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車載用デバイスと構成部材の最新技術動向
Latest technology trend of in-vehicle devices and components

商品概要
個数

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略称
車載用デバイス
商品No
bk8050
発刊日
2018年10月05日(金)
ISBN
978-4-904482-53-7
体裁
A4判・並製・145頁・カラー
価格
110,000円 (本体価格:100,000円)
送料
当社負担(国内)
発行
(株)シーエムシー・リサーチ
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:[email protected] 問い合わせフォーム
著者
鵜飼 育弘 氏
Ukai Display Device Institute 代表、技術コンサルタント、工学博士

【講師経歴】
 1968年:大阪大学卒業、同年ホシデン㈱入社
 1979年から主にトップゲート型a-Si TFT-LCD のR&Dおよび事業化に従事
 1989年:Apple Macintosh potableに世界で初めて10型モノクロ反射型のa-Si TFT-LCDが採用された
 1994年:世界で初めて民間航空機(ボーイング777)コックピット用ディスプレイとしてTFT-LCDが採用された。スペースシャトルのコックピット用ディスプレイとしても採用された
 1997年:Du Pontとa-Si TFTとSeによる直接変換型X線ディテクタ(FPD:Flat Panel Detectorを 開発実用化
 1999年:東京工業大学から工学博士号授与される
     同年3月退職(退職時開発技術研究所参与)
 1999年:ソニー㈱入社 STLCD(ソニーと豊田自動織機の合弁)技術部長としてLTPS TFT-LCDの量産立ち上げに従事。
     世界で初めてガラス基板上にLTPS TFTによるシステム・オン・パネルの量産
 2002年~:モバイルディスプレイ事業本部担当部長及びコーポレートR&Dディスプレイデバイス開発本部 Chief Distinguished Engineer として、技術戦略・技術企画坦当。In-Cell化技術を学業界に提唱し事業化を推進
 2008年3月:ソニー㈱退職
 2008年4月~:現職
   Journal of Display Technology (A Joint IEEE/OSA Publication) Co-Editor歴任
   九州大学、大阪市立大学大学院非常勤講師歴任
   矢野経済研究所 客員研究員、 関西コンバーティングものづくり研究会 幹事
   応用物理学会終身会員 Society for Information Display Senior Member
   「薄膜トランジスタ技術のすべて」「実践ディスプレイ工学」「フレキシブルOLEDの最新技術動向」など著書多数
発刊にあたって
 「車載用デバイスと構成部材の最新技術動向」と題した本書は次の章から構成される。
  第1章 車が第三の生活空間に
  第2章 車載用ディスプレイの開発動向と構成部材への要求性能
  第3章 車載タッチパネルの開発動向と構成部材への要求機能
  第4章 車載用イメージセンサの開発動向と構成部材への要求性能
 本書の目的は、大きく分けて以下の4点である。
  (1) 車載用デバイスの要求性能を理解し、民生用との違いを明確にする。
  (2) 最新技術を理解する上で必要な基礎技術及び車載固有の技術を取得。
  (3) デバイスを構成する部品及び材料に関する最新技術とその動向の取得。
  (4) 技術動向に合わせて市場動向及びビジネス面の把握。
 したがって、この書籍1冊で基礎から最新技術まで取得できる構成になっている。
 本書が読者諸賢にいささかでも役立つなら著者の喜びとするところであり、同時に本書の内容について、諸賢各位に御叱責をお願いする次第である。
                    鵜飼育弘
書籍の内容
第1章 車が第三の生活空間に
 1. はじめに
 2. クルマが「第3の生活空間」
 3. 今後のモビリティトレンド
 4. 統合コックピットと包括的なHMI
  4.1 車載用OLEDディスプレイ
  4.2 車載用曲面ディスプレイとFree Programmable Cluster: FPCフル液晶クラスター
第2章 車載用ディスプレイの開発動向と構成部材への要求性能
 1. 車載機器用と民生機器用の違い
  1.1 インストルメント・クラスタ/センター・インフォメーション用ディスプレイとは
  1.2 要求仕様と開発動向
  1.3 ディスプレイ技術の新規応用
  1.4 German Spec V5
 2. ディスプレイ技術
 3. ディスプレイサイズと形状
  3.1 JDIの12.3型曲面TFT-LCD
  3.2 日本精機の一体風表現
 4. 直射日光下での視認性(Ambient Contrast Ratio)
  4.1 LCDとOLEDのACR
  4.2 モバイル用LCDとOLEDのACRと周囲光との関係
  4.3 大型TV用パネル
 5. 直射日光下で視認可能な低反射FFS-LCD
  5.1 目的と背景
  5.2 低反射新規LCDの構成
  5.3 視野角特性
  5.4 ローカルディミングバックライト(Local Dimming Backlight)
  5.5 12.3型低反射LCDの試作
  5.6インパクト
 6. 動画応答時間(Moving Picture Response Time)
  6.1 インパルス表示とホールド表示
  6.2 TFT-LCDの動画ぼやけ(motion blur)
  6.3 オーバードライブ駆動技術
  6.4 黒挿入駆動と倍速駆動
  6.5 TFT-LCDとAMOLEDの動画応答時間
 7. Free-form対応技術
  7.1 液晶と配向技術の基礎
  7.2 分子配列と表示モード
  7.3 ホモジニアス自己配向
  7.4 ホメオトロピック自己配向
 8. Head Up Displayの動向
  8.1 HUDの基本原理
  8.2 インターネプコン2018展示品(日本精機)
  8.3 コニカミノルタの3D AR HUD(三次元拡張現実ヘッドアップディスプレイ)
  8.4 複数のHUD表示時の安全性
 9. 市場動向
 10. 車載用AMOLED(有機EL)の動向
 11. 車載用ディスプレイの構成部材
  11.1 液晶材料
  11.2 ポラテクノの高コントラスト・高耐久性偏光板
  11.3 ダイセルのアンチグレアフィルム
  11.4 日本ゼオンのフレキシブルフィルム
  11.5 藤森工業㈱ 3D被覆用透明粘着フィルム「マスタックTS」
 12. 自動運転を支える・求められるディスプレイ技術
  12.1 ADASにおけるHMIの位置付け
  12.2 今後ADASに期待される技術
  12.3 JDIのコックピットイメージ
 13. 車載用ディスプレイの市場動向、業界動向
  13.1 市場動向
  13.2 業界動向
  13.3 市場動向
第3章 車載タッチパネルの開発動向と構成部材への要求機能
 1. はじめに
 2. 車載用タッチパネルの要求性能
 3. 車載用タッチパネルの実用化と開発動向
  3.1 抵抗膜式
  3.2 投影型静電容量方式
 4. 実用化事例
  4.1 JDIのLTPSTFT-LCDとIn-Cellタッチパネル
  4.2 パナソニックの曲面タッチパネル
 5. 構成部材への要求性能
  5.1 低反射技術
  5.2 虹むら(rainbow)対策
  5.3 光学貼り合わせ材料とプロセス
  5.4 モスアイフィルム
 6. フレキシブル化と構成部材への要求性能
  6.1 スマートハンドル
 7. フレキシブル化と構成部材への要求性能
  7.1 ITO代替材料
  7.2 フレキシブル基板材材料
  7.3 3次元透明タッチパネル
 8. 車載用タッチパネルの市場動向
第4章 車載用イメージセンサの開発動向と構成部材への要求性能
 1. イメージセンサからセンシングへ
  1.1 積層CMOSイメージセンサ
  1.2 3層構造CMOSイメージセンサ
  1.3 Pyramid Surface for Diffraction(PSD)構造による近赤外CIS
  1.4 画素並列A/D変換器搭載裏面照射型CMOSイメージセンサを開発
  1.5 まとめ
 2. オンチップカラーフィルタ
  2.1 オンチップカラーフィルタ
  2.2 技術ロードマップ
  2.3 マイクロレンズの開発
  2.4 次世代イメージセンサ技術の開発
  2.5 まとめ
 3. 高機能プラスチック
  3.1 環状オレフィン系樹脂「アペル」
  3.2 チオウレタン系メガネレンズMRシリーズ
 4. 市場動向
おわりに
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