・使用済み車載用リチウムイオン電池のリユースシステム
  構築、リユース事例を紹介!
 ・リチウムイオン電池の劣化診断、バッテリーマネジメント、
  長寿命化、残存能力評価の最新技術も詳解!
 ・使用済み車載リチウムイオン電池を有効にリユースする
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車載用リチウムイオン電池のリユース技術と実際例
~劣化診断・バッテリーマネジメント・長寿命化・残存能力評価~

商品概要
個数

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略称
車載用リチウムイオン電池
商品No
bk3399
発刊日
2023年08月28日(月)
ISBN
978-4-86043-850-0 C3054
体裁
B5 312頁
価格
52,800円 (本体価格:48,000円)
送料
当社負担(国内)
発行
(株)エヌ・ティー・エス
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:[email protected] 問い合わせフォーム
監修
中村 崇  東北大学名誉教授/公益財団法人福岡県リサイクル総合研究事業化センター センター長/ふくしま環境・リサイクル関連産業研究会 会長
著者
横川 慎二  電気通信大学 i-パワードエネルギー・システム研究センター 教授
中里  諒  電気通信大学 大学院情報理工学研究科
有馬 理仁  大和製罐株式会社 技術管理部エネルギーソリューション開発室 開発リーダー
高岸 洋一  株式会社コベルコ科研 計算科学センターモデルベース解析技術室 室長
山中 拓己  株式会社コベルコ科研 計算科学センターモデルベース解析技術室
福田 健二  株式会社コベルコ科研 化学分析センター高砂分析室
山上 達也  株式会社コベルコ科研 計算科学センター長
高岡 浩実  ゴイク電池株式会社 統括本部 テクニカルフェロー
田畑  章  ゴイク電池株式会社 代表取締役CEO
大野  誠  ゴイク電池株式会社 統括本部研究開発部 エンジニア
関  全宏  ゴイク電池株式会社 統括本部 統括部長
和田 哲明  品質技術実践研究所
坂本 俊之  東海大学 大学院工学研究科 非常勤講師
近藤 敦美  東芝インフラシステムズ株式会社 インフラシステム技術開発センター 
       電機応用・パワエレシステム開発部機械要素・メカトロニクス技術担当 主務
井本 淳一  パナソニックホールディングス株式会社 技術部門プラットフォーム本部エネルギー事業開発室
       エネルギーマネジメント技術プロジェクト 主任技師
工藤 貴弘  パナソニックホールディングス株式会社 技術部門プラットフォーム本部エネルギー事業開発室
       エネルギーマネジメント技術プロジェクト 総括担当
稲垣 浩貴  株式会社東芝 電池事業部 技師長
印田  靖  株式会社オハラ 特殊品事業部特殊品製造部 次長
福代 和宏  山口大学 大学院技術経営研究科 教授
野島  剛  一般社団法人自動車再資源化協力機構 次世代モビリティ事業部 部長
住谷 淳吉  一般財団法人電気安全環境研究所 技術部 理事
石田 隆張  明星大学 理工学部 教授
木下  肇  株式会社KRI 常務執行役員
木通 秀樹  株式会社日本総合研究所 創発戦略センター Social DX 統括ディレクター
仲田 太郎  カウラ株式会社 取締役
紫関 昭光  カウラ株式会社
河邉  章  ヌヴォトンテクノロジージャパン株式会社 バッテリー・アナログソリューションビジネスグループ
       マーケティング部マーケティング四課 課長
宗像 一郎  東洋システム株式会社 研究開発部 名誉フェロー/執行役員
櫻井 勇太  株式会社JERA O&M・エンジニアリング戦略統括部技術経営戦略部技術経営総括ユニット 課長代理
尾崎 亮一  株式会社JERA O&M・エンジニアリング戦略統括部技術経営戦略部技術開発ユニット ユニット長
森山 友広  株式会社JERA O&M・エンジニアリング戦略統括部技術経営戦略部技術開発ユニット 課長代理
吉田 拓司  株式会社JERA O&M・エンジニアリング戦略統括部技術経営戦略部技術開発ユニット
密岡 重日  スズキ株式会社 四輪EV 設計部電池設計グループ 専門職
福家 正剛  株式会社リコー RICOH Digital Services BU 環境・エネルギー事業センター 
       第2開発室 開発2グループ リーダー
岩本  淳  本田技研工業株式会社 電動事業開発本部二輪・パワープロダクツ電動事業開発統括部
       電動開発部 開発責任者/チーフエンジニア
滝沢 大二郎 本田技研工業株式会社 電動事業開発本部二輪・パワープロダクツ電動事業開発統括部
       電動開発部 課長/チーフエンジニア
水越  隆  日東工業株式会社 事業企画統括部EMS 事業室 担当係長
宮山  将  日東工業株式会社 事業企画統括部EMS 事業室 担当係長
氏橋 和之  日東工業株式会社 事業企画統括部EMS 事業室
清水  亮  日東工業株式会社 事業企画統括部EMS 事業室
小林 直樹  東京電力パワーグリッド株式会社 事業開発室グリッドエッジ事業開発グループ グループマネージャ
枠平 恭幸  東京電力パワーグリッド株式会社 事業開発室グリッドエッジ事業開発グループ 課長
丸山 剣一  東京電力パワーグリッド株式会社 事業開発室グリッドエッジ事業開発グループ チームリーダー
緑川  将  東京電力パワーグリッド株式会社 事業開発室グリッドエッジ事業開発グループ チームリーダー
松下 武司  横河ソリューションサービス株式会社 インダストリー統括本部第1営業本部
       新エネルギー事業企画部 部長
大津 和樹  横河ソリューションサービス株式会社 インダストリー統括本部第1営業本部
       新エネルギー事業企画部ストレージマネジメントGr GL
喜多川 和典 公益財団法人日本生産性本部 コンサルティング部 エコ・マネジメント・センター長/
       上智大学 大学院地球環境学研究科 非常勤講師
王   婷  株式会社日本総合研究所 創発戦略センター シニアマネージャ
書籍の内容

第1編 リチウムイオン電池の劣化診断と性能向上技術
第1章 リチウムイオン電池の劣化診断技術

第1節 電気化学インピーダンス法と階層ベイズと用いたリチウムイオン二次電池の容量劣化量診断技術
 《横川 慎二/中里 諒》
1 .はじめに
2 .研究手法
3 .累積使用条件に関する試験結果解析
4 .電気化学インピーダンス法による内部状態の解析
5 .階層化ベイズによる劣化診断モデル
6 .結 論

第2節 差電圧法を用いたリチウムイオン電池の劣化診断
 《有馬 理仁》
1 .はじめに
2 .交流インピーダンス法における等価回路モデル
3 .等価回路モデルにおけるインピーダンスと時定数との関係
4 .交流インピーダンス解析から直流過渡応答解析への流れ
5 .差電圧法についての我々の取り組み
6 .おわりに

第3節 リチウムイオン電池の安全性試験シミュレーション
 《高岸 洋一/山中 拓己/福田 健二/山上 達也》
1 .はじめに
2 .安全性試験シミュレーションとは
3 .釘刺し短絡シミュレーション
4 .圧縮試験のマルチスケール・シミュレーション
5 .電池モジュールの加熱試験シミュレーション
6 .リチウムデンドライト成長シミュレーション
7 .安全性試験データベースを用いた安全性予測
8 .まとめ

第4節 リチウムイオンバッテリー診断装置の開発
 《高岡 浩実/田畑章/大野 誠/関 全宏》
1 .はじめに
2 .診断の概要
3 .診断装置の開発
4 .おわりに

第5節 リチウムイオン電池の故障,加速信頼性試験
 《和田 哲明》
1 .まえがき
2 .リチウムイオン電池の故障
3 .信頼性試験
4 .実使用の想定試験
5 .まとめ

第2章 リチウムイオン電池のバッテリーマネジメント

第1節 HEV EV におけるバッテリーマネジメント
 《坂本 俊之》
1 .はじめに
2 .リチウムイオンバッテリーの均等充電
3 .おわりに

第2節 バッテリーシステムのモデルベース開発技術
 《近藤 敦美》
1 .はじめに
2 .バッテリーシステム
3 .冷却と加温システム
4 .モデルベース開発
5 .バッテリーシステムのモデル化
6 .バッテリーモジュールの熱回路モデ
7 .おわりに

第3節 AI を活用したクラウド型バッテリーマネジメントシステムの開発
 《井本 淳一/工藤 貴弘》
1 .はじめに
2 .UBMC の概要
3 .UBMC の電池状態推定技術
4 .UBMC の応用
5 .まとめ

第3章 リチウムイオン電池の長寿命化

第1節 安全で長寿命なリチウムイオン電池SCiBTM の技術と応用
 《稲垣 浩貴》
1 .はじめに
2 .リチウムイオン二次電池SCiBTM の特長
3 .SCiBTM の製品ラインアップと採用事例
4 .さらなる高性能化に向けた次世代技術
5 .持続可能なエネルギー社会に向けて
6 .おわりに

第2節 リチウムイオン電池を長寿命化する固体電解質型添加材の開発
 《印田 靖》
1 .はじめに
2 .リチウムイオン伝導性ガラスセラミックスについて
3 .固体電解質添加によるリチウムイオン電池の特性向上
4 .全固体電池用電解質としての材料開発
5 .おわりに

第2編 リチウムイオン電池の残存能力評価と再利用
第1章 リチウムイオン電池再利用のためのシステム構築

第1節 車載用リチウムイオン電池のリユースの取り組み
 《福代 和宏》
1 .用途開発の重要性
2 .住宅分野における蓄電需要
3 .山口県における中古EV LiBs のリユース実証試験
4 .好天時の電力収支
5 .リユースバッテリーの劣化状況
6 .事業性の検討
7 .まとめ

第2節 LiB 共同回収システムにおけるリチウムイオンバッテリーのリサイクル
 《野島 剛》
1 .要 約
2 .自再協について
3 .LiB 共同回収システム設立の背景
4 .LiB 共同回収システムの概要
5 .LiB のリサイクル方法
6 .リサイクル実績
7 .今後の取り組み

第3節 JET リユース電池認証
 《住谷 淳吉》
1 .一般財団法人電気安全環境研究所について
2 .電池関係の試験・認証サービス
3 .JET リユース電池認証
4 .おわりに

第2章 リチウムイオン電池の残存能力評価

第1節 EV 急速充電器からのログデータを利用したリチウムイオン電池の電池総容量推定
 《石田 隆張》
1 .はじめに
2 .充電データの特徴
3 .充電時間開始SOC
4 .電池総容量推定の説明変数
5 .おわりに

第2節 リチウムイオン電池のリユースのための価値査定技術
 《木下 肇》
1 .はじめに
2 .リチウムイオン電池の劣化メカニズム
3 .リチウムイオン電池の寿命予測とSOH 診断
4 .リチウムイオン電池の価値査定

第3節 リチウムイオン電池の循環価値流通を行うブロックチェーンを用いたプラットフォームの構築
 《木通 秀樹/仲田 太郎/紫関 昭光》
1 .車載用リチウムイオン電池の循環価値市場の創出
2 .電池価値流通のための情報管理
3 .車載用電池の循環価値流通を行う分散プラットフォームの構築

第4節 交流インピーダンス法による車載リチウムイオン電池のグレーディング技術
 《河邉章》
1 .はじめに
2 .交流インピーダンス法の特徴
3 .電池状態の推定方法
4 .測定法の実現と推定アルゴリズム
5 .車載中古電池のグレーディング
6 .おわりに

第5節 初期特性モデル比較法®による車載リチウムイオン電池の高速グレーディング技術
 《宗像 一郎》
1 .「初期特性モデル®」とは
2 .初期特性モデル®
4 .初期特性モデル®による新品電池の再現
5 .内部抵抗増加率と残存容量率との相関
6 .劣化電池での判定結果
7 .まとめ

第3章 リチウムイオン電池のリパーパス・リユース事例

第1節 使用済み車載用リチウムイオン電池等の蓄電システムへの再利用
 《櫻井 勇太/尾崎 亮一/森山 友広/吉田 拓司》
1 .はじめに
2 .技術開発の概要
3 .今後の展開

第2節 小型リチウムイオン電池のソーラー街灯への再利用技術
 《密岡 重日》
1 .概 要
2 .市場回収した車載LiB の性能
3 .リユースの課題
4 .ソーラー街灯の開発
5 .加 飾
6 .おわりに

第3節 車載リチウムイオン電池のリマニュファクチャリングへの取り組み事例
 《福家 正剛》
1 .はじめに
2 .実証事業
3 .おわりに

第4節 モバイルパワーパックの開発とバッテリシェアリング
 《岩本 淳/滝沢 大二郎》
1 .バッテリーシェアリングサービス
2 .モバイルパワーパック(MPP)
3 .バッテリーシェアリングシステム(BSS)
4 .リユースと適正廃棄
5 .今後の展望

第5節 車載用リチウムイオン電池の太陽光自家消費蓄電池システムへのリユース活用
 《水越 隆/宮山 将/氏橋 和之/清水 亮》
1 .はじめに
2 .開発の経緯
3 .太陽光自家消費蓄電池システムにおいての車載リユースバッテリーの役割
4 .車載リユースバッテリーの太陽光自家消費システムへのリユース活用時の留意点
5 .製品仕様
6 .アフターサポート体制
7 .まとめ

第6節 蓄電池LCM(ライフサイクルマネジメント)プラットフォームの構築
 《小林 直樹/枠平 恭幸/丸山 剣一/緑川 将》
1 .はじめに
2 .取り組み内容
3 .まとめ

第7節 リチウムイオン蓄電池の診断と再利用ビジネスの展開
 《松下 武司/大津 和樹》
1 .はじめに
2 .劣化の種類と判定のための課題
3 .状態診断技術の種類と用途
4 .状態診断技術,状態測定技術による効果
5 .おわりに

第4章 海外でのリチウムイオン電池のリパーパス・リユース動向

第1節 EU 電池指令とEV バッテリーリユース・リパーパス戦略の動向
 《喜多川 和典》
1 .はじめに
2 .EU バッテリー指令の改正案の概要
3 .EV バッテリーリサイクルに関わる民間セクターの動向
4 .おわりに

第2節 中国でのリチウムイオン電池リユース動向
 《王 婷》
1 .EV 時代の電池市場の拡大
2 .EV 電池のリユースの現状
3 .電池リユースの新しい取り組み

※ 本書に記載されている会社名,製品名,サービス名は各社の登録商標または商標です。
なお,必ずしも商標表示(®,TM)を付記していません。
 

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