◆ 地域(中国、欧米ほか)ごと、電池と自動車メーカー区分集計と解析!
◆ 2019 総電池搭載は約98GWh、2020年以降計画は約300GWh超!
◆ 電池生産立地 中国、欧州、米国ほか大幅拡大計画-計画は計画!
◆ EV電池の特性向上は頭打ち-比容量、入出力、温度とサイクル寿命!
◆ 単電池(セル)角槽型へ集約か、実績の確かな円筒と積層との棲み分け!
◆ EVの宿命・・・ 航続距離、高速走行性と発火事故・・・ 実例で要点を紹介!
◆ HVの燃費とEVの電費・・・ 技術ノウハウの競合で勝てるのは上位数社か!
◆ 環境規制の目標と達成・・・ EV1,000万台/年(2030)では不十分(IEA)!
◆ EV充電電力のCO2負荷・・・ ガソリンHVと充電EVはほぼ等価のCO2/km!
※ 本書から選択と集中のビジネスモデルとそのアクションを探って頂きたい。
はじめに(新型ウイルス克服後のEVと電池)
1 中国の自動車生産の状況、2020初頭
2 リチウムイオン電池の生産と原材料供給
3 EV化への転機と課題
4 Coronavirus crisis.に関してIEAの見解 2020/03/23
第1章 zEV生産と電池需要
1.1 EVとPHV、~2018年 実績と経緯
1.2 EVとPHV、2019~2030年推定
1.3 目標レベルと達成、台数と環境規制
1.4 (関連)自動車の動力構成、単位の換算
第2章 電池技術の多様化と集約
2.1 技術開発と実用化
2.2 量産電池のタイプ
2.3 特性、比容量と比出力
2.4 正極材の選定とコスト
2.5 (関連)正負極材の選定 工業規格
第3章 電池の生産と変遷
3.1 生産品目とメーカー
3.2 2019年段階の総GWh数
3.3 電池メーカーとEVメーカー
3.4 生産計画とコスト
(Ⅰ)今後の生産計画とコスト
(Ⅱ)正極剤の元素資源
3.5 EV 以外の用途展開
3.6 電池生産統計(経済産業省、財務省)
3.7 電池生産と投資規模
第4章 電池の特性と技術課題
4.1 市販EVの電池容量kWh
4.2 W(ワット)特性、出力と入力
4.3 実用サイクルと温度特性
(Ⅰ)サイクル特性と√則
(Ⅱ)温度とサイクル特性
4.4 比容量と技術課題
4.5 (関連)サイクルとセルの劣化
(Ⅰ)√則によるサイクル劣化解析
(Ⅱ)内部抵抗の変化とセルの特性
第5章 EVの生産、販売と推移
5.1 中国(推定と実績)
5.2 全世界(実績)
5.3 欧米、大形SUVの優位
5.4 日本、HVの成果
(Ⅰ)HVの特性と販売台数
(Ⅱ)変形HV 発電専用エンジン搭載
5.5 化石燃料車との入換
5.6 全世界と総合、事故率ppmほか
第6章 EVの走行特性と“電費”
6.1 パラメーターの選定
6.2 燃費と電費(1)直流DC
6.3 燃費と電費(2)交流AC
6.4 EVの高速走行時の制約
6.5 大形EVの急速充電
6.6 (関連)回生充電、走行諸元ほか
(Ⅰ)電動自動車の回生充電
(Ⅱ)走行諸元、各社データ(JC08、WLTC)
第7章 EVの環境効果レベル
7.1 CO2と燃費km/L
7.2 充電電力とCO2負荷
7.3 HVとEVの比較
7.4 国別の環境課題
7.5 IEAの見解 2030
7.6 (関連)電気事業のCO2発生
第8章 自動車のエネルギー課題
8.1 ガソリン、充電電力と水素
8.2 電力業界の対応
8.3 石油業界の対応
8.4 (関連)燃料の比エネルギーと水素H2ソース
第9章 電池とEVの基礎事項
9.1 電池の構造(角、円、層)
9.2 EVの電池システムの例(図)
9.3 電池の実用特性
9.4 電池材料の選択
9.5 電池とEVの安全性
9.6 走行モードとzEVカウント
終 章(電動化潮流を牽引する中国~「世界の電池工場」へ)
特別寄稿 みずほ銀行 湯 進
1.NEVの普及を左右するLIB技術
(1) 世界NEV市場の拡大
(2) LIB技術の向上
2.中国のEVシフト
(1) 政策の発動
(2) NEV市場の現状と課題
3.中国LIB産業の成長
(1) 政府主導の産業育成
(2) 外資系企業の参入
(3) 電池材料の確保
4.EV市場と電池市場の展望~むすびにかえて
(1) 2035年のモビリティ市場
(2) 日本企業の在り方