★少し理解が難しいプラズモニクス・メタマテリアルの世界・・
丁寧&分かりやすい説明で理解が進みます。教科書・書籍を読んで難しく感じた方におすすめです!

プラズモニクス・メタマテリアルの基礎と作製技術および先端応用の研究動向【東京開催】

セミナー概要
略称
プラズモニクス【東京開催】
セミナーNo.
st241201
開催日時
2024年12月09日(月) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:[email protected] 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん 5階 第一講習室
講師
静岡大学 大学院工学研究科 電子物質科学専攻 教授 博士(工学) 小野 篤史 氏
【経歴】
 2001年3月 大阪大学 工学部 応用自然科学科 応用物理学コース卒業
 2003年3月 大阪大学大学院 工学研究科 応用物理学専攻 博士前期課程修了
 2006年3月 大阪大学大学院 工学研究科 応用物理学専攻 博士後期課程修了(博士(工学)取得)
 2006年4月~2008年12月 (独)理化学研究所ナノフォトニクス研究グループ所属 基礎科学特別研究員
 2009年1月~2013年3月 静岡大学若手グローバル研究リーダー育成拠点所属 特任助教(テニュアトラック)
 2009年6月 第22回安藤博記念学術奨励賞 受賞
 2013年4月~2021年5月 静岡大学大学院工学研究科電子物質科学専攻所属 准教授、静岡大学電子工学研究所兼任
 2019年2月 第25回コニカミノルタ画像科学奨励賞(優秀賞) 受賞
 2021年6月〜現在 静岡大学大学院工学研究科電子物質科学専攻所属 教授
【専門】
 ナノフォトニクス、近接場光学、プラズモニクス
価格
非会員: 55,000円(税込)
会員: 52,250円(税込)
学生: 55,000円(税込)
価格関連備考
定 価 :1名につき 55,000円(税込)
会員価格:1名につき 52,250円 2名の場合 55,000円、3名の場合 82,500円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※請求書は主催会社より代表者のメールアドレスにご連絡いたします。
備考
製本テキストを当日会場でお渡しします

※昼食付
※講義の録音・録画・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
講座の内容
受講対象・レベル
・プラズモニクス、メタマテリアルの応用を検討されている方
・光電子デバイスの次世代技術を探索されている方
習得できる知識
・プラズモニクス、メタマテリアルの基礎知識
・プラズモニクス、メタマテリアルの応用技術
・金属ナノ構造作製技術
・プラズモニクス、メタマテリアル研究に関する国内外先端技術の動向など
趣旨
 本セミナーでは近年注目されているプラズモニクスとメタマテリアルについて、可能な限り式を用いることなくイメージで理解できるようにそれぞれの本質をレクチャーします。金属はなぜ光を反射するのか、というところから立ち返って一つ一つ丁寧に解説していきます。後半では、私が取り組んでいる研究内容だけでなく、世界的に取り組まれている重要な研究について、最近のトレンドや、聴講者の皆様にとって開発に使えるかどうかの判断材料となるようなトピックスを厳選して紹介します。
 本セミナーを通じて、プラズモニクス技術の産業応用に貢献したいと考えています。既存の光産業技術に対して、プラズモニクスの応用可能性を探っていただきたく、本セミナーがその一助となれば幸いです。
プログラム

1.金属の色
  1.1 光の三原色
  1.2 金属反射の原理
  1.3 ナノサイズの金属の色

2.プラズモニクス
  2.1 表面プラズモンとは
  2.2 プラズモニクスの歴史
  2.3 プラズモニクスの実用化への課題

3.伝播型表面プラズモン
  3.1 伝播型表面プラズモンの励起原理
  3.2 伝播型表面プラズモンにおける電場増強効果
  3.3 伝播型表面プラズモンの伝播長
  3.4 長距離伝播型表面プラズモン
  3.5 金属回折格子構造における表面プラズモン

4.局在型表面プラズモン
  4.1 局在型表面プラズモンの励起原理
  4.2 局在型表面プラズモンの共鳴現象
  4.3 金属ナノ粒子の合成技術
  4.4 金属ナノロッドの局在型表面プラズモン
  4.5 局在型表面プラズモン共鳴を応用したナノイメージング技術

5.メタマテリアル、メタサーフェス
  5.1 メタマテリアルの起源
  5.2 メタマテリアルの歴史とメタサーフェス構造への変遷
  5.3 負の屈折現象、スーパーレンズ、クローキング(透明マント)
  5.4 メタマテリアルの実用化への課題

6.プラズモニックデバイス、メタマテリアル作製技術
  6.1 プラズモニクスに適した金属材料と誘電率波長分散
  6.2 電磁場解析による金属ナノ構造の設計
  6.3 金属ナノ構造作製技術

7.プラズモニクス、メタマテリアルの先端技術の動向
  7.1 イメージセンサ用プラズモニックカラーフィルタ
  7.2 LED発光デバイスの光取り出し効率の向上
  7.3 表面増強ラマン、バイオセンサ
  7.4 ホログラフィックメタサーフェス
  7.5 熱輻射制御
  7.6 メタレンズ
  7.7 プラズモニクス、メタマテリアル分野の最新トレンド

□ 質疑応答 □

□16:30~【個別ディスカッション・技術相談】タイム□
事前に詳細をご案内いたしますので、ご希望の方はお申し付けください。
ぜひお気軽にご利用ください。

 

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