☆導電性フィラーとポリマーからなる「導電性コンポジット」を開発するための講座。
パーコレーション理論の基礎や導電機構から、分散性評価法について。また、導電性フィラーの種類別に、具体例を挙げて分散性と導電性発現
の関係を詳細に解説します。
対象フィラーはカーボンブラック、グラファイト、炭素繊維、気相法炭素繊維、カーボンナノチューブ、グラフェン、液体金属、MXeneおよび導電性ポリマーです。
Zoomを使ったWEBセミナーです。在宅、会社にいながらセミナーを受けられます。
アーカイブ配信をご希望の方は下記リンクをご覧ください【視聴期間:11/29~12/6】
https://www.rdsc.co.jp/seminar/241175A
1.パーコレーション現象と導電性コンポジット
1-1 パーコレーション現象について
1-2 ポリマーの種類と特性
2.導電性フィラー配合樹脂の導電機構モデル
2-1 統計的パーコレーションモデル
2-2 General Effective Media (GEM) モデル
2-3 熱力学的パーコレーションモデル
2-4 動的パーコレーションモデル
2-5 Interparticle Distance (IPD) Model
2-6 ハイブリッドフィラーの閾値予測
3.フィラー粒子間の導電機構
3-1 直接接触モデル
3-2 被膜介在モデル(トンネル伝導モデル)
4.導電性フィラーの表面改質法と分散性
4-1 シランカップリング剤による改質
4-2 ポリマーグラフトによる改質
4-3 その他の表面改質法
5.ポリマーブレンド系での導電性フィラーの選択的局在化
5-1 ダブルパーコレーションとYoungの式
5-2 2成分ポリマーブレンド系でのフィラーの偏在
6.自己組織化導電ネットワーク形成系
6-1 PMMA/HDPE/VGCF系コンポジット
6-2 有機モンモリロナイト添加Nylon/CB系コンポジット
7.高アスペクト導電性フィラーのSlim-Fast機構
8.導電性フィラー配合樹脂の分散性評価法
8-1 画像統計解析
8-2 森下指数
9.カーボン系フィラーの特徴と配合樹脂の特性
9-1 カーボンブラック
9-2 グラファイト
9-3 炭素繊維
9-4 気相法炭素繊維
9-5 カーボンナノチューブ
9-6 グラフェン
10.金属フィラーの特徴と配合樹脂の特性
11.新規導電性フィラーの特徴と配合樹脂の特性
11-1 液体金属
11-2 MXene
11-3 導電性ポリマー
12.導電性コンポジットのウェアラデバイスへの応用
13.まとめ
【質疑応答】