京都大学 生存圏研究所 准教授 博士(工学) 三谷 友彦 氏
《専門》
マイクロ波加熱応用、無線電力伝送
《略歴》
1999年3月 京都大学 工学部 電気電子工学科 卒業
2001年3月 京都大学 情報学研究科 通信情報システム専攻 修士課程 修了
2003年3月 京都大学 宙空電波科学研究センター 助手
2004年4月 京都大学 生存圏研究所 助手
2006年3月 京都大学 博士号取得(工学)
2007年4月 京都大学 生存圏研究所 助教
2012年4月 京都大学 生存圏研究所 准教授
《活動等》
日本電磁波エネルギー応用学会 理事(2014年~2024年)
IEEE Microwave Theory and Technology Society, Kansai Chapter, Treasurer(2014年~2017年、2019年~2021年)
IEEE Microwave Theory and Technology Society, Kansai Chapter, Technical Committee Chair(2022年~)
電子情報通信学会 無線電力伝送研究会 幹事(2023年~)
非会員:
49,500円
(本体価格:45,000円)
会員:
38,500円
(本体価格:35,000円)
学生:
49,500円
(本体価格:45,000円)
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マイクロ波加熱に興味がある、もしくはマイクロ波加熱を今後利用したい研究者、技術者
(電波工学・マイクロ波工学や電気電子工学関連科目を未履修の方でも問題ございません)
・マイクロ波加熱の原理と基礎知識
・マイクロ波加熱装置の仕組み
・マイクロ波加熱応用の研究開発事例
マイクロ波加熱は、電子レンジに代表される食品加熱のみならず、近年では化学分野や材料科学分野等でも国内外で急速に利活用されています。マイクロ波加熱は従来の伝熱による加熱とは異なり、マイクロ波が物質内部まで浸透することにより物質表面だけではなく内部からも加熱が起こること(内部加熱)、マイクロ波を吸収しやすい物質のみを加熱すること(選択加熱)等が特徴として挙げられます。
本講演では、マイクロ波加熱の基礎原理を解説するとともに、様々な分野でのマイクロ波加熱応用の研究開発事例を紹介します。
1.はじめに:電磁波・マイクロ波の基礎
1-1 電磁波・マイクロ波とは?
1-2 波の科学的表現方法
1-3 電磁波の性質
2.マイクロ波加熱の原理
2-1 電気にまつわる物質の定数:誘電率、透磁率、導電率
2-2 電気を使った加熱手法の分類
2-3 なぜ誘電率や透磁率を複素数で表現するのか?
2-4 物質ごとの誘電率の例
2-5 マイクロ波加熱の特徴
3.マイクロ波加熱装置の概要
3-1マイクロ波加熱装置の構成例
3-2マイクロ波電力源:真空管(マグネトロン)と半導体
3-3マイクロ波照射部(アプリケータ)の分類
4.マイクロ波加熱応用事例
4-1 マイクロ波加熱の応用分野
4-2 木質バイオマス前処理用マイクロ波加熱装置の研究開発事例
4-3 その他のマイクロ波加熱応用事例
5.おわりに:マイクロ波加熱応用の課題
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