☆このセミナーはアーカイブ配信です。配信期間中(1/31~2/7)は、いつでも何度でも視聴できます!

セラミックスの破壊メカニズムと破壊強さ試験・信頼性評価の基礎【アーカイブ配信】

※こちらは1/28実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。

セミナー概要
略称
セラミックス信頼性【アーカイブ配信】
セミナーNo.
配信開始日
2025年01月31日(金)
配信終了日
2025年02月07日(金)
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:[email protected] 問い合わせフォーム
講師
香川大学 創造工学部 創造工学科 材料物質科学領域 准教授 博士(工学)松田 伸也 氏

《専門》
 材料力学,材料強度学,破壊力学

《略歴》
 2009年3月 愛媛大学大学院 理工学研究科 博士後期課程生産環境工学専攻 修了
 2009年4月 - 2013年3月 沼津工業高等専門学校 機械工学科 助教
 2013年4月 - 2015年6月 同上 講師
 2015年7月 - 2017年3月 同上 准教授
 2017年4月 - 2021年3月 香川大学 工学部 材料創造工学科 講師
 2021年4月 - 現在 香川大学 創造工学部 創造工学科 材料物質先端材料科学領域 准教授

《所属学会》
 日本材料学会,日本機械学会,日本複合材料学会,日本工学教育協会
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  38,500円 (本体価格:35,000円)
学生:  44,000円 (本体価格:40,000円)
価格関連備考
会員の方あるいは新規会員登録していただくと、下記の割引が適用されます。
 ・1名申込の場合、49,500円(税込)→38,500円(税込)
 ・2名同時申込の場合、合計99,000円(税込)→合計49,500円(税込)
   ※両名の会員登録が必要です。

会員登録とは? ⇒ よくある質問
備考
本セミナーは、約3時間の講演を収録したアーカイブ配信セミナーです。
配信期間中はいつでも何度でもご視聴いただけます。

【アーカイブ配信セミナーの申込・受講手順】
1)このHPから受講申込をしてください。
2)申込後、受理の自動返信メールが届きましたら申込完了です。また確認後、すぐに請求書をお送りいたします。
3)視聴開始日までにセミナー資料と閲覧用URLをお送りさせていただきます。
 ※申込者以外の視聴はできません。録音・録画などの行為を固く禁じます。
 ※配布資料の無断転載、二次利用、第三者への譲渡は一切禁止とさせていただきます。
講座の内容
受講対象・レベル
・セラミックス部材を用いた構造体の設計,生産技術,保守,点検等にかかわる技術者
・これからセラミックスを構造部品などに使用するとき,基本を身に着けたい方
・セラミックスは金属と同じ考え方・強度設計でよいと考えている方
・セラミックスは,脆いから使えない・使いたくないと思っている方
必要な予備知識
・必須ではないが、材料力学の基本を身についている方が望ましい。
習得できる知識
1.セラミックスと金属の破壊メカニズムの違い
2.破損したセラミックス部材の破壊原因の見つけ方の基礎
3.基本的な強度試験方法と強度・寿命信頼性評価の基礎取扱い方
趣旨
 構造物や製品において,その部品の破損はシステムの故障や重大な事故を引き起こす可能性があります。したがって,長期信頼性を確保した構造物や製品を強度設計製作するためには,使用する材料の強度試験を行い,強度特性を理解することは必須です。金属は,強く,よく伸びる性質を有します。そのため,いきなり壊れることはなく,必ずその変形や損傷の徴候がみられます。
 一方でセラミックスは,金属材料と比較して耐熱性,高比強度,耐摩耗性など優れた特性を有しています。しかしながら最大の欠点は,非常に脆く,金属のように伸びないためにその変形や損傷の徴候が見られず,突然,脆性破壊します。このように金属とは対照的である,脆く伸びないセラミックスならではの強度の考え方・取扱い方があります。
 そこで本講座では金属材料と比較して,①破壊メカニズムや破損の仕方の違いを説明し,②破損したセラミックスの原因の見つけ方の基礎を学びます。最後に,③破壊強さ強度試験方法とおよび強度および寿命および信頼性寿命評価の基本を解説します。
プログラム

1.セラミックスの破壊原因と破壊規準
 1.1 セラミックス強度信頼性評価に関する歴史
 1.2 金属とセラミックスの破壊原因と破壊規準
  (1)金属材料の塑性降伏条件
  (2)セラミックスの破壊原因と破壊条件
 1.3 金属とセラミックスの破壊形態

2.破壊強さおよび破壊力学特性強度試験
 2.1 引張試験の問題点
 2.2 曲げ試験と破壊じん性値試験
 2.3 強度特性に及ぼす諸因子(速度・加工キズ)の影響
 2.4 破壊じん性値試験

3.強度および寿命信頼性評価の基礎
 3.1 ワイブル分布
 3.2 ワイブル解析方法と強度解析
 3.3 強度に及ぼす寸法効果の評価法
 3.4 基本的な疲労寿命評価法
  (1)金属材料の疲労寿命評価法
  (2)セラミックスの疲労寿命評価法

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