(株)エマルションフローテクノロジーズ
取締役CTO 長縄 弘親 氏
【ご専門】
分離化学、分析化学、環境化学など
【ご経歴等】
平成元年3月 理学博士(東京理科大学)
平成元年9月 フランス原子エネルギー庁(CEA)ポスドク
平成4年4月 日本原子力研究所 入所
平成16年4月 同研究所 グループリーダー
平成20年4月 日本原子力研究開発機構 研究主席
令和2年3月 同機構 定年退職
令和3年4月 株式会社エマルションフローテクノロジーズ創業、取締役CTO就任、
現在に至る
非会員:
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(本体価格:45,000円)
会員:
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(本体価格:42,000円)
学生:
49,500円
(本体価格:45,000円)
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金属リサイクル、金属製錬、電池メーカ、正極材メーカ、自動車OEM、フッ素系化学品メーカ、半導体メーカ、繊維メーカに所属する技術者の方。
一般的な元素の元素記号(たとえば、Ni、Co、Li、Mn)。
廃棄されたリチウムイオン電池(LIB)などからのレアメタルの水平リサイクル(廃LIBから回収された材料を使って、再度、LIBを製造)、PFAS(有機フッ素化合物)などの有害有機化合物の回収・除去などについて、知識を習得できる。
本セミナーの趣旨は、新しい溶媒抽出の方法“エマルションフロー法”を知っていただくとともに、エマルションフローをレアメタルのリサイクルや有害物質の回収・除去に適用した例を紹介すること。溶媒抽出は、他の湿式処理と比較して、目的成分に対する抽出・回収の容量が大きく、大量の水溶液(溶解液、浸出液など)をより迅速に処理して高度に分離できる点が特徴である。一方で、溶媒抽出は、処理後の排水に多量の油分が混入するため、環境を汚染する技術の代表のように言われている。それに対して、エマルションフローは、従来の溶媒抽出に対する「常識」をくつがえし、油汚染された水を浄化する技術として水処理分野で注目されている。また、従来装置として最も普及しているミキサーセトラーの4倍から10倍の処理能力を持つので、装置サイズを1/4から1/10に小型化できる。さらに、もともと濃縮装置として開発された経緯から従来装置では実現できない高濃縮を可能とし、加えて、高いフレキシビリティも特徴である。
1.エマルションフローの紹介
原理、特徴、従来法との比較など
2.レアメタルリサイクルへの適用
リチウムイオン電池の水平リサイクル、レアアースの分離精製・リサイクル
3.環境ソリューション
PFAS(有機フッ素化合物)の回収・除去、油水分離
4.その他
リチウムイオン電池,リサイクル,溶媒抽出,PFAS,油水分離,セミナー