他社の技術開発の実態を把握し、勝ち抜くためのエッセンス
■本誌の特徴等
1.調査目的
「精密機器7社」に関する公開件数、出願人(共同出願人)、発明者、特許分類、キーワードなどに対し、ランキング、時系列推移、技術分布図など様々な観点から分析したパテントマップおよび、パテントチャートを作成し、
(1)精密機器7社にどのような技術の公開があるか、
(2)7社の技術開発動向はどのように推移しているか、
(3)最近5年余における関連技術の消長はどのようになっているか、
(4)7社と共同出願人との連携状況はどのようになっているか、
(5)直近2年間における企業及び技術の注目すべき動向は何か、
(6)この分野に強い弁理士(特許事務所)と企業の利用状況はどうか
等を明確にして、「精密機器7社」の知財の現状に付き具体的データを提供し、今後の開発の指針決定に役立てようとするものである。
【精密機器7社】
1.キヤノン 2.リコー 3.セイコーエプソン 4.コニカミノルタ
5.富士フイルム 6.オリンパス 7.ニコン
2.特許情報の収集方法
本調査報告書は、「精密機器7社」に関する過去5年余(国内公開日:2013年1月1日~2018年3月31日)に及ぶ公開特許について、検索、収集した。また、報告書作成には、パテントマップ作成支援ソフト「パテントマップEXZ」(インパテック(株)製)を使用した。
特許情報公報の総数は117,495件 である。
3.報告書の構成
本報告書は、以下の3つの部分から構成されている。
1.パテントマップ編
A.2016年4月~2018年3月に新規出現した出願人、分類による動向分析
B.精密機器7社全体分析
C.精密機器7社技術開発状況分析(特許分類)
D.精密機器7社比較分析
E. 精密機器7社個別分析
F. 特定3社比較分析(1位キヤノン、2位リコー、3位セイコーエプソン)
G. 弁理士(特許事務所)の動向分析
2.パテントチャート編
3.総括コメント
4. 本報告書の特徴
● 「精密機器7社」に関する最近5年余、さらには直近2年間(最新月まで)の技術動向が分かりやすく把握できる。
● 「精密機器7社」に関する弁理士(特許事務所)の動静が読み取れる。
● パテントマップおよびパテントチャートで視覚的に理解しやすい。
━━━━━━━━━≪目次一覧≫━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
はじめに
調査分析結果
1.パテントマップ編
A.2016年4月~2018年3月に新規出現した出願人、分類による動向分析
A-1.出願人別公開件数ランキング(上位50)
A-2.FIサブグループ分類別公開件数ランキング(上位50)
A-3.Fターム分類別公開件数ランキング(上位50)
A-4.出願人別公開件数伸長率
【資料1】2016年4月~2018年3月に新規出現したFIサブグループ分類リスト(上位100)
【資料2】2016年4月~2018年3月に新規出現したFターム分類リスト(上位100)
B.精密機器7社全体分析
B-1.公開件数の推移(年次と累計)
B-2.出願人別公開件数ランキング(上位50)
B-3.発明者数の推移(年次と累計)
B-4.新規発明者数の推移(年次と累計)
B-5.公開件数*新規発明者数の推移対比(年次)
B-6.Fタームテーマコード分類別公開件数ランキング(上位50)
B-7.1位Fタームテーマコード5C122の技術分類別件数(着目:2期間)
B-8.1位Fタームテーマコード5C122の技術分類別件数(着目:上位5出願人)
C.精密機器7社技術開発状況分析(特許分類)
C-1.分類数の推移
C-1-1.新規FIサブグループ分類数の推移(年次と累計)
C-1-2.新規Fターム分類数の推移(年次と累計)
C-2.分類別公開件数
C-2-1.FIサブグループ分類別公開件数比較(上位20)(2014年~2015年 VS 2016年~2017年)
C-2-2.Fターム分類別公開件数比較(上位20)(2014年~2015年 VS 2016年~2017年)
C-2-3.FIサブグループ分類別公開件数の伸長率(上位50、件数差20件以上)
C-2-4.Fターム分類別公開件数の伸長率(上位50、件数差30件以上)
C-2-5.FIサブグループ分類別公開件数の推移(上位40、累計)
C-2-6.Fターム分類別公開件数の推移(上位40、累計)
C-3.分類別展開
C-3-1.FIサブグループ分類別出現・消失状況(上位40)
C-3-2.FIサブグループ分類別出現・消失状況(最近出現40、公開件数5件以上)
C-3-3.Fターム分類別出現・消失状況(上位40)
C-3-4.Fターム分類別出現・消失状況(最近出現40、公開件数5件以上)
C-3-5.FIサブグループ分類別公開件数の伸びと構成率(上位20)
C-3-6.Fターム分類別公開件数の伸びと構成率(上位20)
C-3-7.FIサブグループ分類別公開件数占有率(上位20)
C-3-8.Fターム分類別公開件数占有率(上位20)
C-4.特定特許分類分析
C-4-1.特定Fターム分類2C056EC関連の出願人別公開件数ランキング
C-4-2.特定Fターム分類2H270KA関連の出願人別公開件数ランキング
C-4-3.特定Fターム分類2H270LA関連の出願人別公開件数ランキング
C-4-4.特定Fターム分類5C062AA関連の出願人別公開件数ランキング
C-4-5.特定Fターム分類5C062AB関連の出願人別公開件数ランキング
C-4-6.特定Fターム分類5C122EA関連の出願人別公開件数ランキング
C-4-7.特定Fターム分類5C122HA関連の出願人別公開件数ランキング
C-4-8.特定Fターム分類2C056EC関連の公開件数グロスランキング(上位10)
C-4-9.特定Fターム分類2H270KA関連の公開件数グロスランキング(上位10)
C-4-10.特定Fターム分類2H270LA関連の公開件数グロスランキング(上位10)
C-4-11.特定Fターム分類5C062AA関連の公開件数グロスランキング(上位10)
C-4-12.特定Fターム分類5C062AB関連の公開件数グロスランキング(上位10)
C-4-13.特定Fターム分類5C122EA関連の公開件数グロスランキング(上位10)
C-4-14.特定Fターム分類5C122HA関連の公開件数グロスランキング(上位10)
C-4-15.特定Fターム分類2C056EC関連の公開件数の推移(上位10、年次)
C-4-16.特定Fターム分類2H270KA関連の公開件数の推移(上位10、年次)
C-4-17.特定Fターム分類2H270LA関連の公開件数の推移(上位10、年次)
C-4-18.特定Fターム分類5C062AA関連の公開件数の推移(上位10、年次)
C-4-19.特定Fターム分類5C062AB関連の公開件数の推移(上位10、年次)
C-4-20.特定Fターム分類5C122EA関連の公開件数の推移(上位10、年次)
C-4-21.特定Fターム分類5C122HA関連の公開件数の推移(上位10、年次)
C-4-22.特定Fターム分類2H270KA関連(上位10)と2H270LA関連(上位10)との公開件数相関
C-4-23.特定Fターム分類5C062AA関連(上位10)と5C062AB関連(上位10)との公開件数相関
C-4-24.特定Fターム分類5C122EA関連(上位10)と5C122HA関連(上位10)との公開件数相関
C-4-25.特定Fターム分類2C056EC関連(上位10)と上位20出願人との公開件数相関
C-4-26.特定Fターム分類2H270KA関連(上位10)と上位20出願人との公開件数相関
C-4-27.特定Fターム分類2H270LA関連(上位10)と上位20出願人との公開件数相関
C-4-28.特定Fターム分類5C062AA関連(上位10)と上位20出願人との公開件数相関
C-4-29.特定Fターム分類5C062AB関連(上位10)と上位20出願人との公開件数相関
C-4-30.特定Fターム分類5C122EA関連(上位10)と上位20出願人との公開件数相関
C-4-31.特定Fターム分類5C122HA関連(上位10)と上位20出願人との公開件数相関
D.精密機器7社比較分析
D-1.公開件数比較(2014年~2015年 VS 2016年~2017年)
D-2.公開件数の推移(累計)
D-3.新規FIサブグループ分類数の推移(累計)
D-4.新規発明者数の推移(累計)
D-5.共同出願人数の推移(累計)
D-6.精密機器7社間の公開件数相関
D-7.上位20共同出願人との公開件数相関
D-8.上位20FIサブグループ分類との公開件数相関
D-9.上位20Fターム分類との公開件数相関
D-10.審査・権利状況
D-11.公開件数の伸びと1位Fターム分類5C122HB01に関する構成率比較
E.精密機器7社個別分析
E-1.FIサブグループ分類別公開件数ランキング(上位20、着目:7社)
E-2.Fターム分類別公開件数ランキング(上位20、着目:7社)
E-3-1.【キヤノン】FIサブグループ分類別公開件数の推移(上位20、累計)
E-3-2.【リコー】FIサブグループ分類別公開件数の推移(上位20、累計)
E-3-3.【セイコーエプソン】FIサブグループ分類別公開件数の推移(上位20、累計)
E-3-4.【コニカミノルタ】FIサブグループ分類別公開件数の推移(上位20、累計)
E-3-5.【富士フイルム】FIサブグループ分類別公開件数の推移(上位20、累計)
E-3-6.【オリンパス】FIサブグループ分類別公開件数の推移(上位20、累計)
E-3-7.【ニコン】FIサブグループ分類別公開件数の推移(上位20、累計)
E-4-1.【キヤノン】Fターム分類別公開件数の推移(上位20、累計)
E-4-2.【リコー】Fターム分類別公開件数の推移(上位20、累計)
E-4-3.【セイコーエプソン】Fターム分類別公開件数の推移(上位20、累計)
E-4-4.【コニカミノルタ】Fターム分類別公開件数の推移(上位20、累計)
E-4-5.【富士フイルム】Fターム分類別公開件数の推移(上位20、累計)
E-4-6.【オリンパス】Fターム分類別公開件数の推移(上位20、累計)
E-4-7.【ニコン】Fターム分類別公開件数の推移(上位20、累計)
E-5-1.【キヤノン】FIサブグループ分類別出現・消失状況(最近出現40)
E-5-2.【リコー】FIサブグループ分類別出現・消失状況(最近出現40)
E-5-3.【セイコーエプソン】FIサブグループ分類別出現・消失状況(最近出現40)
E-5-4.【コニカミノルタ】FIサブグループ分類別出現・消失状況(最近出現40)
E-5-5.【富士フイルム】FIサブグループ分類別出現・消失状況(最近出現40)
E-5-6.【オリンパス】FIサブグループ分類別出現・消失状況(最近出現40)
E-5-7.【ニコン】FIサブグループ分類別出現・消失状況(最近出現40)
E-6-1.【キヤノン】FIサブグループ分類別公開件数伸長率(上位50、件数差17件以上)
E-6-2.【リコー】FIサブグループ分類別公開件数伸長率(上位50、件数差17件以上)
E-6-3.【セイコーエプソン】FIサブグループ分類別公開件数伸長率(上位50、件数差10件以上)
E-6-4.【コニカミノルタ】FIサブグループ分類別公開件数伸長率(上位50、件数差18件以上)
E-6-5.【富士フイルム】FIサブグループ分類別公開件数伸長率(上位50、件数差16件以上)
E-6-6.【オリンパス】FIサブグループ分類別公開件数伸長率(上位50、件数差12件以上)
E-6-7.【ニコン】FIサブグループ分類別公開件数伸長率(上位50、件数差5件以上)
E-7-1.【キヤノン】FIサブグループ分類別公開件数の伸びと構成率(上位20)
E-7-2.【リコー】FIサブグループ分類別公開件数の伸びと構成率(上位20)
E-7-3.【セイコーエプソン】FIサブグループ分類別公開件数の伸びと構成率(上位20)
E-7-4.【コニカミノルタ】FIサブグループ分類別公開件数の伸びと構成率(上位20)
E-7-5.【富士フイルム】FIサブグループ分類別公開件数の伸びと構成率(上位20)
E-7-6.【オリンパス】FIサブグループ分類別公開件数の伸びと構成率(上位20)
E-7-7.【ニコン】FIサブグループ分類別公開件数の伸びと構成率(上位20)
E-8-1.【キヤノン】共同出願人との連携(上位20)
E-8-2.【リコー】共同出願人との連携(上位20)
E-8-3.【セイコーエプソン】共同出願人との連携(上位20)
E-8-4.【コニカミノルタ】共同出願人との連携(上位20)
E-8-5.【富士フイルム】共同出願人との連携(上位20)
E-8-6.【オリンパス】共同出願人との連携(上位20)
E-8-7.【ニコン】共同出願人との連携(上位20)
F.特定3社比較分析(1位キヤノン、2位リコー、3位セイコーエプソン)
F-1.3社の上位20FIサブグループ分類別公開件数比較
F-2.3社の上位20Fターム分類別公開件数比較
F-3.FIサブグループ分類別公開件数推移比較(上位20、年次)
F-4.Fターム分類別公開件数推移比較(上位20、年次)
F-5.FIサブグループ分類別公開件数の伸長率比較(上位20)
F-6.Fターム分類別公開件数の伸長率比較(上位20)
F-7.Fターム分類別公開件数グロスランキング(上位10)
F-8.Fターム分類(上位20)との公開件数相関
F-9.キヤノンの公開件数伸び変遷
F-10.リコーの公開件数伸び変遷
F-11.セイコーエプソンの公開件数伸び変遷
F-12.3出願人*FIサブグループ分類(上位20)の件数コア
G.弁理士(特許事務所)の動向分析
G-1.弁理士(特許事務所)別公開件数ランキング(上位40)
G-2.弁理士(特許事務所)別公開件数の推移と比率(上位20、年次)
G-3.上位40弁理士(特許事務所)と上位20FIメイングループ分類との公開件数相関
2.パテントチャート編
(1)国立研究開発法人産業技術総合研究所の時系列チャート分析(2013年~2018年3月)
(2)慶應義塾の時系列チャート分析(2013年~2018年3月)
(3)国立研究開発法人産業技術総合研究所の上位4Fタームテーマコード分類と上位5発明者のマトリクスチャート分析(2013年~2018年3月)
(4)慶應義塾の上位2Fタームテーマコード分類と3位、5位発明者のマトリクスチャート分析(2013年~2018年3月)
(5)国立研究開発法人産業技術総合研究所のFタームテーマコード2G084の技術分類マトリクスチャート
(6)永宗靖(国立研究開発法人産業技術総合研究所)の公報1件のサイテーションマップ
3.総括コメント
<参考資料>
【資料3】出願人統合リスト
【資料4】7社の上位100発明者リスト
【資料5】パテントマップ・パテントチャートの種別と見方