◆未来の技術動向に軸足を置いた情報分析と理解しやすい編集
■本誌の特徴等
1.調査目的
「AI」に関し日本国に出願された出願件数、出願人(共同出願人)、発明者、特許分類、キーワードなどに対し、ランキング、時系列推移、技術分布図など様々な観点から分析したパテントマップを作成し、
(1) 「AI」についてどのような技術の公開があるか、
(2) 各企業の技術開発はどのように推移しているか、
(3) 関連技術の出現・消失状況はどのようになっているか、
(4) 各企業間の連携状況はどのようになっているか、
(5) 企業および技術の注目すべき動向は何か、
等を明確にして、今後の開発の指針決定に役立てようとするものである。
2.特許情報の収集方法
本調査報告書は、「AI」に関する技術を1998年に日本国に出願された公報について、検索、収集した。
公開と登録などの重複を除外した特許公報の総数は25,269件である。
また、報告書作成には、パテントマップ作成支援ソフト「パテントマップEXZ」(インパテック(株)製)と、
テキストマイニングのためのフリーソフトウェア「KH Coder」(樋口耕一氏著作)を使用した。
3.報告書の構成
本報告書は、次の部分から構成されている。
I.パテントマップ編
A.2017年以降に新規出現した出願人、技術分類による動向分析
B.全般分析
C.上位10出願人比較分析
D.上位特許分類分析
E.主要特許分類分析
F.AI基礎技術に関するハードウェアの分析
G.AI基本技術の分析
H.AI技術応用分野に関する技術分類による分析
I.請求の範囲キーワードの分析
J.被引用特許の分析
II.総括コメント
4. 本報告書の特徴
● 「AI」に関する特許出願動向、さらには2017年以降の最新の技術動向が分かりやすく把握できる。
● パテントマップで視覚的に理解しやすい。
はじめに
I.パテントマップ編
A.2017年以降に新規出現した出願人、技術分類による動向分析
2017年以降の出願における
・出願人別出願件数ランキング
・IPC分類別出願件数ランキング
・出願人別出願件数伸長率
などの7マップを掲載。
B.全般分析
・全体の技術開発ライフサイクル
・出願件数*出願人数の推移対比(年次)
・出願人別出願件数伸長率
・発明者(筆頭)別出願件数伸長率
など21マップを掲載。
C.上位10出願人比較分析
・上位10出願人別出願件数比較
・上位10出願人別審査・権利状況
・上位10出願人ごとの発明者数×出願件数の推移
など49マップを掲載。
D.上位特許分類分析
・FI分類別出願件数ランキング
・FI分類別出願件数の推移
・FIサブグループ分類別出願人数の推移
・FI分類別出願相関件数
など13マップを掲載。
E.主要特許分類分析
・AI技術関連FI(G06)メイングループ分類出願件数比較
・サブグループ 出願件数の推移
・FI(G06F16)分類出願人出願件数相関
・FI(G06N3)*FI(G06T7)相関出願件数
など23マップを掲載。
F.AI基礎技術に関するハードウェアの分析
・AI基礎技術に関する分析
・電子デバイス(FI:H01)に関する課題語別出願件数
・コンピュータハードウェア小分類別出願件数
など25マップを掲載。
G.AI基本技術(G06N)の分析
・G06Nサブグループ別出願件数
・FI(G06N20、G06N99)*出願人件数マトリクスマップ
・FI(G06N20、G06N99)に関する課題語、請求の範囲キーワード出願件数相関
など11マップを掲載。
H.AI技術応用分野に関する技術分類による分析
・A61関連FIサブクラス別出願件数
・B60:車両一般上位出願人別出願件数の推移
・FIコリレイションマップ(主副)
など32マップを掲載。
I.請求の範囲キーワードの分析
・全出願の【請求の範囲】キーワード別出願件数
・出願人*【請求の範囲】キーワード出願件数相関
・生成系AI関連キーワード別出願件数推移
など9マップを掲載。
J.被引用特許の分析
・被引用数別件数ランキング
・出願人、被引用数別出願件数推移
など5マップを掲載。
II.総括コメント
【資料】パテントマップの種別と見方