☆ユーザー(BtoBの場合は顧客企業、BtoCの場合は消費者)の意識下にない市場の欲求を掘り起こして、研究開発や価値づくりに活かす!

『市場』の潜在ニーズを見つける方法【LIVE配信】

※オンライン会議アプリZoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。

セミナー概要
略称
潜在ニーズ【WEBセミナー】
セミナーNo.
開催日時
2024年12月12日(木) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:[email protected] 問い合わせフォーム
講師
ベクター・コンサルティング(株) 代表取締役社長 浪江 一公 氏
 ※元 日本工業大学 大学院技術経営研究科(MOT) 教授

【略歴】
 大手電機メーカー、アーサー・D・リトル(ジャパン)㈱、等を経て、現在ベクター・コンサルティング(株) 代表取締役社長。
 技術マネジメントおよび経営に関するコンサルティングにおいて30年の経験を有す。
 2022年3月まで日本工業大学大学院技術経営研究科(MOT)教授を兼任。
 北海道大学工学部、米国コーネル大学経営学大学院(MBA)卒。

【著書】
 「プロフィット・ピラミッド超高収益を実現する14のシンプルな法則」(ダイヤモンド社)
 (韓国語及び中国語でも出版)
 「高収益革命のデザイン」(ダイヤモンド社)
 「製造業の高収益革命」(同上)
 「全図解 戦略参謀マップ」(同上)

【訳書】
 「ステージゲート法―製造業のためのイノベーション・マネジメント」(英治出版)
 「エマソン 妥協なき経営」(ダイヤモンド社)
 「会社の不文律」(同上)

その他、技術マネジメント、事業戦略、ビジネスモデル等のテーマで雑誌への寄稿多数。
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  44,000円 (本体価格:40,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員の方あるいは新規会員登録していただくと、下記の割引が適用されます。
 ・1名申込の場合、55,000円(税込)→44,000円(税込)
 ・2名同時申込の場合、合計110,000円(税込)→合計55,000円(税込)
   ※両名の会員登録が必要です。

会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
・本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーとなります。

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについてはこちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
研究開発部門、研究企画、技術企画、新事業開発部門、経営企画、商品企画などの部門の方々で、
 -テーマ創出に携わっておられる方
 -テーマ創出の仕組み構築に携わっておられる方
 -潜在ニーズ探求に関心のある方 など
趣旨
 20年ほど前から、潜在ニーズを見つけることの重要性がさまざまな機会で、議論されるようになりました。なぜ潜在ニーズが重要かというと、潜在ニーズを充足することで、顧客に提供する価値、すなわち顧客価値を拡大することができるようになり、さらにその大きな顧客価値は顧客の数を拡大し、加えて潜在ニーズは無限に存在し尽きることはないからです。その結果、継続的な大きな収益を生んでくれるからです。
 しかし、現実にはほとんどの企業で、この潜在ニーズを見つける具体的かつ体系的な活動を行ってはいません。それは、潜在ニーズの重要性が明確にとらえられておらず、また潜在ニーズを見つけることは必ずしも簡単なものではなく一方で、潜在ニーズを見つけるための具体的な活動とはどのようなものかが、理解されていないためです。
 本セミナーにおいては、市場の潜在ニーズを見つけることの重要性を詳しく議論した後、市場の潜在ニーズを見つける具体的な活動を、大きなフレームワークを提示した上で、そのフレームワークを実行する具体的な活動を、事例を示しながら詳しく提示いたします。
 本セミナーでは、以上より市場の潜在ニーズを見つける方法を学ぶことができます。
プログラム

1.なぜ研究開発部門が事業戦略を考えなければならないのか?
 - キーエンスの例/日立の例
 - 潜在ニーズを見つけることの2つの重要な意義
  ・大きな売上/高い利益率を実現
  ・無限の収益機会を提供

2. 潜在ニーズを見つけるフレームワークとプロセス
 - 潜在ニーズの継続的収集のためのプロセスの全体像
 - なぜこのような一見冗長なプロセスとなるのか
  ・顧客は、自分のニーズを明確にとらえてはいないもの
  ・提案をぶつけ続けると、潜在ニーズが見えてくる(矢と的のアナロジー)    
  ・そのために「製品アイデア候補の創出/進化」や「製品アイデア候補の顧客への提示」が必要となる

3.潜在ニーズ候補の抽出/進化
 - 競合他社や顧客がもたない広い視野で市場ニーズを探す
 - 市場ニーズを探すための2つの視野と活動
 - 提供顧客価値を拡大する:顧客価値拡大モデル<VACES>
  ・顧客自身の製品・サービスの提供価値向上
    日本触媒の例
  ・顧客の懸念・面倒の払拭
    日東電工/IBMの例
  ・顧客の全体コスト低減
    東洋電機の例
  ・顧客社員の作業環境や能力の向上
    加賀屋/コマツ/日本ペイントの例
  ・顧客の社会的価値の向上
    ダウジョーンズ/住友化学の例
 - 市場を多面的に見る:市場を見る3軸とその活動
 <TAD>
  ・時間軸(Time)の施策
    マクロ環境分析、シナリオプラニング、ライトハウスカスタマーの利用(島津製作所/シマノの例)、顧客の先端部門とコンタクト(NEC/IBMの例)、〇〇先進国に目を向ける、『顧客』の本質ニーズをつかむ(シマノ/ミルクシェイク/ホンダの例)
  ・分野軸(Area)の施策
    顧客ではなく市場に目を向ける(バックホーメーカーの例)、広義の市場に目を向ける、顧客の製品のライフサイクル全体を見る(テトラパックの例)、非顧客の無消費にも注意を向ける(バイクメーカー/アルコール飲料メーカーの例)、途上国市場からインサイトを得る(花王/シーメンス/GE/P&Gの例)、数多くの顧客とコンタクトを持つ(ワコールの例)、一人、一社のニーズの背後には 千人、百社のニーズがある (電子機器メーカーの例)、面で活動する(エーザイ/小林製薬/前川製作所の例)

4.潜在ニーズ候補の抽出/進化(続き)
 -市場を多面的に見る:市場を見る3軸とその活動
 <TAD>
  ・深度軸(Depth)の施策
    市場と直接の接点を持つ(エドワード・デボノ/ 日立/エーザイの例)、顧客の行動観察(ICIペイントの例)、顧客を自ら体験する(化粧品材料メーカー/石野製作所/旭化成の例)、市場との継続的対話の実施(みずほ銀行/村田製作所の例)、ラガードとコンタクトをする、顧客のコンサルティング(キーエンス/島津製作所の例)、顧客の相談窓口の設置・活用(ディスコの例)、顧客のトレーニングの場の活用(テルモ/ファナックの例)、顧客サイトに拠点を持つ(日東電工/日特エンジニアリング/ゲストエンジニア制度/コマツの例)、顧客と共同で潜在ニーズを探る(日立の例)、サービス情報の活用(シマノの例)、自社 コア技術に基づく顧客との議論の場の設定(富士フイルム/帝人/日立/3Mの例)

5.製品アイデア候補の創出/進化
 - 製品アイデア創出プロセス
  ・発散と収束を繰り返す
 - タスク1:良いアイデアとはの定義
 - タスク2:対象市場の選定
 - タスク3:VACESの視点で市場ニーズリスト化
  ・効果的なブレーンストーミングの実施法
 - タスク4:製品アイデア候補創出<1次>
 - タスク5:製品アイデア評価・選択<1次>
 - タスク6:まとめ<1次>
 - タスク7~タスク9<2次>の活動

6.製品アイデア候補の顧客への提示
 - 「製品アイデア候補の顧客への提示」の目的
 - どういう形で製品アイデアを顧客に提示するか?

7.最後に

【質疑応答】

キーワード
潜在ニーズ,市場,顧客,需要,欲求,価値,製品,商品,開発,事例,研修,講座,セミナー
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