◆40年以上にわたり腐食防食の研究に従事してきた筆者が、
異種金属接触腐食(ガルバニック腐食)に絞って詳しく解説した稀有で貴重な1冊です!
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第1章 異種金属接触腐食とは(概説)
第2章 異種金属接触腐食研究の源流
第3章 各環境における問題点と異種金属接触腐食の事例
3.1 海水環境
3.2 淡水環境
3.3 大気環境
第4章 水溶液腐食の基礎
4.1 腐食反応の式
4.2 均一腐食と局部腐食
4.3 分極曲線と腐食速度
4.4 標準電極電位と自然電位
4.5 皮膜の保護性と耐食性
4.6 環境因子の影響
第5章 異種金属接触腐食の機構と予測
5.1 異種金属接触腐食の機構
5.2 カソード防食の利用法
5.3 異種金属接触腐食の予測の考え方と問題点
5.4 不働態金属がより貴な材料と接触した場合の考え方
第6章 環境の不均一によって生じるマクロセル腐食
6.1 流速差腐食とその事例
6.2 流速差腐食の機構
第7章 数値解析技術の適用
7.1 数値解析技術の必要性と解析的研究の源流
7.2 数値モデル化(支配方程式と境界条件)と境界要素法による解法
7.3 解析プログラムの開発と検証
7.4 実機ポンプへの適用例
第8章 異種金属接触腐食の対策技術
8.1 適切な材料選択
8.1.1 自然電位・分極曲線と異種金属接触腐食
8.1.2 異種金属接触腐食へ及ぼす流速の影響
8.2 カソード/アノード面積比の縮小
8.3 液間抵抗の低減または絶縁
8.3.1 溶液の導電率の影響
8.3.2 アノード/カソード間の距離の影響
8.3.3 絶縁対策
8.4 その他の対策
8.5 異種金属接触腐食対策のまとめ