特許情報分析（パテントマップ）から見たメディカルバイオニクス（人工臓器）

技術開発実態分析調査報告書

■本誌の特徴等
１．調査目的
　「メディカルバイオニクス（人工臓器）｣に関する公開件数、出願人（共同出願人）、発明者、特許分類、キーワードなどに対し、ランキング、時系列推移、技術分布図など様々な観点から分析したパテントマップおよび、パテントチャートを作成し、
　(1)どのメディカルバイオニクス（人工臓器）関連企業にどのような技術の公開があるか、
　(2)各企業の技術開発動向はどのように推移しているか、
　(3)最近10年余における関連技術の消長はどのようになっているか、
　(4)各企業間の連携状況はどのようになっているか、
　(5)直近2年間における企業及び技術の注目すべき動向は何か、
　(6)この分野に強い弁理士（特許事務所）と企業の利用状況はどうか
等を明確にして、知財の現状に付き具体的データを提供し、今後の開発の指針決定に役立てようとするものである。

２.特許情報の収集方法
　本調査報告書は、「メディカルバイオニクス（人工臓器）」に関する過去10年間（国内公開日：2004年1月1日～2013年12月20日）に及ぶ公開特許について、検索、収集した。また、報告書作成には、パテントマップ作成支援ソフト「パテントマップEXZ」（インパテック（株）製）を使用した。
特許情報公報の総数は5,143件 である。

３．報告書の構成
　本報告書は、以下の３つの部分から構成されている。
１．パテントマップ編
　A．全般分析
　B．上位20出願人比較分析
　C．上位5出願人個別分析
　D．特定6社比較分析(1位テルモG、2位旭化成G、3位日機装、4位フレゼ二ウスG、5位ジェイ・エム・エス、6位東レG)
　E．上位20特許分類分析
　F．特定特許分類分析
　G．キーワード分析　※キーワードは発明の名称、要約、請求の範囲から抽出した。
　H．直近2年間の動向分析（2012年3月～2014年2月）
　I．弁理士（特許事務所）の動向分析

２．パテントチャート編

３．総括コメント

４. 本報告書の特徴
● 「メディカルバイオニクス（人工臓器）」に関する最近10年余、さらには直近2年間（最新月まで）の技術動向が分かりやすく把握できる
● 本技術分野に関係する弁理士（特許事務所）の動静が読み取れる
● パテントマップおよびパテントチャートで視覚的に理解しやすい　




はじめに

調査分析結果

1．パテントマップ編

A．全般分析

A-1．全体の技術開発ライフサイクル
A-2．公開件数の推移（年次と累計）
A-3．出願人数の推移（年次と累計）
A-4．新規発明者数の推移（年次と累計）
A-5．新規FIメイングループ分類数の推移（年次と累計）
A-6．新規FIサブグループ分類数の推移（年次と累計）
A-7．新規Fターム分類数の推移（年次と累計）
A-8．出願人別公開件数ランキング（上位100）
A-9．発明者別公開件数ランキング（上位50）
A-10．FIメイングループ分類別公開件数ランキング(上位50)
A-11．FIサブグループ分類別公開件数ランキング(上位100)
A-12．Fタームテーマコード分類別公開件数ランキング（上位50）
A-13．Fターム分類別公開件数ランキング（上位100）
A-14．1位Fタームテーマコード4C077の技術分類別件数（観点×数字）
A-15．2位Fタームテーマコード4C167の技術分類別件数（観点×数字）
A-16．出願人別参入・撤退状況（最近40、公開件数5件以上）
A-17．FIメイングループ分類別出現・消失状況（最近40、公開件数5件以上）
A-18．FIサブグループ分類別出現・消失状況（最近40、公開件数5件以上）
A-19．Fターム分類別出現・消失状況（最近40、公開件数5件以上）
A-20．出願人別公開件数伸長率（上位50、件数差5件以上）
A-21．発明者別公開件数伸長率（上位50、件数差9件以上）
A-22．FIメイングループ分類別公開件数伸長率（件数差3件以上）
A-23．FIサブグループ分類別公開件数伸長率（上位50、件数差4件以上）
A-24．Fターム分類別公開件数伸長率（上位50、件数差5件以上）
A-25．FIメイングループ分類別発明者数伸長率（上位50、発明者数差9名以上）
A-26．FIサブグループ分類別発明者数伸長率（上位50、発明者数差10名以上）
A-27．Fターム分類別発明者数伸長率（上位50、発明者数差20名以上）

B．上位20出願人比較分析

B-1．公開件数比較（期間着目：2004年～2008年 VS 2009年～2013年）
B-2．公開件数の推移（累計）
B-3．共同出願人数の推移（累計）
B-4．新規発明者数の推移（累計）
B-5．新規FIメイングループ分類数の推移（累計）
B-6．新規FIサブグループ分類数の推移（累計）
B-7．新規Fターム分類数の推移（累計）
B-8．新規キーワード数の推移（累計）
B-9．上位20FIメイングループ分類との公開件数相関
B-10．上位20FIサブグループ分類との公開件数相関
B-11．上位20Fターム分類との公開件数相関
B-12．上位2Fタームテーマコード分類における公開件数比較
B-13．公開件数占有率
B-14．審査・権利状況
B-15．公開件数の伸びと１位Fターム分類4C077AA05に関する構成率比較
B-16．発明者数＊FIサブグループ分類数の比較

C．上位5出願人個別分析

C-1-1．【テルモG】FIサブグループ分類別公開件数ランキング(上位50)
C-1-2．【旭化成G】FIサブグループ分類別公開件数ランキング(上位50)
C-1-3．【日機装】FIサブグループ分類別公開件数ランキング(上位50)
C-1-4．【フレゼニウスG】FIサブグループ分類別公開件数ランキング(上位50)
C-1-5．【ジェイ･エム･エス】FIサブグループ分類別公開件数ランキング（上位50）
C-2-1．【テルモG】Fターム分類別公開件数ランキング(上位50)
C-2-2．【旭化成G】Fターム分類別公開件数ランキング(上位50)
C-2-3．【日機装】Fターム分類別公開件数ランキング(上位50)
C-2-4．【フレゼニウスG】Fターム分類別公開件数ランキング(上位50)
C-2-5．【ジェイ･エム･エス】Fターム分類別公開件数ランキング(上位50)
C-3-1．【テルモG】FIサブグループ分類別公開件数の推移(上位20、累計)
C-3-2．【旭化成G】FIサブグループ分類別公開件数の推移(上位20、累計)
C-3-3．【日機装】FIサブグループ分類別公開件数の推移(上位20、累計)
C-3-4．【フレゼニウスG】FIサブグループ分類別公開件数の推移(上位20、累計)
C-3-5．【ジェイ･エム･エス】FIサブグループ分類別公開件数の推移(上位20、累計)
C-4-1．【テルモG】Fターム分類別公開件数の推移(上位20、累計)
C-4-2．【旭化成G】Fターム分類別公開件数の推移(上位20、累計)
C-4-3．【日機装】Fターム分類別公開件数の推移(上位20、累計)
C-4-4．【フレゼニウスG】Fターム分類別公開件数の推移(上位20、累計)
C-4-5．【ジェイ･エム･エス】Fターム分類別公開件数の推移(上位20、累計)
C-5-1．【テルモG】FIサブグループ分類別出現・消失状況（最近40）
C-5-2．【旭化成G】FIサブグループ分類別出現・消失状況（最近40）
C-5-3．【日機装】FIサブグループ分類別出現・消失状況（最近40）
C-5-4．【フレゼニウスG】FIサブグループ分類別出現・消失状況（最近40）
C-5-5．【ジェイ･エム･エス】FIサブグループ分類別出現・消失状況（最近40）
C-6-1．【テルモG】キーワード別出現・消失状況（最近40、公開件数5件以上）
C-6-2．【旭化成G】キーワード別出現・消失状況（最近40、公開件数5件以上）
C-6-3．【日機装】キーワード別出現・消失状況（最近40、公開件数5件以上）
C-6-4．【フレゼニウスG】キーワード別出現・消失状況（最近40、公開件数5件以上）
C-6-5．【ジェイ･エム･エス】キーワード別出現・消失状況（最近40、公開件数5件以上）
C-7-1．【テルモG】独自FIサブグループ分類別公開件数ランキング（上位50）
C-7-2．【旭化成G】独自FIサブグループ分類別公開件数ランキング
C-7-3．【日機装】独自FIサブグループ分類別公開件数ランキング
C-7-4．【フレゼニウスG】独自FIサブグループ分類別公開件数ランキング
C-7-5．【ジェイ･エム･エス】独自FIサブグループ分類別公開件数ランキング
C-8-1．【テルモG】独自キーワード別公開件数ランキング(上位50)
C-8-2．【旭化成G】独自キーワード別公開件数ランキング(上位50)
C-8-3．【日機装】独自キーワード別公開件数ランキング(上位50)
C-8-4．【フレゼニウスG】独自キーワード別公開件数ランキング(上位50)
C-8-5．【ジェイ･エム･エス】独自キーワード別公開件数ランキング(上位50)
C-9-1．【テルモG】共同出願人との連携
C-9-2．【旭化成G】共同出願人との連携
C-9-3．【日機装】共同出願人との連携
C-9-4．【フレゼニウスG】共同出願人との連携
C-9-5．【ジェイ･エム･エス】共同出願人との連携

D．特定6社比較分析（1位テルモG、2位旭化成G、3位日機装、4位フレゼ二ウスG、5位ジェイ・エム・エス、6位東レG）

D-1．6社の上位5FIサブグループ分類別公開件数の推移（年次）
D-2．6社のテルモG上位5FIサブグループ類別公開件数比較
D-3．6社の旭化成G上位5FIサブグループ類別公開件数比較
D-4．6社の日機装上位5FIサブグループ類別公開件数比較
D-5．6社のフレゼニウスG上位5FIサブグループ類別公開件数比較
D-6．6社のジェイ・エム・エス上位5FIサブグループ類別公開件数比較
D-7．6社の東レG上位5FIサブグループ類別公開件数比較
D-8．6社の4C077AA（用途）のFターム分類別公開件数比較
D-9．6社の4C077KK（作用、効果（「網羅的付与」））のFターム分類別公開件数比較
D-10．6社のFIサブグループ分類別出現・消失状況（公開件数上位10）
D-11．6社のFターム分類別出現・消失状況（公開件数上位10）
D-12．テルモGの公開件数伸び変遷
D-13．旭化成Gの公開件数伸び変遷
D-14．日機装の公開件数伸び変遷
D-15．フレゼニウスGの公開件数伸び変遷
D-16．ジェイ･エム･エスの公開件数伸び変遷
D-17．東レGの公開件数伸び変遷
D-18．6社とFターム分類（上位20）との公開件数相関
D-19．Fターム分類別公開件数グロスランキング（上位10）

E．上位20特許分類分析

E-1．FIメイングループ分類別公開件数比較（上位20）（2004年～2008年 VS 2009年～2013年）
E-2．FIサブグループ分類別公開件数比較（上位20）（2004年～2008年 VS 2009年～2013年）
E-3．Fターム分類別公開件数比較（上位20）（2004年～2008年 VS 2009年～2013年）
E-4．FIメイングループ分類別公開件数の推移(上位20、累計)
E-5．FIサブグループ分類別公開件数の推移(上位20、累計)
E-6．Fターム分類別公開件数の推移(上位20、累計)
E-7．FIメイングループ分類別出願人数の推移(上位20、年次)
E-8．FIサブグループ分類別出願人数の推移(上位20、年次)
E-9．Fターム分類別出願人数の推移(上位20、年次)
E-10．FIメイングループ分類別発明者数の推移(上位20、年次)
E-11．FIサブグループ分類別発明者数の推移(上位20、年次)
E-12．Fターム分類別発明者数の推移(上位20、年次)
E-13．FIメイングループ分類別公開件数占有率（公開件数上位20）
E-14．FIサブグループ分類別公開件数占有率（公開件数上位20）
E-15．Fターム分類別公開件数占有率（公開件数上位20）

F．特定特許分類分析

F-1. 特定特許分類分析（1）
　F-1-1．特定FIサブグループ分類の公開件数の推移（年次）
　F-1-2．特定FIサブグループ分類の上位20出願人別公開件数の推移（年次）
　F-1-3．特定Fターム分類の公開件数の推移（年次）
　F-1-4．特定Fターム分類の上位20出願人別公開件数の推移（年次）
　F-1-5．特定FIサブグループ分類の新規出願人数の推移（年次）
　F-1-6．特定Fターム分類の新規出願人数の推移（年次）
　F-1-7．特定FIサブグループ分類の新規発明者数の推移（累計）
　F-1-8．特定Fターム分類の新規発明者数の推移（累計）　
　F-1-9．特定FIサブグループ分類A61M1/14の公開件数伸長率変遷
　F-1-10．特定FIサブグループ分類A61M1/10の公開件数伸長率変遷
　F-1-11．特定Fターム分類4C077AA05の公開件数伸長率変遷
　F-1-12．特定Fターム分類4C077BB01の公開件数伸長率変遷
　F-1-13．特定Fターム分類4C077KK25の公開件数伸長率変遷
　F-1-14．特定FIサブグループ分類A61M1/14の出願人別公開件数ランキング(上位50)
　F-1-15．特定FIサブグループ分類A61M1/10の出願人別公開件数ランキング(上位50)
　F-1-16．特定Fターム分類4C077AA05の出願人別公開件数ランキング(上位50)
　F-1-17．特定Fターム分類4C077BB01の出願人別公開件数ランキング(上位50)
　F-1-18．特定Fターム分類4C077KK25の出願人別公開件数ランキング(上位50)

F-2．特定特許分類分析（2）
　F-2-1．特定Fターム分類4C077AA関連の出願人別公開件数ランキング(上位50)
　F-2-2．特定Fターム分類4C077BB関連の出願人別公開件数ランキング(上位50)
　F-2-3．特定Fターム分類4C077KK関連の出願人別公開件数ランキング(上位50)
　F-2-4．特定Fターム分類4C077PP関連の出願人別公開件数ランキング(上位50)
　F-2-5．特定Fターム分類4C077AA関連の公開件数グロスランキング（上位20）
　F-2-6．特定Fターム分類4C077BB関連の公開件数グロスランキング
　F-2-7．特定Fターム分類4C077KK関連の公開件数グロスランキング
　F-2-8．特定Fターム分類4C077PP関連の公開件数グロスランキング（上位20）
　F-2-9．特定Fターム分類4C077AA関連の公開件数の推移（年次）
　F-2-10．特定Fターム分類4C077BB関連の公開件数の推移（年次）
　F-2-11．特定Fターム分類4C077KK関連の公開件数の推移（年次）
　F-2-12．特定Fターム分類4C077PP関連の公開件数の推移（年次）
　F-2-13．特定Fターム分類4C077AA関連（上位20）と4C077BB関連との公開件数相関
　F-2-14．特定Fターム分類4C077AA関連（上位20）と4C077KK関連との公開件数相関
　F-2-15．特定Fターム分類4C077AA関連（上位20）と4C077PP関連（上位20）との公開件数相関
　F-2-16．特定Fターム分類4C077BB関連と4C077KK関連との公開件数相関
　F-2-17．特定Fターム分類4C077BB関連と4C077PP関連（上位20）との公開件数相関
　F-2-18．特定Fターム分類4C077KK関連と4C077PP関連（上位20）との公開件数相関
　F-2-19．特定Fターム分類4C077AA関連（上位20）と上位20出願人との公開件数相関
　F-2-20．特定Fターム分類4C077BB関連と上位20出願人との公開件数相関
　F-2-21．特定Fターム分類4C077KK関連と上位20出願人との公開件数相関
　F-2-22．特定Fターム分類4C077PP関連（上位20）と上位20出願人との公開件数相関
　F-2-23．特定Fターム分類4C077AA関連の公開件数伸長率変遷
　F-2-24．特定Fターム分類4C077BB関連の公開件数伸長率変遷
　F-2-25．特定Fターム分類4C077KK関連の公開件数伸長率変遷
　F-2-26．特定Fターム分類4C077PP関連の公開件数伸長率変遷

G．キーワード分析

G-1．キーワード別公開件数ランキング（上位100）
G-2．キーワード別出現・消失状況（最近80、公開件数10件以上）
G-3．キーワード別公開件数の伸長率（上位50、件数差10件以上）

H．直近２年間の動向分析（2012年3月～2014年2月）

H-1．出願人別公開件数ランキング（上位20）
H-2．出願人別公開件数占有率（上位20）
H-3．FIサブグループ分類別公開件数ランキング（上位20）
H-4．FIサブグループ分類1位A61M1/14と他分類との相関（上位20）
H-5．Fターム分類別公開件数ランキング（上位20）
H-6．Fターム分類1位4C077BB01と他分類との相関（上位20）
H-7．上位20出願人と上位20FIサブグループ分類との公開件数相関
H-8．上位20出願人と上位20Fターム分類との公開件数相関

I．弁理士（特許事務所）の動向分析

I-1．弁理士（特許事務所）別公開件数ランキング（上位40）
I-2．弁理士（特許事務所）別公開件数の推移（上位40、年次）
I-3．上位40弁理士（特許事務所）と上位20FIメイングループ分類との公開件数相関
I-4．上位40弁理士（特許事務所）と上位40出願人との公開件数相関

2．パテントチャート編

　(1)日本電産サーボの時系列チャート分析（2004年～2014年2月）
　(2)国立循環器病研究センターの時系列チャート分析（2004年～2014年2月）
　(3)日本電産サーボの上位3FIサブグループ分類と上位3発明者のマトリクスチャート分析（2004年～2014年2月）
　(4)国立循環器病研究センターの上位3FIサブグループ分類と上位3発明者のマトリクスチャート分析（2004年～2014年2月）
　(5)平田由幸（日本電産サーボ）の公報2件のサイテーションマップ例

3．　総括コメント

＜参考資料＞
【資料１】出願人統合リスト
【資料２】出願人グループ化リスト
【資料３】テルモGの2007年～2013年における全公報232件の審査権利状況リスト
【資料４】パテントマップ・パテントチャートの種別と見方