他社の技術開発の実態を把握し、勝ち抜くためのエッセンス
1.調査目的
「バーチャルリアリティ技術」に関する公開件数、出願人(共同出願人)、発明者、特許分類、キーワードなどに対し、ランキング、時系列推移、技術分布図など様々な観点から分析したパテントマップおよび、パテントチャートを作成し、
(1)どのバーチャルリアリティ技術関連企業にどのような技術の公開があるか、
(2)各企業の技術開発動向はどのように推移しているか、
(3)最近10年あまりにおける関連技術の消長はどのようになっているか、
(4)各企業間の連携状況はどのようになっているか、
(5)直近2年間における企業及び技術の注目すべき動向は何か、
(6)この分野に強い弁理士(特許事務所)と企業の利用状況はどうか、
等を明確にして、知財の現状に付き具体的データを提供し、今後の開発の指針決定に役立てようとするものである。
2.特許情報の収集方法
本調査報告書は、「バーチャルリアリティ技術」に関する過去10年あまり(国内公開日:2008年1月1日~2018年1月31日)に及ぶ公開特許について、検索、収集した。また、報告書作成には、パテントマップ作成支援ソフト「パテントマップEXZ」(インパテック(株)製)を使用した。
特許情報公報の総数は 11,350件 である。
3.報告書の構成
本報告書は、以下の3つの部分から構成されている。
1.パテントマップ編
A.2016年2月~2018年1月に新規出現した出願人、分類による動向分析
B.全般分析
C.上位20出願人比較分析
D.上位5社個別分析
E.特定4出願人比較分析
(1位ソニー、2位任天堂、3位セイコーエプソン、4位コナミデジタルエンタテインメント)
F.上位20特許分類分析
G.特定特許分類分析
G-1.特定特許分類分析(1)
・FI分類(深さ18)
・Fターム分類(深さ12)
G-2.特定特許分類分析(2)
・FIサブグループ分類(深さ13)
・Fターム分類(深さ8)
H.キーワード ※キーワード(発明の名称、要約、請求の範囲から抽出)においては、下記1グループの観点から分析を行った。
・用途系(ゲーム、動画、エンターテイメント、広告、旅行・観光など9個)
I. 弁理士(特許事務所)の動向分析
2.総括コメント
4. 本報告書の特徴
●「バーチャルリアリティ技術」に関する最近10年余、さらには直近2年間(最新月まで)の技術動向が分かりやすく把握できる。
● 本技術分野に関係する弁理士(特許事務所)の動静が読み取れる。
●パテントマップで視覚的に理解しやすい。
━━━━━━━━━≪目次一覧≫━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
はじめに
調査分析結果
1.パテントマップ編
A.2016年2月~2018年1月に新規出現した出願人、分類による動向分析
A-1.出願人別公開件数ランキング(上位50)
A-2.FIサブグループ分類別公開件数ランキング(上位50)
A-3.Fターム分類別公開件数ランキング(上位50)
A-4.出願人別公開件数伸長率(公開件数上位50)
【資料1】2016年2月~2018年1月に新規出現したFIサブグループ分類リスト(上位100)
【資料2】2016年2月~2018年1月に新規出現したFターム分類リスト(上位100)
B.全般分析
B-1.全体の技術開発ライフサイクル
B-2.公開件数の推移(年次と累計)
B-3.出願人数の推移(年次と累計)
B-4.新規発明者数の推移(年次と累計)
B-5.新規FIサブグループ分類数の推移(年次と累計)
B-6.新規Fターム分類数の推移(年次と累計)
B-7.出願人別公開件数ランキング(上位50)
B-8.発明者別公開件数ランキング(上位50)
B-9.FIサブグループ分類別公開件数ランキング(上位50)
B-10.FI分類別公開件数ランキング(上位50)
B-11.Fタームテーマコード分類別公開件数ランキング(上位50)
B-12.Fターム分類別公開件数ランキング(上位50)
B-13.1位Fタームテーマコード2C001の技術分類別件数(着目:2期間)
B-14.1位Fタームテーマコード2C001の技術分類別件数(着目:上位5出願人)
B-15.出願人別参入・撤退状況(最近40、公開件数5件以上)
B-16.FIサブグループ分類別出現・消失状況(最近40、公開件数5件以上)
B-17.Fターム分類別出現・消失状況(最近40、公開件数5件以上)
B-18.出願人別公開件数伸長率(上位50、件数差15件以上)
B-19.発明者別公開件数伸長率(上位50、件数差15件以上)
B-20.FIサブグループ分類別公開件数伸長率(上位50、件数差11件以上)
B-21.Fターム分類別公開件数伸長率(上位50、件数差33件以上)
B-22.FIサブグループ分類別発明者数伸長率(上位50、発明者数差20名以上)
B-23.Fターム分類別発明者数伸長率(上位50、発明者数差45名以上)
C.上位20出願人比較分析
C-1.公開件数比較(期間着目:2008年~2012年 VS 2013年~2017年)
C-2.公開件数の推移(累計)
C-3.共同出願人数の推移(累計)
C-4.新規発明者数の推移(累計)
C-5.上位20FIサブグループ分類との公開件数相関
C-6.上位20Fターム分類との公開件数相関
C-7.用途系キーワードとの公開件数相関
C-8.審査・権利状況
C-9.公開件数の伸びと1位Fターム分類5B050FA02に関する構成率比較
C-10.発明者数*FIサブグループ分類数の比較
D.上位5出願人個別分析
D-1. FIサブグループ分類別公開件数ランキング(上位20、着目:上位5出願人)
D-2. Fターム分類別公開件数ランキング(上位20、着目:上位5出願人)
D-3-1.【ソニー】FIサブグループ分類別公開件数の推移(上位20、累計)
D-3-2.【任天堂】FIサブグループ分類別公開件数の推移(上位20、累計)
D-3-3.【セイコーエプソン】FIサブグループ分類別公開件数の推移(上位20、累計)
D-3-4.【コナミデジタルエンタテインメント】FIサブグループ分類別公開件数の推移(上位20、累計)
D-3-5.【キヤノン】FIサブグループ分類別公開件数の推移(上位20、累計)
D-4-1.【ソニー】Fターム分類別公開件数の推移(上位20、累計)
D-4-2.【任天堂】Fターム分類別公開件数の推移(上位20、累計)
D-4-3.【セイコーエプソン】Fターム分類別公開件数の推移(上位20、累計)
D-4-4.【コナミデジタルエンタテインメント】Fターム分類別公開件数の推移(上位20、累計)
D-4-5.【キヤノン】Fターム分類別公開件数の推移(上位20、累計)
D-5-1.【ソニー】FIサブグループ分類別出現・消失状況(最近40)
D-5-2.【任天堂】FIサブグループ分類別出現・消失状況(最近40)
D-5-3.【セイコーエプソン】FIサブグループ分類別出現・消失状況(最近40)
D-5-4.【コナミデジタルエンタテインメント】FIサブグループ分類別出現・消失状況(最近40)
D-5-5.【キヤノン】FIサブグループ分類別出現・消失状況(最近40)
D-6-1.【ソニー】キーワード別出現・消失状況(最近40、公開件数5件以上)
D-6-2.【任天堂】キーワード別出現・消失状況(最近40、公開件数5件以上)
D-6-3.【セイコーエプソン】キーワード別出現・消失状況(最近40、公開件数5件以上)
D-6-4.【コナミデジタルエンタテインメント】キーワード別出現・消失状況(最近40、公開件数5件以上)
D-6-5.【キヤノン】キーワード別出現・消失状況(最近40、公開件数5件以上)
D-7-1.【ソニー】独自FIサブグループ分類別公開件数ランキング(上位50)
D-7-2.【任天堂】独自FIサブグループ分類別公開件数ランキング
D-7-3.【セイコーエプソン】独自FIサブグループ分類別公開件数ランキング
D-7-4.【コナミデジタルエンタテインメント】独自FIサブグループ分類別公開件数ランキング
D-7-5.【キヤノン】独自FIサブグループ分類別公開件数ランキング
D-8-1.【ソニー】独自キーワード別公開件数ランキング(上位50)
D-8-2.【任天堂】独自キーワード別公開件数ランキング(上位50)
D-8-3.【セイコーエプソン】独自キーワード別公開件数ランキング(上位50)
D-8-4.【コナミデジタルエンタテインメント】独自キーワード別公開件数ランキング(上位50)
D-8-5.【キヤノン】独自キーワード別公開件数ランキング(上位50)
D-9-1.【ソニー】共同出願人との連携
D-9-2.【任天堂】共同出願人との連携
D-9-3.【セイコーエプソン】共同出願人との連携
D-9-4.【コナミデジタルエンタテインメント】共同出願人:0人
D-9-5.【キヤノン】共同出願人:0人
E.特定4出願人比較分析(1位ソニー、2位任天堂、3位セイコーエプソン、4位コナミデジタルエンタテインメント)
E-1.4出願人の上位10FIサブグループ分類別公開件数の推移(年次)
E-2.4出願人の上位10FIサブグループ分類別公開件数比較
E-3.4出願人の5E555AA(デジタル計算機のユーザインターフェイス>発明の目的:発明の主たる目的は何ですか?)のFターム分類別公開件数比較(上位10)
E-4.4出願人の5E555CB(デジタル計算機のユーザインターフェイス>入力での発明の要素:どのような入力操作ですか?)のFターム分類別公開件数比較(上位10)
E-5.4出願人のFIサブグループ分類別出現・消失状況(公開件数上位20)
E-6.4出願人のFターム分類別出現・消失状況(公開件数上位20)
E-7.ソニーの公開件数伸び変遷
E-8.任天堂の公開件数伸び変遷
E-9.セイコーエプソンの公開件数伸び変遷
E-10.コナミデジタルエンタテインメントの公開件数伸び変遷
E-11.4出願人*FIサブグループ分類(上位20)の件数コア
E-12.4出願人とFターム分類(上位20)との公開件数相関
E-13.Fターム分類別公開件数グロスランキング(上位10)
F.上位20特許分類分析
F-1.FIサブグループ分類別公開件数比較(上位20)(2008年~2012年 VS 2013年~2017年)
F-2.Fターム分類別公開件数比較(上位20)(2008年~2012年 VS 2013年~2017年)
F-3.FIサブグループ分類別公開件数*出願人数の比較(上位20)
F-4.Fターム分類別公開件数*出願人数の比較(上位20)
F-5.FIサブグループ分類別公開件数の推移(上位20、累計)
F-6.Fターム分類別公開件数の推移(上位20、累計)
F-7.FIサブグループ分類別出願人数の推移(上位20、年次)
F-8.Fターム分類別出願人数の推移(上位20、年次)
F-9.FIサブグループ分類別発明者数の推移(上位20、年次)
F-10.Fターム分類別発明者数の推移(上位20、年次)
G.特定特許分類分析
G-1. 特定特許分類分析(1)
G-1-1.特定FI分類H04N5/64 511Aの公開件数の推移(年次と累計)
G-1-2.特定FI分類H04N5/64 511Aの上位20出願人別公開件数の推移(累計)
G-1-3.特定Fターム分類5E555BE17の公開件数の推移(年次と累計)
G-1-4.特定Fターム分類5E555BE17の上位20出願人別公開件数の推移(累計)
G-1-5.特定FI分類H04N5/64 511Aの新規出願人数の推移(年次と累計)
G-1-6.特定Fターム分類5E555BE17の新規出願人数の推移(年次と累計)
G-1-7.特定FI分類H04N5/64 511Aの新規発明者数の推移(累計)
G-1-8.特定Fターム分類5E555BE17の新規発明者数の推移(累計)
G-1-9.特定FI分類H04N5/64 511Aの公開件数伸長率変遷
G-1-10.特定Fターム分類5E555BE17の公開件数伸長率変遷
G-1-11.特定FI分類H04N5/64 511Aの出願人別公開件数ランキング(上位50)
G-1-12.特定Fターム分類5E555BE17の出願人別公開件数ランキング(上位50)
G-2.特定特許分類分析(2)
G-2-1.特定FIサブグループ分類G06F3/01関連の出願人別公開件数ランキング(上位50)
G-2-2.特定Fターム分類5B050EA関連の出願人別公開件数ランキング(上位50)
G-2-3.特定Fターム分類5E555AA関連の出願人別公開件数ランキング(上位50)
G-2-4.特定Fターム分類5E555CA関連の出願人別公開件数ランキング(上位50)
G-2-5.特定FIサブグループ分類G06F3/01関連の公開件数グロスランキング
G-2-6.特定Fターム分類5B050EA関連の公開件数グロスランキング(上位10)
G-2-7.特定Fターム分類5E555AA関連の公開件数グロスランキング(上位10)
G-2-8.特定Fターム分類5E555CA関連の公開件数グロスランキング(上位10)
G-2-9.特定FIサブグループ分類G06F3/01関連の公開件数の推移(年次)
G-2-10.特定Fターム分類5B050EA関連の公開件数の推移(上位10、年次)
G-2-11.特定Fターム分類5E555AA関連の公開件数の推移(上位10、年次)
G-2-12.特定Fターム分類5E555CA関連の公開件数の推移(上位10、年次)
G-2-13.特定Fターム分類5B050EA関連(上位10)と5E555AA関連(上位10)との公開件数相関
G-2-14.特定Fターム分類5B050EA関連(上位10)と5E555CA関連(上位10)との公開件数相関
G-2-15.特定Fターム分類5E555AA関連(上位10)と5E555CA関連(上位10)との公開件数相関
G-2-16.特定FIサブグループ分類G06F3/01関連と上位20出願人との公開件数相関
G-2-17.特定Fターム分類5B050EA関連(上位10)と上位20出願人との公開件数相関
G-2-18.特定Fターム分類5E555AA関連(上位10)と上位20出願人との公開件数相関
G-2-19.特定Fターム分類5E555CA関連(上位10)と上位20出願人との公開件数相関
H.キーワード分析
H-1.キーワード別出現・消失状況(最近120、公開件数10件以上)
H-2.キーワード別公開件数の伸長率(上位100、件数差40件以上)
H-3.用途系キーワードの出願人数の推移(累計)
H-4.用途系キーワードの新規発明者数の推移(累計)
H-5.用途系キーワードの公開件数の伸びと構成率比較
I.弁理士(特許事務所)の動向分析
I-1.弁理士(特許事務所)別公開件数ランキング(上位40)
I-2.弁理士(特許事務所)別公開件数の推移(上位40、年次)
I-3.上位40弁理士(特許事務所)と上位20FIメイングループ分類との公開件数相関
2. 総括コメント
<参考資料>
【資料3】出願人統合リスト
【資料4】上位5出願人の発明者リスト
【資料5】パテントマップの種別と見方