他社の技術開発の実態を把握し、勝ち抜くためのエッセンス!
■本誌の特徴等
1.調査目的
ロボットに関する公開特許公報を技術的観点と出願人別観点の両面から全体及び詳細分析を行い、近未来の個別技術項目 及び個別出願人の動向(盛衰)予測に役立つ内容とした。
分析に際し新たに工夫した点は、
(1)Fタームの理解を容易にできる
(2)「Fターム系統図」を導入することにより、注目技術項目のみならず周辺の技術項目も体系的に検討できるので広い視野を持って、もれなく技術検討できる。
(3)Fタームの近未来の盛衰予測を周辺技術を見ながら行うための手段として、「Fターム別件数マップ」のFタームの並べ方を「Fターム系統図」の並べ方と一致させた。
(4)Fターム出願人件数マトリクスマップで、出願人同士の技術分布の類似度を比較する場合、「Fターム相関係数マトリクス」により定量値比較でがきるようにし、また、複数の出願人同士の類似度も同時に比較できるようにした。
等を明確にして、知財の現状に付き具体的データを提供し、今後の開発の指針決定に役立てようとするものである。
2.特許情報の収集方法
本調査報告書は、ロボットに関する過去15年間(国内公開日:1998年1月1日~2012年12月31日)に及ぶ公開特許について、特許検索ASPサービスSRPARTNER」((株)日立システムズ 製)を使用し、検索、収集した。また、報告書作成には、パテントマップ作成支援ソフト「パテントマップEXZ」(インパテック(株)製)を使用した。
特許情報公報の総数は 15,659件 である。
3.報告書の構成
本報告書は、以下の4つの部分から構成されている。
A. テーマコード3C707の公開件数の概要
B. テーマコード3C707のFターム分析
C. テーマコード3C707の出願人分析
D. まとめ
4. 本報告書の特徴
Fターム及び出願人の詳細分析対象の抽出は、公開件数の絶対値、増加比率、増加件数、増加時期を考慮して実施した。
具体的には下記の通りである。
●Fタームに関しては、
(1)公開件数上位10位観点のFターム分析
(2)現世代(2006~2012年)Gr.VS.前世代(1998~2005年)Gr.の観点別件数伸長率上位5位のFターム分析
(3)2011,12年/2009,10年の観点別公開件数伸長率上位5位観点のFターム分析
(4)(2011,12年)と(2009,10年)の件数差上位5位観点のFターム分析
(5)直近3年間(2010年~2012年)の公開件数上位10位観点のFターム分析
(6)直近10年間(2003年~2012年)で出現している観点の分析
●出願人に関しては、
(1)公開件数上位6位出願人のFターム分析
(2)直近3年間(2010年~2012年)の公開件数上位出願人のFターム分析
はじめに
A.テーマコード3C707の全体分析
A-1. テーマコード3C707の公開件数の概要
A-2. テーマコード3C707のライフサイクルマップ
A-3. テーマコード3C707の公開件数(年次と累計)
A-4. テーマコード3C707の観点別公開件数
A-4-1. 観点別分析概要
A-5. テーマコード3C707の出願人別公開件数
A-5-1. 出願人別分析概要
A-6. テーマコード3C707の観点と出願人の組合せ分析
A-6-1. 観点と出願人の組合せ公開件数
B.テーマコード3C707のFターム分析
B-1. 公開件数上位10位観点のFターム分析
B-1-1. 件数ランキング1位:AS(用途)のFターム分析
B-1-2. 件数ランキング2位:KS(検出の対象)のFターム分析
B-1-3. 件数ランキング3位:3C707 BS(マニプレータの種類、タイプ)のFターム分析
B-1-4. 件数ランキング4位:HS(駆動源)のFターム分析
B-1-5. 件数ランキング5位:DS(把持装置の全体構成)のFターム分析
B-1-6. 件数ランキング6位: NS(ワークの状態)のFターム分析
B-1-7. 件数ランキング7位:CS(基台)のFターム分析
B-1-8. 件数ランキング8位:WA(自走、自律型のタイプ)のFターム分析
B-1-9. 件数ランキング9位:CY(本体機構の目的)のFターム分析
B-1-10. 件数ランキング10位:HT(伝動装置)のFターム分析
B-2. 現世代Gr.VS.前世代Gr.の観点別公開件数伸長率の俯瞰と分析対象観点の抽出
B-3. 現世代Gr.VS.前世代Gr.の観点別件数伸長率上位5位のFターム分析
B-3-1. 件数伸長率1位:XK(アシスト機能に関する特徴)のFターム分析
B-3-2. 件数伸長率2位:WK(歩行の制御)のFターム分析
B-3-3. 件数伸長率3位:CX(関節)のFターム分析
B-3-4. 件数伸長率4位:JT(操縦桿)のFターム分析
B-3-5. 件数伸長率5位:LU(速度、力、ハイブリッド)のFターム分析
B-4. 2011,12年/2009,10年の観点別公開件数伸長率の俯瞰と分析対象観点の抽出
B-5. 2011,12年/2009,10年の観点別公開件数伸長率上位5位観点のFターム分析
B-5-1. 件数伸長率2位:MT(制御目的)のFターム分析
B-5-2. 件数伸長率3位: KT(視覚装置、画像化装置)のFターム分析
B-5-3. 件数伸長率4位:LT(位置制御)のFターム分析
B-5-4. 件数伸長率5位:KW(センサに特徴のあるもの)のFターム分析
B-6. (2011,12年)と(2009,10年)の観点の 公開件数差の俯瞰と分析対象観点の抽出
B-7. (2011,12年)と(2009,10年)の 公開件数差上位5位観点のFターム分析
B-7-1. 件数差ランキング5位:EV(狭持装置の当接部)のFターム分析
B-8. 直近3年間(2010年~2012年)の観点別公開件数の俯瞰と分析対象観点の抽出
B-9. 直近3年間(2010年~2012年)の公開件数上位10位観点のFターム分析(但し分析対象観点はLV,KX,ES)
B-9-1. 件数ランキング4位:LV(その他の各制御)のFターム分析
B-9-2. 直近3年間の件数ランキング7位KX(センサの配置)のFターム分析
B-9-3. 直近3年間の件数ランキング8位ES(狭持装置単体の形態)のFターム分析
B-10. 直近(2003年~2012年)で出現している観点の分析
B-10-1. 直近に出現順の3C707のFタームの俯瞰
B-10-2. 直近に出現の3C707のFターム別件数推移
B-10-3. 直近に出現の3C707のFターム*出願人件数マトリクス
B-10-4. 直近に出現の3C707のFターム出願人別件数時系列推移
C.テーマコード3C707の出願人分析(全出願人対象)
C-1. 出願人別公開件数の俯瞰と分析対象出願人の抽出
C-2. 直近3年間(2010年~2012年)の出願人別公開件数の俯瞰と分析対象出願人の抽出
C-3. 公開件数上位6位のFターム分析
C-3-1. 件数ランキング1位 安川電機のFターム分析
C-3-2. 件数ランキング2位 本田技研工業のFターム分析
C-3-3. 件数ランキング3位 ソニーのFターム分析
C-3-4. 公開件数ランキング4位 トヨタ自動車のFターム分析
C-3-5. 公開件数ランキング5位 パナソニックのFターム分析
C-3-6. 公開件数ランキング6位 ファナックのFターム分析
C-4. 直近の公開件数上位出願人のFターム分析
C-4-1. 件数ランキング3位:セイコーエプソンのFターム分析
C-4-2. 件数ランキング5位:デンソーウェ-ブのFターム分析
C-4-3. 件数ランキング6位:IHIのFターム分析
C-5. 出願人の共同出願状況(縦軸上位30位出願人*横軸上位40位出願人)
D.まとめ
D-1. Fタームの動向と出願人のシェア推移
D-1-1. 観点ランキング 1-4位
D-1-2. 観点ランキング 5-8位
D-1-3. 観点ランキング 9-12位
D-1-4. 観点ランキング 13-16位
D-1-5. 観点ランキング 17-20位
D-1-6. 観点ランキング 21-24位
D-1-7. 観点ランキング 25-28位
D-1-8. 観点ランキング 29-32位
D-1-9. 観点ランキング 33-36位
D-1-10. 観点ランキング 37-40位
D-1-11. 観点ランキング 41-44位
D-1-12. 観点ランキング 45-47位