2024年12月17日(火)
10:30~16:30
(有)光匠技研 取締役社長 野々山 満 氏
【ご略歴・ご活躍】
1979年、自動車ボディーの生産設備製作を得意とする北斗(株)に入社。機械設計や営業技術部門を中心に担当。1999年には、同社のアメリカ・デトロイト工場の立ち上げにも尽力する。
帰国後同社を退職し独立、(有)光匠技研を設立する。
日産自動車㈱等の自動車関連企業を中心に業務契約を交わし、生産設備の設計等、複数のプロジェクト業務に携わる。 現在も第一線でエンジニアリング業務に携わりながら、これまでの経験を活かしセミナー講師やコンサルタントとしても活躍している。
非会員:
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会員:
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学生:
55,000円
(本体価格:50,000円)
会員の方あるいは申込時に会員登録される方は、受講料が1名55,000円(税込)から
・1名49,500円(税込)に割引になります。
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・設計技術者(図面を描き始めた新人~最終図面チェック担当者まで)
・検図をしているのに図面ミスが減らないと感じている方
・検図にかける時間を減らしたいと思っている方
・市販の参考書を読んでも解決策が見つからなかったという経験をした方
・検図の重要性を知り、効果的な検図方法を習得できる
・検図の必須アイテム:チェックリストの作り方を伝授
・市販の参考書からでは、なかなか得られない実践的なノウハウが習得できる
精度の良い図面は 生産性を高め、製品の品質向上やコストダウンにも繋がります。
その半面、設計ミスは、たとえ1つであっても、複数の部品の作り直しに繋がったり、設計のやり直しを迫られたりと、会社や顧客に大変大きな損害を与えます。
全ての設計者は ミスの無い正確な図面を書くことを目指していると思いますが、なかなか100%の図面を一度で仕上げることは出来ません。
ミスの無い図面に仕上げる為には、何度も検図作業を行い、図面ミスを一つ一つ潰していく必要があります。
しかし、検図について書かれている書籍は少なく、検図について学ぶ機会も少ないため、多くの設計会社では、経験を積んだ設計者だけが検図を一手に引き受けていて、経験豊富な設計者の力が生かされていないのが現状です。担当設計者は上司が最終検図を行うので多少のミスがあってもかまわないと考えるのは間違った考え方です。製図者自身が自分の書いた図面をチェックし 自信を持って完璧な図面を提出し最終検図を受けることで、経験豊富な設計士の力が発揮される機会が増え、さらに良い品質を作り込む機会が増える。これが正しい理解です。
各設計者が共通した検図のチェックポイントを持つことにより、客観性を確保し、検図に割かれる時間を短縮しつつ、検図漏れを極力減らせることに繋がります。
本講座では、検図の基本的概念・チェックシートの必要性・作り方 運用方法を、実際に使われているチェックシートや設計図を盛り込んだ 講義資料を使い解説します。
本講座を通して、チェックシートの有効性を理解し、図面ミスを極力減らせる検図方法を学んでいただけると思います。
1.検図の基礎
1-1 検図における基本的な考え方
1-2 検図を行う上でのノウハウ
1-3 チェックリストの役割
1-4 単純ミスについて
1-5 単純ミス、種類ごとの対策
1-6 チェックリスト以外のミスを減らす方法
2.チェックリストの作り方
2-1 現状の問題点の洗い出し、要因分析
2-2 検図チェックシートの作り方
2-3 各種事例ごとのチェックリスト
2-4 現場と同じ目線で考えるチェックリストとは?
3.チェックシートの有効活用法
3-1 チェックリストのPDCA
3-2 不具合を次に生かす
3-3 チェックシート、その他の活用法まとめ
3-4 実際のチェックリスト作成例
3-5 まとめ
4.質疑応答
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