防水規格と試験は製品ごとに異なりますが、防水構造の基本を習得することで、それぞれの防水規格に適した設計が可能になります。
確固たる防水設計の知識を築いていくために、各設計の詳細を掘り下げて解説していきます!
こちらは2025/2/26実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。期間中何度でも視聴できます。
1. 電子機器と防水規格
1-1. 電子機器と防水性
1-2. 防水規格(防塵規格)
1-3. 防水規格別の製品群
1-4. 防水規格別の試験設備
1-5. 防水規格を得るには
1-6. 防水規格の落とし穴と対処法
2. 電子機器の防水構造設計の検討方法
2-1. 防水構造を考慮した筐体設計
2-2. キャップ・カバー設計
2-3. 防水膜・音響部
2-4. スイッチ
2-5. 防水モジュール(USB、スピーカーなど)
3. 止水部品の設計
3-1. ガスケット、パッキン(一体型、ゲル使用)
3-2. Oリング(参照値と実使用)
3-3. 防水両面テープ・接着剤
3-4. 防水ねじ
4. 防水筐体の放熱設計
4-1. なぜ放熱を考えるのか(密閉筐体による放熱特性の低下など)
4-2. 熱の3形態と熱伝導
4-3. 低温火傷を回避するコツ
4-4. 放熱材料の種類と選択方法
4-5. 費用対効果を考慮した放熱設計
5. 防水計算とCAEを用いた防水設計
5-1. ガスケット・パッキン止水と隙間の確認
5-2. 両面テープ 濡れ性
5-3. スイッチの押し感(クリアランス⇔干渉)
5-4. 放熱シミュレーション
6. エアリーク試験の設定と対策方法
6-1. エアリークテストの原理と測定方式(JIS Z 2330:2012)
6-2. エアリークテストの方法と閾値設定の考え方
6-3. エアリークの原因解明と対策実施例
6-4. エアリーク試験機の種類と代表的な機器
7. 防水設計の不具合例と対策手法
7-1. ガスケット設計と外観不具合
7-2. 防水テープクリープ現象
7-3. 防水膜のビビリ音
7-4. 防水キャップ/カバーの操作感度
8. 技術紹介・まとめ・質疑応答
8-1. TOM:基板防水
8-2. 撥水:簡易防水
8-3. 設計支援:一気通貫開発/フロントローディングプロセスの提案