たった1日でマスターできる加工の基礎と機械加工技術【アーカイブ配信】
CAD/CAMと同時5軸加工技術の基礎

~実務現場ですぐ使え役立つモノづくりの加工の基礎(図面の見方,材料,熱処理,除去加工,付加加工,変形加工),また機械加工技術(切削加工,研削加工,放電加工,つぎにCAD/CAM(3DソリッドCAD/CAE/CAM/CAT/Network技術)そして最新同時5軸加工などの特徴と加工・選択のポイント~

こちらは12/18実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。
【視聴期間:12/19~12/27】期間中何度でもご視聴いただけます。

セミナー概要
略称
機械加工【アーカイブ配信】
セミナーNo.
241289A
配信開始日
2024年12月19日(木)
配信終了日
2024年12月27日(金)
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:[email protected] 問い合わせフォーム
講師
(株)武藤技術研究所 代表取締役 博士(工学) 武藤 一夫 氏
<プロフィール>
豊橋技術科学大学 機械工学系 客員准教授
静岡理工科大学 元准教授
八戸工業大学 大学院工学研究所 機械・生物化学工学専攻
       工学部 機械情報技術学科 元准教授
自動車技術学会 フェロー
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員の方あるいは申込時に会員登録される方は、受講料が1名55,000円(税込)から
・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
・3名以降は一人当たり定価の半額となります。
<※2名以上でお申込の場合は1名につき27,500円(税込)>
会員登録とは? ⇒ よくある質問
持参物
受講にはWindowsPCを推奨しております。
タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
備考
こちらは12/18に実施したWEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。
【視聴期間:12/19~12/27】
・セミナー資料は、配信開始日までにお送りします。セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

・動画のURLはメールでお送りします。
講座の内容
趣旨
 本セミナーでは,たった1日で実務現場ですぐ使え役立つモノづくりの加工の基礎(図面の見方,材料,熱処理,除去加工,付加加工,変形加工),また機械加工技術(切削加工,研削加工,放電加工,つぎにCAD/CAM(3DソリッドCAD/CAE/CAM/CAT/Network技術)そして最新同時5軸加工などの特徴と加工・選択のポイントを身につけられます.
具体的には,以下通りです.
 第1セッションの加工の基礎では,まず,モノづくりの加工方法を学習する前の知識が必要です.モノづくりの基本中の基本である加工の基礎知識として,1)製図と機械加工法との関係 ,2)機械加工技術から造られる高級車の進化と部品、3)クルマはどのように機械加工技術で作られるのか? 4)後輪駆動装置(デファレンシャルギア)の部品の加工法 5)製図(図面)と素材(材料)と機械加工,部品検査との関係 ,&)機械製図の基本,図面は加工作業者への指示図,7)加工の基本知識,加工工程(プロセス)の考え方 ,⑧機械製図の基本,第三角法とは ,などについて学習します.また,一口に加工といっても種々の加工方法があり,1)機械加工法とその目的 ,2)種々の加工法の分類(除去加工,付加加工,変形加工),変形加工ではプラスチックの射出成形加工法のポイント,3)工作機械とその種類 ,4)工具について .5)切削材料(工作物材料)の被削性 ,6)切削油剤などについて学習します.
 つぎに,第2セッションの切削加工の理論では,1)切削機構上のせん断変形や切屑(きりくず)の生成といった切削理論の基本 ,2)切削の形態,切削した時にかかる負荷(抵抗),そして3)構成刃先,切削条件,加工精度といった必須の知識,さらに,4)切削熱と切削シミュレーション ,5)工具損傷・摩耗と工具寿命についても大学レベルの突っ込んだ内容を学習します.
 そして,第3セッションの機械加工技術では,1)切削加工の旋削,ドリル加工,フライス加工,2)研削加工,3)歯切り盤とそのほかの工作機械,4)放電加工,5)NCとNC工作機械.について学習します.
最後に, 第4セッションでは新しいモノづくり技術として3DソリッドCAD/CAE/CAM/CAT/Network(4CN)技術と同時5軸加工について学習します.現在の製造現場では,機械加工単体で成立しません.今や,生産現場のモノづくりで必須になっている3Dソリッド4CN技術の必要性やその選定方法などについても言及し,明日の業務すぐ使える内容を学習します.そして,現在注目されている最新の同時5軸加工技術の特徴とその導入効果を学習し,自社内の生産革新を起こし,大きな収益をもたらします.
 上述した,加工の基礎,機械加工技術,CAD/CAM(3DソリッドCAD/CAE/CAM/CAT/Network技術<最新同時5軸加工技術などを勉強しようとする人,特に商業高校,文系の,専門学校,短大,大学,などを卒業した方,民間企業の営業・販売している方,新たに加工関係の職種に携わっている方,そして機械を触ったことのない女性の方,のための入門セミナーです.
 そして,聴講する皆さん自身が加工の基本事項,機械加工法の全容を把握し,自分の業務に必要な合理的な加工法を企画し,実施する能力が養われると思います.
拙著「図解 よく分かる機械加工,共立出版刊,武藤一夫着」を,インターネットでご購入して,一読していただけますと,本セミナー内容をもっとよく理解することができるように思います.
プログラム

第1セッション 加工の基礎
1.加工の基本知識
 1-1.製図と機械加工法との関係
 1-2.機械加工技術から造られるLS460の進化と部品
 1-3.クルマはどのように機械加工技術で作られるのか?
 1-4.後輪駆動装置(デファレンシャルギア)の部品の加工法
 1-5.製図(図面)と素材と機械加工,部品検査との関係
 1-6.機械製図の基本,図面は加工作業者への指示図
 1-7.加工の基本知識,加工工程(プロセス)の考え方
 1-8.機械製図の基本,第三角法とは
 1-9.機械系図面は第3角法
 1-10.製図の基本知識 (線)
 1-11.段付け軸図面の構図は旋盤の構造
 1-12.旋盤構造(加工)と図面との関係
 1-13. 図面上での工作物(製品)の置き方(長手方向)
 1-14.製図(製図)の基礎,材料費表記
 1-15.段付け軸図面の構図は旋盤の構造
 1-16.旋盤構造(加工)と図面との関係
 1-17.図面上での工作物(製品)の置き方(長手方向)
 1-18.製図(製図)の基礎,材料費表記
2.加工方法の概要
 2-1.機械加工法とその目的
 2-2.種々の加工法の分類(除去加工,付加加工,変形加工)
 2-3.工作機械とその種類
 2-4.工具について
 2-5.切削材料(工作物材料)の被削性
 2-6.切削油剤

第2セッション 切削加工の理論
1.切削理論の基本
 1-1.切削加工とは
 1-2.切削理論の基本
 (1)切削機構上のせん断変形
 (2)切屑(きりくず)の生成
 (3)せん断角と切削速度について
 (4).せん断ひずみ・せん断角とすくい角
 1-3.切屑形態
2.切削抵抗
3.構成刃先,切削条件,加工精度
 3-1.構成刃先
 3-2.切削条件の基本(切削速度,回転数,切込量,送り量)
 3-3.加工精度と工作物表面粗さについても解説します
4.切削熱と切削シミュレーション
5.工具損傷・摩耗と工具寿命

第3セッション 機械加工技術
1.旋削
 1-1.旋盤とは
 1-2.旋盤の種類
 1-3.バイト
2.ボール盤加工
 2-1.ボール盤とその作業
 2-2.ボール盤の種類と特徴
3.フライス加工
 3-1.フライス加工とは
 3-2.フライス盤の種類と構造
 3-3.フライス加工の工具
4.研削加工
 4-1.研削加工の基礎と機械部品・金型製作
 4-2.研削盤とは
 4-3.研削盤の種類と構造
 4-4.研削砥石の選択基準
 4-5.ダイアモンド砥石とCBN砥石
 4-6.光学式ならい研削加工(プロファイル研削加工)
 4-7.クリープ・フィード研削
5.歯切り盤とそのほかの工作機械
6.放電加工
 6-1.放電加工とは
 6-2.形彫り放電加工の基本知識
 6-3.形彫り放電加工の加工電源方式
 6-4.形彫り放電加工の電気条件
 6-5.形彫り放電加工の加工液
 6-6.形彫り放電加工の加工特性の基本
7.NC(数値制御)とNC工作機械
 7-1.NC(数値制御)とは
 7-2.プログラミング
 7-3.座標系の指令方式
 7-4.制御方式
 7-5.NC工作機械特徴とその種類

第4セッション 新しいモノづくり技術
1.3DソリッドCAD/CAE/CAM/CAT/Networkシステムによるモノづくり革新
 1-1.3DソリッドCAD/CAE/CAM/CAT/Networkシステムの必要性
 1-2.従来の部品,金型設計・製作の流れ
 1-3.3D4CNシステムによる部品,金型設計・製作の流れ
 1-4.3D4CNシステムのハードウェアと情報の流れ
 1-5.プロダクトモデルによるモノづくり革新技術
2.同時5軸加工技術
 2-1.その特徴
 2-2.その効果(メリット)
 (1)工程集約
 (2)品質向上
 (3)工具寿命向上

スケジュール
昼食の休憩時間12:00~13:00を予定しております。
※進行によって、多少前後する可能性がございます。
キーワード
機会加工,切削,旋削,ボール,フライス,研削,放電,NC,CAD,CAE,web,セミナー
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