1 量子アニーリング入門:初級編
1.0 言葉の定義:「量子コンピュータ」と「量子アニーリング」の違い
1.1 組合せ最適化問題
1.2 巡回セールスマン問題
1.3 イジング模型
1.4 問題のマッピング
1.5 シミュレーテッドアニーリングと量子アニーリング
1.6 量子アニーリングの原理
1.7 量子アニーリングの歴史
1.8 D-Wave Systems
2 量子アニーリング入門:より深い理解のために
2.1 「計算が速いとは?」:計算量理論とヒューリスティクス
2.2 論争・批判:量子アニーリングは理論的に高速な計算手法なの?
2.3 論争・批判:D-Waveマシンは早いの?量子効果を使っているの?
2.4 量子アニーリングのベンチマーキング
2.5 ノーフリーランチ定理:世の中おいしい話はないよ
2.6 物性量子シミュレータとしての量子アニーリングマシン
3 量子及び古典アニーリングマシンハードウェア
3.1 D-Wave Systemsの量子アニーリングマシ
3.2 D-Wave Systems社以外の量子アニーリングマシ
3.3 古典アニーリングマシン(シミュレーテッドアニーリングに基づく古典アニーリングマシン。ASIC、FPGA、GPU)
3.4 疑似量子アニーリングマシン(量子分岐マシンにインスパイアされたシミュレーテッド分岐マシン、コヒーレントイジングマシンなど)
3.5 世界の研究開発プロジェクト(DARPA、AvaQus、NEDOなど)
4 アニーリングマシンクラウド・プラットフォーム
4.1 D-Wave Systems社のLEAP2
4.2 日立のAnnealing Cloud
4.3 FixstarsのFixstars Amplify
4.4 JijのJij Zept
4.5 他のクラウド(Amazon Braket、Microsoft Azureなど)
5 アニーリングのビジネス適応に向けた取り組み事例
5.1 実ビジネスへの応用
5.2 事例:広告配信
5.3 事例:交通流最適化
5.4 事例:避難経路探索
5.5 事例:工場内搬送車配送
5.6 事例:材料設計
5.7 事例:量子化学計算
6 課題と展望
6.1 課題
6.2 量子技術イノベーション戦略「量子未来産業創出戦略」
6.3 展望
6.4 最後に:量子アニーリングの最適化ソルバとしての位置付け