★接着剤を扱う方のための必須講座です!接着接合部の設計、評価方法、トラブル対策まで事例を交えて解説します!

接着剤の正しい選び方&使い方およびトラブル処理事例【アーカイブ配信】

こちらは1/24実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。

セミナー概要
略称
接着トラブル【アーカイブ配信】
セミナーNo.
配信開始日
2025年01月27日(月)
配信終了日
2025年01月31日(金)
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:[email protected] 問い合わせフォーム
講師
エーピーエス リサーチ 代表 若林 一民 

<専門>
 接着・接着剤、粘着・粘着剤、シーリング・シーリング材に関するあらゆる技術事項
 および高分子の機能化変性技術

<学協会等>
 (一社)日本接着学会 構造接着・精密接着研究会幹事
 (NPO)接着・接着剤評価技術研究会幹事

<略歴>
 1967年3月 東京理科大学理学部応用化学科を卒業、同年4月総合接着剤メーカー、 ノガワケミカル株式会社へ入社
 1967年4月から3年間、 通産省(現経済産業省)工業技術院東京工業試験所(現産業技術総合研究所)へ出向して高分子合成・機能化変性の研究
 その後会社へ戻り、主は新規接着剤の研究開発。常務、専務、社長を歴任して、2007年6月に退任
 2007年7月に接着・粘着・シーリングに関するコンサルタント事務所、エーピーエス リサーチ(APS リサーチ)を設立

<単行本著書>
 若林一民、接着管理(上)高分子刊行会(1990)
 若林一民、接着管理(下)高分子刊行会(1992)
 若林一民、接着技術ノウハウ(基礎編)、日経BP社(2015)
 若林一民、接着技術ノウハウ(応用編)、日経BP社(2017)
 若林一民、自動車の軽量化を支える異種材料接着技術、日経BP社(2020)
 若林一民、Q&A形式で学ぶ接着・接合技術、AndTech(2021)
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
会員登録とは? ⇒ よくある質問
備考
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・配信開始日までに、セミナー資料はPDFでお送りします。セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

・動画のURLはメールでお送りします。
講座の内容
習得できる知識
・接着剤の正しい選び方
・接着剤の正しい使い方
・接着トラブル処理事例
趣旨
 自動車/航空機/鉄道車両などの軽量化、電気・電子機器の小型・薄型化といったニーズの高まりから、接着・接着剤技術への注目度が高まっています。その理由は、接着剤を使えば、(1)異種材料の接合が可能で比重のより軽い素材への転換が容易になる、(2)面で接合できるので点接合の場合よりも接合対象の剛性を高められる、(3)高剛性化によるゆとり分を接合対象の薄肉化に振り向けられる、(4)微小な部品や薄い部品でも接合できシール機能も持たせられる、などの利点が得られるからです。
 実際、欧米の自動車メーカーでは、車体や骨格の鋼材の接合にスポット溶接と接着を併用するスポットウェルドボンディングを適用し、鋼の肉厚を薄くして軽量化を推進しています。電気・電子機器でも、太陽電池やフラット・パネル・ディスプレイなど、薄いフィルムやガラス板を貼り合わせなければならないデバイスの増加が、シール性を備える接着剤の必要性を高めています。
 本講座は、接着剤の正しい選び方、接着剤の正しい使い方、そして接着トラブル処理事例について詳細に、わかりやすく説明します。接着剤を使う上での基本を知りたい設計者、接着現場の管理者にお薦めの講座です。
 
プログラム

1.接着剤の正しい選び方
 1-1.接着剤選定のルール
 1-2.接着される材料は何か?
   ・金属 / プラスチック / ゴム / ガラス&セラミックス / 木材など
 1-3.接着剤に望ましい性質は何か
 1-4.接着剤の使用方法は
 1-5.法規制を知る
 1-6.接着剤選定のためのチェックリスト
 1-7.接着剤の選定方法
 1-8.被着材から見た接着剤選定の早見表

2.接着剤の正しい使い方
 2-1.被着材の表面処理
  (1)表面処理の目的
  (2)被着材表面の異物
  (3)表面処理の工法
  (4)金属の表面処理
  (5)プラスチックの表面処理
  (6)プライマーによる表面処理
  (7)ゴムの表面処理
  (8)表面処理効果の判定
 2-2.接着作業
  (1)接着作業のフローチャートと留意点
  (2)接着接合のトラブル発生要因
  (3)接着剤の塗布
  (4)接着剤の固化・硬化
    ・(V)UVによる硬化
    ・高周波加熱による硬化
    ・マイクロ波加熱による硬化
    ・超音波加熱による硬化
 2-3.接着接合部の設計
  (1)接着設計の基本
  (2)応力の基本形と特性
  (3)接着接合部の形状と応力解析
  (4)せん断試験片の変形と応力分布
  (5)接合部の設計、重ね継ぎ(Lap joint)
  (6)せん断接着強さに及ぼす重ね長さの影響
  (7)疲労強さに及ぼす重ね長さの影響
  (8)スポットウェルドボンディング 
  (9)せん断およびはく離接着強さと接着層の厚さの関係
  (10)重ね接合部の板厚さと重ね長さ、破壊荷重の相関性
  (11)重ね合わせの長さと破壊強度の関係
 2-4.接着の評価方法
  (1)接着強さ試験方法
  (2)標準的な接着試験片
  (3)強さを低下させる要因
  (4)接着剤の硬化物で測定される代表的特性
  (5)接着・接着剤の信頼性評価
  (6)耐久性試験一覧
  (7)引張りせん断疲労試験
  (8)くさび衝撃試験
  (9)非破壊検査

3.接着トラブル処理事例~接着トラブルを無くすために~
 3-1.接着作業工程とトラブル発生要因
 3-2.エポキシ樹脂系接着剤のトラブル
 3-3.電気絶縁用ポリ塩化ビニル粘着テープのトラブル
 3-4.CR系溶剤形スプレー塗布接着剤
 3-5.SBR系接着剤での圧着不足によるトラブルとその対策
 3-6.ホットメルト接着剤のトラブル処理指針
 3-7.化学反応形アクリル系接着剤のトラブル処理

キーワード
接着剤、選び方、使い方、異種、表面処理、設計、接合、疲労、評価、試験、トラブル、不良
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