RFIDタグ用アンテナの設計技法【東京開催】
~UHF帯用を中心に~

セミナー概要
略称
RFIDタグ用アンテナ【東京開催】
セミナーNo.
tr250101
開催日時
2025年01月17日(金) 10:00~17:00
主催
(株)トリケップス
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:[email protected] 問い合わせフォーム
講師
小暮技術士事務所 所長 小暮裕明 氏
技術士(情報工学)/工学博士(東京理科大学)
/特種情報処理技術者/電気通信主任技術者(第1種伝送交換)
<略歴>  
 1977年 東京理科大学卒業後、エンジニアリング会社で電力プラントの設計・開発に従事
 1988年 技術士国家試験「技術士第二次試験」合格・登録(#20692 情報工学部門)
 1992年 技術士として独立開業 SE教育、電磁界シミュレータ技術指導を開始
 1998年 東京理科大学大学院博士課程(社会人特別選抜)修了、工学博士
 2004~2017年 東京理科大学講師(非常勤)コンピュータネットワーク他を担当
 2014~2017年 拓殖大学工学部講師(非常勤)電気磁気測定 担当
  現在、技術士として技術コンサルティング業務、セミナー講師等に従事
<専門>  
 電磁界シミュレータ技術指導、小型アンテナ設計支援、SE教育、講演など
価格
非会員: 53,900円(税込)
会員: 53,900円(税込)
学生: 53,900円(税込)
価格関連備考
お1人様受講の場合 53,900円[税込]/1名
1口でお申込の場合 66,000円[税込]/1口(3名まで受講可能)

※4名以上お申し込みの場合は、ご連絡ください。
講座の内容
趣旨
 RFIDタグは開発が始まってから50年以上経過し、HF帯からUHF 帯、ミリ波帯に至るまで用途が拡がっています。
 RFID タグは使用する周波数に従って、近距離と遠距離の通信に分かれ、動作の仕組みも異なります。省エネや大記憶容量といったタグ IC の差別化も進み、金属や液体に強いタグ、人体に装着するタグなど、次世代の開発が進んでいます。RFID の要はいうまでもなくアンテナですが、実装条件がさまざまで、画一的な設計方法というものは存在していません。
 本セミナーでは、1980年代からさまざまなRFIDタグ用アンテナの設計に携わった経験をもとに,アンテナの基礎を理解し、用途に応じた具体的な設計手順を学びます。
プログラム

 1 アンテナの種類
  1.1 アンテナの分類
  1.2 アンテナのまわりの電界
  1.3 アンテナのまわりの磁界

 2 RFIDアンテナの事例(周波数による違い)へ
  2.1 微小コイルの設計
  2.2 パッチアンテナの設計
  2.3 900MHz帯用タグアンテナ
  2.4 ミリ波帯RFIDタグアンテナ

 3 遠方界アンテナ設計の実際
  3.1 アンテナ寸法の決定
  3.2 入力インピーダンスを求める
  3.3 シミュレーションによるマッチングの設計
  3.4 IC の入力インピーダンスに合わせる設計
  3.5 リーダ/ライタ用の円偏波アンテナ
  3.6 通信距離を伸ばすためのポイント

 4 近傍界アンテナ設計の実際
  4.1 ボタンタグ・アンテナの解析
  4.2 ボタンタグのコイル設計

 5 アンテナの特性を評価する
  5.1 利得とは
  5.2 放射効率とは
  5.3 帯域幅とは
  5.4 総合的な評価のポイント

 6 RFIDアンテナの試作から実測まで
  6.1 アンテナ試作の手順
  6.2 試作タグの測定方法
  6.3 ネットワークアナライザ用プローブ

 まとめとQ&A

関連するセミナー
関連する書籍
関連するDVD
関連するタグ
フリーワード検索