⭐におい・香りセンシングの基礎、歴史、現状、「ヒト嗅覚受容体センサー」について紹介します。
⭐後半は、匂い情報の記録、保存、伝送、再生の実現に向けた課題について解説します。

におい・香りセンシングの基礎と応用【アーカイブ配信】
~従来型においセンサーからヒト嗅覚受容体センサーへの展開~
ヒト嗅覚情報DXに向けて

こちらは11/19実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。期間中何度でも視聴できます

セミナー概要
略称
においセンサ【アーカイブ配信】
セミナーNo.
配信開始日
2024年11月20日(水)
配信終了日
2024年11月29日(金)
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:[email protected] 問い合わせフォーム
講師
大阪大学産業科学研究所 所長・教授 博士(農学) 黒田 俊一 氏

【専門】
応用細胞生物学

【略歴】
S59 京都大学農学部農芸化学科卒業
S61 京都大学大学院農学研究科修了
S61 武田薬品工業株式会社入社
H6-H8 神戸大学バイオシグナル研究センター 助手
H8-H10 同助教授
H10-H21 大阪大学産業科学研究所 助教授
H14-H15 ジュネーブ大学医学部 客員教授(兼任)
H21-H27 名古屋大学大学院生命農学研究科 教授
H27- 大阪大学産業科学研究所 教授
H31/R1-R2 同 副所長(兼任)
H31/R1-R2 同 産業科学AIセンター センター長(兼任)
R4- 大阪大学産業科学研究所 所長

【主な受賞】
日本農芸化学会 奨励賞
日本農芸化学会 技術賞
日本バイオベンチャー大賞 文部科学大臣賞
ものづくり日本大賞 経済産業大臣賞
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
備考
・こちらは11/19(火)実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。
・配信開始日までにセミナー資料、閲覧用URL(※データの編集は行っておりません)をお送りします。
・セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
・におい・香りに関するビジネスに携わっている方
・におい・香りに関する研究に携わっている方
・におい・香りの要素を取り入れようと考えている香粧品、食品、自動車、生活用品、電気製品、住宅等の開発担当者
必要な予備知識
・生物学的バックグラウンドを有している方のほうが理解しやすいと思いますが、できるだけ基礎から解説いたします。
習得できる知識
におい・香りの非属人的評価方法の概要を習得できる。
においセンサーのにおい・香りビジネスへの活かし方を習得できる。
におい・香りに関する課題の解決方法を習得できる。
ヒト嗅覚の仕組みを習得できる。
におい情報のデジタル化の概念を理解できる。
趣旨
におい分子は少なくとも40万種類は存在し、世の中のにおいは、それらが混ざった複合臭である。におい分子の組合せは無限大に近く、その複雑さが、ヒト嗅覚が感じる全てのにおいを定量的なデジタルデータとして表現することを困難にしている。もし、ヒトの感じるにおいや香りを、1つのセンサーで全て感じ取ることが出来るならば、においデータ(香りデータ)の定量的表現が可能になり、第3者に確実に伝えることができるため、においや香りの研究やビジネスにおけるインパクトは計り知れない。本講座では、におい・香りセンシング(特にe-NOSE)の基礎、歴史、現状を概説し、上記目的を達成する我々が実用化したセンサー「ヒト嗅覚受容体センサー」を具体的に紹介し、それにより実際に社会実装した例を中心に、初めて可能になる研究やビジネスについて述べたい。後半の内容は、匂い情報の記録,保存,伝送,再生(一連の流れを匂い情報DXと呼ぶ)の実現に向けた課題を述べる.
プログラム

1.におい・香りとは?
    1-1.研究におけるにおいと香り
    1-2.産業におけるにおいと香り

2.従来型においセンサー
    2-1.化学センサーなど
    2-2.歴史(特にe-NOSE)

3.最近のにおいセンサーのトレンド
    3-1.超高感度においセンサーなど
    3-2.長所と短所

4.ヒト嗅覚システムについて
    4-1.ヒトのにおいの感じ方
    4-2.嗅覚受容体とは?

5.におい・香り情報のデジタルデータ化
    5-1.何をにおい・香りの基準とするのか?
    5-2.セルアレイセンサー
    5-3.定量化の方法
    5-4.感度
    5-5.安定性
    5-6.様々なサンプルの取扱法

6.においマトリックスによるにおい・香りの定量的表現法
    6-1.においマトリックスとは?
    6-2.初めて見えてきた様々なヒト嗅覚受容体の反応様式
    6-3.AIを使用したにおいマトリックスデータの活用

7.においマトリックスにより何が可能になるか?
    7-1.においの品質管理
    7-2.においアンタゴニスト(ピンポイント消臭剤)
    7-3.においデータベース
    7-4.においデザイン
    7-5.においプロジェクター
    7-6.においの知財化
    7-7.においと生理機能の定量的結びつけ

8.進行中のにおいプロジェクトの紹介
    8-1.大阪大学内におい研究拠点の紹介
    8-2.社会実装例

9.質疑応答

キーワード
におい,センサー,嗅覚,定量化,AI,デジタルデータ,香り,講演,セミナー,研修
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