塗布によるフィルムの高機能化とその際の欠陥防止について解説!

塗布膜の設計・形成と欠陥防止、機能性付与技術【アーカイブ配信】

こちらは3/13実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。期間中何度でも視聴できます

セミナー概要
略称
塗布膜【アーカイブ配信】
セミナーNo.
250334A
配信開始日
2025年03月13日(木)
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:[email protected] 問い合わせフォーム
講師
畠山技術士事務所 所長 技術士 (応用理学部門) 畠山 晶 氏
【略歴】
1980年~2013年まで富士フイルムの研究所に勤務し写真フィルム、光学フィルム、
太陽電池用バックシートなどの商品化研究と高分子の要素研究に従事。
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
■ 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
 ・3名以上同時申込は1名につき27,500円(税込)です。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
備考
こちらは3/13実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。

・配信開始日以降に、セミナー資料(PDF)と動画のURLをメールでお送りします。セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
・塗布技術の初歩を学びたい技術者
・実務で塗布の知識が必要になった技術者
・塗布による製造する商品を開発している技術者
・機能性塗布層を設計している技術者
趣旨
 近年、塗布層には種々の高機能化が求められている。高機能塗布層を実現するためには、前提として均一で面状故障が無い塗布層が必要である。いかに高機能な塗布層であっても、不均一であったり面状故障があれば商品として成立しないからである。
本講演では均一で面状故障が無い塗布層を得るための下記の技術について説明する。
 ①基材の特徴とその表面処理
 ②塗布層の構成素材の働きと塗布性への影響
 ③塗布液と塗布液に求められる物性
 ④塗布層の形成方法
 ⑤塗布層の故障とその対策
さらに高機能の塗布層には傷つき防止や耐久性などの汎用性能も要求される。このような当たり前の性能が不充分な塗布層には、どのような高機能を付与しても良い商品にはならないであろう。本講演では汎用性能を付与する方法についても紹介する。
プログラム

1.基材
  1.1 基材
  1.2 有機基材
  1.3 無機基材
  1.4 基材の表面エネルギー
  1.5 基材表面の形状
  1.6 基材の表面処理
   (1)表面処理の目的
   (2)コロナ処理
   (3)プラズマ処理
2.塗布層とその構成素材
  2.1 塗布層の構成素材
  2.2 バインダー
  2.3 架橋剤
  2.4 界面活性剤
  2.5 マット剤
  2.6 フィラー
  2.7 ポリマー
  2.8 消泡剤
  2.9 増粘剤
  2.10 溶剤
3.塗布層の形成
  3.1 塗布層の形成方法
  3.2 塗布に必要な塗布液の物性
  3.3 水系塗布と溶剤系塗布
  3.4 塗布法の例
   (1)塗布方法
   (2)バーコーター
   (3)グラビアコーター
   (4)スライドホッパーコーター
   (5)スロットダイコーター
   (6)スピンコーター
4.乾燥過程
  4.1 乾燥過程
  4.2 恒率乾燥過程
  4.3 減率乾燥過程
5.塗布乾燥工程で発生する故障
  5.1 塗布乾燥工程で発生する故障と欠陥
  5.2 塗布故障と欠陥
   (1)厚みムラ
   (2)スジ故障
   (3)はじきとへこみ
   (4)割れ
   (5)異物
   (6)泡故障
   (7)エア同伴
   (8)ゆず肌
   (9)白化
   (10)接着
6.汎用性能の付与
  6.1 導電性
  6.2 熱伝導性
  6.3 高屈折率化
  6.4 バリア性
  6.5 すべり性と耐傷性
  6.6 耐接着
  6.7 表面抵抗率低減とゴミ付き
  6.8 高耐久性
  6.9 機能性付与の弊害
7.まとめ

キーワード
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