★ 安全性の確保は電池設計の合理性が基本!
★ 性能の悪い電池は安全性も低い...!
★ 安全性と高性能は両立する!
★ 乱立する安全性規則..どれがグローバル標準か?
★ 電池への表示、どれが任意でどれが法定か?
★ 発火事故の背景は電池購入手順のミスか?
★ UL、JIS、IEC、IEEE、区別が付かないが?
第1章 リチウムイオン電池の基本構成と安全性確保
1.1 基本用語と範囲
1.2 電池の用途拡大と発火事故の経緯
1.3 電池(セル)の構成、構造と基本特性
1.4 電気化学的な要件と安全性
1.5 セル設計と製造工程
1.6 安全性維持の要件(列記)
1.7 参考資料(正負極材、電解液ほか)
第2章 安全性規格と試験の概要
2.1 測定規格と安全性規格(役割分担)
2.2 内外の規格一覧と試験対象(セル、モジュールとシステム)
2.3 安全性試験の想定域と過酷度
2.4 安全性要求事項(合否判定)
2.5 参考資料_1(電池のAh容量と応用分野ほか)
2.6-1 参考資料_2(安全性試験チャート、過充電ほか)
2.6-2 開発プロジェクトの安全試験の事例
第3章 国内外の安全性規格・試験の各論と実務対応
3.1 JIS C 8712、8714と電気用品安全法
3.2 JIS C 8715-1、-2 (2012-2019)
3.3 UL、TUFと認証制度
3.4 UN危険物輸送勧告と試験項目と運用
3.5 電池の製品仕様、定格と購入手順
3.6 安全性試験の計画、目的と手順
第4章 電池応用製品ごとの規格・規制と安全性試験
4.1 携帯機器類
4.2 EVなど自動車分野
4.3 医療機器分野
4.4 再生可能エネルギーの蓄電システム(定置)
4.5 参考資料 (EV関係の詳細)
第5章 電池と応用製品の表示(マーキング)と背景となる規則等
5.1 各国の表示アイコン
5.2 EU電池指令
5.3 電気用品安全法
5.4 リサイクル関係法規
5.5 表示の実例とまとめ
第6章 安全性問題の根本的な解決への模索
6.1 リスクとハザード
6.2 全固体リチウムイオン電池
6.3 EVと事故率の試算
6.4 まとめ
資料一覧 (材料、部材、製造、二次電池工学 ほか)
安全性試験の和英用語一覧(JISほか)