相マイクロ抽出装置
   1.5.3 スターバー抽出法(Stir Bar Solid Extraction : SBSE)の原理
  1.6 熱分解法の原理と用途
   1.6.1 キューリーポイント方式の原理および装置
   1.6.2 マイクロ縦型加熱炉方式(ダブルショット方式)の原理および装置
 2.各注入装置を用いたアプリケーション
  2.1 揮発性有機化合物およびカビ臭成分の分析
   2.1.1 2-MIB、ジェオスミン
   2.1.2 塩化ビニルモノマーの分析
   2.1.3  1,4-ジオキサン、エピクロロヒドリンの分析
   2.1.4 VOC(23成分)、塩化ビニルモノマーおよび1,4-ジオキサンの一斉分析
  2.2 食品の香気成分の分析
   2.2.1 ヘッドスペース法による食品中香気成分の分析
   2.2.2 パージ&トラップ法による食品中香気成分の高感度分析
   2.2.3 SPME法およびSBSE法による食品中香気成分の分析
  2.3 固体試料中残留溶媒の分析
   2.3.1 ヘッドスペース法による医薬品中残留溶剤の分析
  2.4 高分子化合物の分析


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 第3講:ガスクロマトグラフィーの条件設定とトラブル対策
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【主旨】ガスクロマトグラフィーで使用する装置(ガスクロマトグラフ)の最適条件の設定及びトラブル対策

 1.ガスクロマトグラフ条件の最適化
  1.1 注入口条件の最適化
   1.1.1 スプリット注入法
   1.1.2 スプリットレス注入法
   1.1.3 コールドオンカラム注入法
   1.1.4 PTV注入口
  1.2 カラムオーブン温度の最適化
  1.3 検出器の最適化
   1.3.1 水素炎イオン検出器 (Flame Ionization Detector: FID)
   1.3.2 熱伝導度検出器 (Thermal Conductivity Detector: TCD)
   1.3.3 フレーム熱イオン化検出器 (Flame Thermionic Detector: FTD)
   1.3.4 炎光光度検出器(Flame Photometric Detector: FPD)
   1.3.5 電子捕獲型検出器 (Electron Capture Detector: ECD)
 2.ガスクロマトグラフィーのトラブル対策
  2.1 ガスクロマトグラムに関するトラブル対策
   2.1.1 ピークの異常および解決法
   2.1.2 ベースラインの異常および解決法
  2.2 ガスクロマトグラフに関するトラブル対策
   2.2.1 注入口の異常および解決法
   2.2.2 検出器の異常および解決法

 

キーワード
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