★ レーザ加工技術の原理、特徴、課題を横断的に幅広く解説!
★ 接合、肉盛、切断、表面熱処理、ピーニング等の応用を記述!
★ 自動車ボディに用いられているレーザ接合技術の詳細を解説!
★ CO2レーザ、YAG レーザ、半導体レーザ等主なレーザを説明!
★ 近年注目のアディティブマニュファクチュアリングに言及!
第1章 レーザの概要
1. レーザの基本
2. レーザ加工技術の歴史
3. レーザの特性
4. レーザ加工の課題
4.1 熱加工における課題
4.2 非熱加工における課題
5. レーザの種類
5.1 CO2レーザとYAGレーザ
5.2 高出力ファイバーレーザ
(1) ファイバーレーザの基本構成
(2) 増幅用ファイバーの構造
(3) ファイバーレーザの特徴と特性指標
6. 金属材料におけるレーザの吸収と反射
参考文献
第2章 各種レーザ加工技術
1. レーザ加工技術の概要
2. レーザ切断
2.1 レーザ切断の歴史
2.2 レーザ切断の原理と特徴
2.3 水中レーザ切断
2.4 ファイバーレーザ切断(最新のアプリケーション)
2.5 レーザマイクロマシニング
2.6 レーザ切断の保安
3. レーザ溶接
3.1 レーザ溶接の歴史
3.2 レーザ溶接の原理
3.3 レーザ溶接パラメータ
3.4 レーザ溶接装置の種類および継手の分類
(1) レーザ溶接装置の種類
(2) レーザ溶接継手
3.5 レーザ溶接の特徴
3.6 レーザ溶接の欠陥
(1) ポロシティ
(2) 割れ
3.7 溶加材添加型レーザ溶接
3.8 自動車ボディへのレーザ溶接適用
(1) 自動車ボディに用いられる材料
(2) 自動車ボディの接合工法
(3) 自動車ボディでの各種接合技術使用比率
(4) 自動車ボディに用いられているレーザ接合技術
(5) テーラードブランク(TB:Tailored Blanks)溶接
(6) 自動車の3次元溶接
(7) リモートレーザ溶接
(8) LSW(Laser Screw Welding)
(9) 自動車部品への主なレーザ溶接適用例
(10) レーザ加工技術の将来展望
4. レーザ精密加工
4.1 YAGレーザ
4.2 ファイバーレーザ
(1) ファイバーレーザの特徴
(2) レーザ精密加工法の特徴
(3) レーザ精密加工の適用例
5. レーザブレージング
5.1 レーザブレージングの概要
5.2 高張力鋼のレーザブレージング
5.3 異材接合レーザブレージングを可能としたフラックスコアードワイヤ
5.4 レーザブレージングの異材接合の原理
5.5 レーザブレージングの適用可能な自動車部位
6. レーザクラッディング
6.1 レーザクラッディングの原理
6.2 レーザクラッディングのシステム構成
(1) レーザ源
(2) 粉末供給装置
(3) 加工ヘッド
6.3 レーザクラッディングの特徴
6.4 施工上の留意点
6.5 レーザクラッディングと他の表面処理法の比較
6.6 アディティブマニュファクチュアリング
6.7 レーザクラッディング材料および積層組織
6.8 レーザクラッディング適用事例
(1) 補修・形状修復
(2) 複雑形状部品の形状修復
(3) 耐摩耗性コーティング
(4) アディティブマニュファクチュアリング
6.9 レーザ合金化
(1) レーザ合金化の概要
(2) 実験方法
(3) 実験結果
7. レーザ焼入れ
7.1 従来の熱処理法
7.2 レーザ熱処理法
7.3 ダイレクト半導体レーザ
7.4 レーザ焼入れの原理
7.5 各種焼結材料への適用
(1) Fe-2Cu-0.8Cへの適用
(2) Fe-2Cu-0.5Cへの適用
(3) Fe-4Ni-0.5Mo-1.5Cu-0.5Cへの適用
7.6 各種形状への適用
(1) 局所焼入れ
(2) 円周状焼入れ
(3) その他
7.7 レーザ焼入れの利点
(1) 品質上の利点
(2) 工程上の利点
8. レーザピーニング
8.1 レーザピーニングの概要
8.2 レーザピーニングの原理と特徴8.3レーザピーニングの効果
(1) 圧縮残留応力
(2) 応力腐食割れの防止
(3) 疲労強度の改善
8.4 レーザピーニング施工システム
参考文献