フィルムや繊維の延伸による分子配向挙動と配向結晶化に関して、物理的な視点と化学的な視点の両者から解説し、延伸による物性制御の原理について習得してもらうことを目指す!
10/25⇒12/23に延期になりました
1.高分子の延伸工程
1.1 延伸装置と延伸条件
1.2 延伸工程で加わる力と変形
1.3 延伸工程で加わる熱
1.4 延伸の基礎方程式
1.5 延伸形態
1.5.1 超延伸・ネック延伸・流動延伸
1.5.2 温延伸と冷延伸
2.延伸による構造制御
2.1 分子配向の3要素
2.1.1 配向形態
2.1.2 配向度
2.1.3 配向要素
2.2 延伸による分子配向
2.3 配向結晶化
3.延伸による物性制御
3.1 屈折率と複屈折制御
3.1.1 屈折率楕円体と光学異方性
3.1.2 複屈折の起源
3.1.2.1 誘起複屈折
3.1.2.2 配向複屈折
3.1.2.3 形態複屈折
3.1.3 Lorentz-Lorenzの式と固有複屈折
3.2 力学物性制御
3.2.1 極限構造と力学物性
3.2.2 延伸物の構造と力学物性
3.2.2.1 分子配向とヤング率
3.2.2.2 強度と伸度