最新(2024年5月)の講義を録画した動画とパワーポイント資料がセットになって、分かりやすさが抜群にUP!
さらに演習問題で理解度を確かめられます!
第1講 造粒プロセスの基礎とトラブル対策
・各種造粒法とその顆粒特性
・打錠用顆粒として適切な造粒粒度
・造粒の定義
・原料物性と顆粒物性の関連
・原薬物性の改質(凝集性薬物、潮解性の高い薬物など)
・PL値(可塑限界)とその簡易測定法
・攪拌造粒のメカニズム
・攪拌造粒の事例(攪拌羽根および解砕羽根の回転数等の影響)
・流動層造粒のメカニズム
・流動層造粒の事例(噴霧液速度、噴霧空気圧、噴霧液量、熱風温度等の影響)
・造粒法と結合剤添加方法による錠剤硬度
・攪拌造粒および流動層造粒の打錠障害に関係する留意点と対応策
・乾式造粒法の概要(微粉の発生を抑制する)と造粒事例(コメデンプン処方)
第2講 打錠プロセスの基礎とトラブル対策
・粉体の圧縮メカニズム
・走査型電子顕微鏡でみる粉体の圧縮
・粉体の圧縮性評価(打錠特性新規評価システムによるロータリー打錠機での予測)
・打錠で要求される要素と要因
- 充填性(流動性)
- 結合性(結合剤、錠剤含有水分、圧伝達など)
- 離型性(滑沢剤)
・適正な打錠条件の設定と運転時の注意点
・主な打錠障害
- キャッピング、ラミネーション、スティッキング、チッピング、ピッキングなど
・キャッピングの機構および評価法とその改善方法
・スティッキングの機構および評価法とその改善方法
・打錠用杵臼の維持管理
・打錠機フィードシュの種類による経時的な硬度変化
・外部滑沢打錠法と内部滑沢法との比較
・打錠工程におけるトラブルの改善事例紹介
第3講 打錠前工程およびスケールアップの効率的な進め方とトラブル対策
・錠剤製造のフローチャート
・粉砕工程
- 粉砕の目的と基本原理
- 乾式粉砕装置分類(ハンマーミル、ピンミル、ジェットミルなど)
- 粉砕機の選定とハンマーミル、ジェットミルの操作条件と平均粒子径
・ふるい分け工程
- ふるい分け装置の選定
- 円形振動ふるいおよびジャイロシフタの構造と維持管理
- 効率的な円形振動ふるいの操作条件など
・混合工程
- 混合のメカニズム
- 混合の均一化および偏析とその防止対策
・乾燥工程
- 乾燥のメカニズム
- 乾燥むら防止と乾燥速度曲線
- 乾燥機の選定および乾燥機の構造と維持管理
・整粒工程
- 整粒機の選定(微粉末の発生を抑える)
- 整粒機の構造と維持管理(オッシレーター、コーミルなど)
・滑沢剤混合工程
- 滑沢剤の混合時間と錠剤硬度および展延状態
- 各種混合機と錠剤硬度
・スケールアップでの問題点とスケールアップの進め方
- 攪拌造粒および流動層造粒における問題点と
その改善策およびスケールアップの効率的な進め方
- 打錠工程におけるスケールアップ
- 打錠シミュレータと圧縮プロファイル