自動車・自動車部品のリサイクルの現状と今後のリサイクル戦略とは…?
本セミナーでは、自動車リサイクルに関する法規制やリサイクル技術の国内外の動向とその課題について詳しく解説します。

自動車リサイクルの日本および世界の現状と今後のリサイクル戦略【WEBセミナー】
― 自動車リサイクルを取り巻く規制やリサイクル動向、電動化・軽量化の動向と材料転換―

セミナー概要
略称
自動車リサイクル【WEBセミナー】
セミナーNo.
st241208
開催日時
2024年12月12日(木) 13:00~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:[email protected] 問い合わせフォーム
講師
山根健オフィス 代表 山根 健 氏 【元・日産自動車、元・BMW】

【ご経歴】
日産自動車にて、代替動力研究、ターボチャージャー、過給エンジン開発、次世代高性能エンジン基本設計副主担当、レース用エンジン開発主任設計、動力性能運転性企画主担当。
BMWにて、車両総合評価、新型エンジン開発、F1エンジン開発、水素エンジン開発、電気自動車開発プロジェクト等に参画。
退職後、次世代自動車開発等に関するコンサルティングを行う。

【ご専門】
内燃機関設計開発、ターボ過給機開発、自動車レース用エンジン開発、EV開発を含む新動力研究、車両運動性能評価、開発。
価格
非会員: 37,400円(税込)
会員: 35,640円(税込)
学生: 37,400円(税込)
価格関連備考
定 価 :1名につき 37,400円(税込)
会員価格:1名につき 35,640円 2名の場合 49,500円、3名の場合 74,250円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※請求書は主催会社より代表者のメールアドレスにご連絡いたします。
備考
PDFテキスト(印刷可・編集不可)

※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
講座の内容
受講対象・レベル
自動車材料、自動車設計、自動車リサイクルに関わる方や関心のある方。特に予備知識が必要ない解説を行います。
習得できる知識
自動車リサイクルに関わる法規制動向とそれに対応する研究や自動車関係メーカの取り組み状況更には今後の展望。
趣旨
 19世紀に生まれ、20世紀に急速に発達し普及してきた自動車は鉄鋼材料をはじめとしたさまざまな材料を用いて製造され、事故や故障による廃却や15年前後の「寿命」を終えたのちの廃車が行われてきている。この廃車時には、再整備して再生部品として使用するRe-Use、材料を分別して再資源化するRe-Cycle、それ以外の可燃物は焼却、不燃物は埋め立てなどの形で処理されるシステムが適用されてきている。
 近年は、廃車時に発生する有害物質に関する規制が強化されていることや、自動車の地球温暖化物資排出量の評価に廃車時の排出量も含まれ、更には新車製造時のリサイクル材料使用率も規定されることになり、使用最良の選択を含む新車設計時からリサイクルを織り込むことが求められている。
 更に、自動車の電動化が進められてきており、従来の自動車用材料に加え、高性能電池用材料、モータを含む強電用材料(銅など)など比較的高価な材料が多く用いられており、それらのリサイクルも重要になっている。本講演ではそれらの現状と今後の戦略について解説する。
プログラム

1.自動車を取り巻くCO2問題
 1.1 各国のCO2規制
 1.2 カーボンニュートラルを目指すエネルギー転換
   (運搬できるエネルギー、その生成、エネルギー密度)
 1.3 自動車動力の電動化動向
 1.4 次世代型パワートレインとその評価 (W2WとLCA)

2.車体軽量化のための材料転換
 2.1 異種材料接合技術(マルチマテリアル)
 2.2 車両への樹脂材料採用動向
 2.3 自動車分野への植物由来材料,バイオ材料の採用

3.自動車のリサイクルの動き
 3.1 欧州ELV指令と自動車リサイクル動向
 3.2 EUの樹脂に関わる循環型経済,ECOBULK
 3.3 樹脂以外のリサイクルの動き、
 3.4 バッテリーをはじめとするEV関係のリサイクル

4.自動車部材とLCA
 4.1 部材採用時におけるLCAデータ(Scope3)活用の可能性
 4.2 業界団体の動き,標準化に向けた動き,今後の展望

□質疑応答□

関連するセミナー
関連する書籍
関連するDVD
関連するタグ
フリーワード検索