ユニークな製品開発のキーとなる“高機能化”にスポットを当て、その研究事例と応用開発について詳説。

導電性ポリマー材の高機能化と用途開発最前線
~導電性高分子の次の技術のヒントを導く注目の一冊!~

商品概要
個数

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略称
導電性ポリマー材
商品No
bk3254
発刊日
2014年06月30日(月)
ISBN
978-4-86043-403-8
体裁
B5版 286ページ
価格
45,100円 (本体価格:41,000円)
送料
当社負担(国内)
発行
(株)エヌ・ティー・エス
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:[email protected] 問い合わせフォーム
著者
 奥崎 秀典
   山梨大学大学院医学工学総合研究部 准教授
 尾坂  格
   独立行政法人理化学研究所創発物性科学研究センター 上級研究員
 瀧宮 和男
   独立行政法人理化学研究所創発物性科学研究センター グループディレクター
 中林 康治
   横浜国立大学大学院環境情報研究院 産学連携研究員
 跡部 真人
   横浜国立大学大学院環境情報研究院 教授
 増永 啓康
   公益財団法人高輝度光科学研究センター利用研究促進部門 研究員
 藤原明比古
   公益財団法人高輝度光科学研究センター利用研究促進部門 副部門長/主席研究員
 佐々木孝彦
   東北大学金属材料研究所 教授
 寺尾  潤
   京都大学大学院工学研究科 准教授
 下村 武史
   東京農工大学大学院工学府 教授
 平田 修造
   東京工業大学大学院理工学研究科 助教
 羽渕 聡史
   King Abdullah University of Science and Technology Biological and Environmental Sciences and Engineering Division Associate Professor
 Martin Vacha
   東京工業大学大学院理工学研究科 准教授
 山下 将嗣
   独立行政法人理化学研究所光量子工学研究領域テラヘルツ光研究グループテラヘルツイメージング研究チーム 研究員
 多田 和也
   兵庫県立大学大学院工学研究科 准教授
 山田 勝実
   東京工芸大学工学部 教授
 森崎 泰弘
   京都大学大学院工学研究科 講師
 中條 善樹
   京都大学大学院工学研究科 教授
 藤井 雅治
   愛媛大学大学院理工学研究科 教授
 山内  健
   新潟大学工学部 教授
 坪川 紀夫
   新潟大学名誉教授
 加藤ひとし
   関東学院大学理工学部 教授
 藤井 秀司 
   大阪工業大学工学部 准教授
 中村 伸 
   大阪工業大学工学部 教授
 木村  睦 
   信州大学繊維学部 教授
 後藤 博正
   筑波大学数理物質系物質工学域 准教授
 青木  純
   名古屋工業大学大学院工学研究科 教授
 小林 範久
   千葉大学大学院融合科学研究科 教授
 椎木  弘
   大阪府立大学大学院工学研究科 准教授
 床波 志保
   大阪府立大学21世紀科学研究機構 テニュア・トラック講師
 長岡  勉 
   大阪府立大学大学院工学研究科 教授
 大澤 利幸
   大阪工業大学工学部 教授
 大川 祐司
   独立行政法人物質・材料研究機構国際ナノアーキテクトニクス研究拠点 MANA研究者
 青野 正和
   独立行政法人物質・材料研究機構国際ナノアーキテクトニクス研究拠点 拠点長
 伊東  裕
   名古屋大学大学院工学研究科 准教授
 黒田 新一
   名古屋大学大学院工学研究科 教授
 川喜多 仁
   独立行政法人物質・材料研究機構国際ナノアーキテクトニクス研究拠点 MANA研究者
 西村  剛
   出光興産株式会社先進技術研究所電子材料研究室
 橋本  修 
   青山学院大学理工学部 教授/理工学部長
 須賀 良介
   青山学院大学理工学部 助教
 大塚 俊明
   北海道大学大学院工学研究院 特任教授
 前田 重義 
   日本パーカライジング株式会社 社友(元取締役総合技術研究所長)
書籍の内容
序論 導電性高分子の機能化と用途開発におけるイノベーション
  1.はじめに
  2.ポリパラフェニレンビニレン(PPV)ナノファイバー
  3.ポリピロール(PPy)アクチュエータ
  4.伸縮性PEDOT:PSS
  5.おわりに
 
第1編 高機能化研究最前線
 第1章.構造制御による高機能化
 第1節.高性能有機薄膜デバイスに向けた縮環π電子系骨格を有する共役系ポリマーの開発
  1.はじめに
  2.新規縮環π電子系骨格の開発
  3.ポリマーの配向制御
  4.まとめ
 第2節.超音波を利用する導電性高分子材料の形態制御
  1.はじめに
  2.超音波照射下における導電性高分子の電解合成
  3.粒径の制御された導電性高分子球状微粒子の電解合成
  4.超音波乳化法を利用した透明導電膜材料の創製
  5.おわりに
 第3節.PEDOT分子ナノ結晶がもたらす電気伝導性向上
  1.はじめに
  2.PEDOT:PSSの優れた伝導特性とその起源
  3.放射光X線散乱法によるPEDOT:PSSの構造評価
  4.PEDOTの結晶成長と電気伝導性の向上
  5.おわりに
 第4節.被覆型π共役ポリマーの合成と分子エレクトロニクスへの応用
  1.はじめに
  2.高い溶解性,剛直性,電荷移動特性を有する被覆型π共役ポリマーの合成
  3.高い電荷移動特性を有するジグザグ型被覆π共役ポリマーの合成
  4.溶液プロセスによるナノ光スイッチングデバイスの作製
  5.おわりに
 第2章.分析・評価
 第1節.導電性高分子単一ナノファイバーの電気物性
  1.はじめに
  2.導電性高分子ナノファイバー
  3.導電性高分子ナノファイバー1本の電気物性
  4.導電性高分子ナノファイバーコンポジットフィルム
  5.おわりに
 第2節.共役系高分子のコンフォメーションと光物性
  1.はじめに
  2.共役系高分子のコンフォメーションの可視化
  3.コンフォメーションと発光特性の相関
  4.共役セグメント内の構造による発光特性の違い
  5.力学的刺激が局所的な光物性に及ぼす影響
  6.おわりに
 第3節.テラヘルツおよび赤外─紫外分光解析による導電性高分子PEDOT:PSSキャリア輸送特性の非破壊評価
  1.はじめに
  2.テラヘルツ時間領域分光法を用いた導電性物質のキャリア輸送特性評価
  3.赤外─紫外分光法を用いたキャリア輸送特性評価
  4.PEDOT:PSS薄膜キャリア移動度のテラヘルツ・赤外─紫外分光解析
  5.おわりに
 第3章.高機能化導電性高分子開発・プロセス
 第1節.電気泳動堆積法を用いた導電性高分子の製膜
  1.はじめに
  2.浴中に電気エネルギーを印加する製膜法
  3.導電性高分子の電気泳動堆積法
  4.他の製膜法との比較
  5.デバイスへの応用と膜のモルフォロジー制御
  6.今後の課題
 第2節.導電性ポリマーの微細立体加工
  1.はじめに
  2.導電性ポリマーの合成および加工方法
  3.ルテニウム錯体の多光子励起反応
  4.ピロールの多光子増感重合
  5.PEDOTの多光子増感重合
  6.まとめ
 第3節.[2.2]パラシクロファン骨格からなるスルースペース共役系の構築と機能
  1.はじめに
  2.シュード─パラ─二置換[2.2]パラシクロファンを主鎖骨格に有するπ電子系積層オリゴマー・ポリマー
  3.シュード─オルト─二置換[2.2]パラシクロファンを主鎖骨格に有する高分子の合成とキロプティカル特性
  4.おわりに
 第4節.ニューロン型導電性高分子の開発
  1.はじめに
  2.ニューロン型導電性高分子の作成方法
  3.ニューロン型導電性高分子の成長モデル
  4.ニューロン型導電性高分子ネットワークの作り方
  5.ニューラルネットワークの学習効果と非線形特性
  6.ニューラルネットワークの非線形特性
  7.まとめ
 第4章.複合化
 第1節.酵素固定化カーボンブラックと導電性高分子との複合化
  1.はじめに
  2.高密度に酵素を固定化したナノカーボン材料の合成
  3.導電性高分子との複合化
  4.バイオセンサとしての機能
  5.まとめ
 第2節.導電性高分子と有機色素分子との複合化および導電性高分子のナノパターン化・機能化技術
  1.はじめに
  2.導電性高分子ポリチオフェンと金属フタロシアニンとの複合化による蛍光特性変化とそのメカニズム
  3.導電性高分子ポリアニリン(PA)のナノテクノロジーによる機能化
  4.おわりに
 第3節.導電性高分子ベース複合微粒子の合成と応用
  1.はじめに
  2.導電性高分子複合微粒子の合成
  3.導電性高分子微粒子に関する応用研究
  4.まとめ

第2編 用途開発研究最前線
 第1章.布・シートエレクトロニクス
 第1節.導電性高分子の繊維化技術の開発
  1.はじめに
  2.導電性繊維
  3.繊維紡糸法
  4.複合化による性能向上
  5.テキスタイル化
  6.おわりに
 第2節.電解重合法,液晶溶媒不斉重合法,導電性高分子コンポジット
  1.はじめに
  2.電解不斉重合法
  3.液晶溶媒不斉重合法
  4.ポリアニリンコンポジット
  5.ポリアニリン存在下での微生物の培養
  6.結語
 第2章.ペーパー・ディスプレイ
 第1節.導電性高分子薄膜を用いたエレクトロクロミック素子
  1.はじめに
  2.エレクトロクロミック(EC)素子
  3.異種導電性高分子薄膜を用いたEC素子
  4.導電性高分子の多色化
  5.おわりに
 第2節.電気化学発光素子ならびに反射・発光型デュアルモード素子への導電性高分子の応用
  1.はじめに
  2.電気化学発光の基本原理
  3.電気化学発光の現状における応用展開
  4.発光素子としての電気化学発光と導電性高分子の応用
  5.電気化学発光を利用した発光・反射選択型デュアルモードディスプレイ
  6.おわりに
 第3章.導電性高分子を用いて分子の鋳型センサを作る─分子から細菌までの計測─
  1.はじめに
  2.導電性ポリマーを用いる鋳型ポリマーの作製
  3.過酸化ポリピロール膜の選択性
  4.細菌センサとしての応用
  5.おわりに
 第4章.導電性高分子を用いた二次電池
  1.背景
個数

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