他社の技術開発の実態を把握し、勝ち抜くためのエッセンス
■本誌の特徴等
1.調査目的
「医療機器出願上位20社」に関する出願件数、出願人(共同出願人)、発明者、特許分類などに対し、ランキング、時系列推移、技術分布図など様々な観点から分析したパテントマップおよび、パテントチャートを作成し、
(1)「製薬出願上位50社」にどのような技術の出願があるか、
(2)「製薬出願上位50社」の技術開発動向はどのように推移しているか、
(3) 2017年1月以降における企業及び技術の注目すべき動向は何か、
(4) 医療機器出願上位20社と共同出願人との連携状況はどのようになっているか、
(5) これらの企業に強い弁理士(特許事務所)はどこか
等を明確にして、「医療機器出願上位20社」の知財の現状につき具体的なデータを提供し、今後の開発の指針決定に役立てようとするものである。
【 医療機器出願上位20社 】
1.キヤノンG
2.オリンパスG
3.富士フイルムG
4.コーニンクレッカフィリップス
5.日立製作所G
6.コニカミノルタG
7.コヴィディエンG
8.セイコーエプソン
9.テルモG
10.エシコンG
11.HOYAグループ
12.ゼネラル・エレクトリックG
13.パナソニックG
14.東芝G
15.トプコン
16.島津製作所
17.ソニーG
18.バイオセンス・ウエブスターG
19.ニデック
20.オムロンG
2.特許情報の収集方法
本調査報告書は、「医療機器出願上位20社」の国内出願日:2009年1月1日~2020年7月31日に出願された公開特許について、検索、収集した。
また、報告書作成には、パテントマップ作成支援ソフト「パテントマップEXZ」(インパテック(株)製)を使用した。
特許情報公報の総数は 42,642 件である。
3.報告書の構成
本報告書は、以下の2つの部分から構成されている。
1.パテントマップ編
A.2017年1月~2020年7月の出願における新規出現した出願人、技術分類による動向分析
B.医療機器出願上位20社全体分析
C.医療機器出願上位20社技術開発状況分析(特許分類)
D.医療機器出願上位20社比較分析
E.医療機器出願上位5社個別分析
F.特定3社比較分析(1位キヤノンG、2位オリンパスG、3位富士フイルムG)
G.弁理士(特許事務所)の動向分析
2.パテントチャート編
4. 本報告書の特徴
● 「医療機器出願上位20社」に関する国内出願日:2009年1月1日~2020年7月31日の出願、さらには2017年1月以降の出願の技術動向が分かりやすく把握できる。
● 「医療機器出願上位20社」に関する弁理士(特許事務所)の動静が読み取れる。
● パテントマップおよびパテントチャートで視覚的に理解しやすい。
━━━━━━━━━≪目次一覧≫━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
はじめに
調査分析結果
I.パテントマップ編
A.2017年1月~2020年7月の出願における新規出現した出願人、技術分類による動向分析
2017年1月~2020年7月の出願における
・出願人別出願件数ランキング
・技術分類(上位50FI、上位50Fターム)別出願件数ランキング
・出願人別出願件数伸長率マップ
の4マップを掲載。
【資料1、2】2017年1月~2020年7月の出願における新規出現したFIサブグループとFタームの分類リスト(上位100)
B.医療機器出願上位20社全体分析
「医療機器出願上位20社」の全体動向について
・件数推移、発明者数推移マップ
・出願人別の出願件数マップ、最大伸び率・平均伸び率マップ
・技術分類分析マップ
など9マップを掲載。
C.医療機器出願上位20社技術開発状況分析(特許分類)
医療機器出願上位20社技術開発状況を分析するための
・分類数の推移(年次と累計)
・分類別の出願件数マップ、伸長率マップ、出願件数推移マップ
・分類別の出現・消失状況分析、伸びと構成率分析、占有率分析
・特定分類における様々な観点の詳細分析
など36マップを掲載。
D.医療機器出願上位20社比較分析
医療機器出願上位20社を比較分析するための
・件数比較マップ、件数推移マップ
・新規技術分類数、新規発明者数、共同出願人数の推移マップ
・医療機器出願上位20社と技術分類との相関マップ
・審査・権利状況
など11マップを掲載。
E. 医療機器出願上位5社個別分析
医療機器出願上位5社を個別分析するための
・5社個別の技術分類上位20による出願件数推移マップ
・5社個別の技術分類上位40による出現・消失状況マップ
・5社個別の技術分類別の伸長率マップ、伸びと構成率マップ、最大伸び率・平均伸び率マップ
・5社の共同出願人
など42マップを掲載。
F.特定3出願人比較分析(1位キヤノンG、2位オリンパスG、3位富士フイルムG)
特定3出願人を比較分析するための
・技術分類上位20による3出願人比較の出願件数推移マップ
・3出願人の技術分類の伸長率マップ
・3出願人と技術分類との相関マップ、出願人の技術分類別ランキングマップ
・3出願人の伸び変遷,を比較するためのマップ
など9マップを掲載。
G.弁理士(特許事務所)の動向分析
・弁理士別の出願件数、出願件数推移と比率マップ
・上位40弁理士と上位20FIメイングループの相関マップ
の3マップを掲載。
II.パテントチャート編
パテントチャートでは、特定の出願人を指定し
・公報図等を含む時系列チャート、Fターム分類と発明者のマトリクスチャート分析
・特定Fターム分類の技術分類マトリクスチャート
・注目特許のサイテーションマップ
など6マップを掲載。
III. 総括コメント
参考資料
【資料3】出願人統合リスト
【資料4】医療機器出願上位10社の上位100発明者リスト
【資料5】パテントマップ・パテントチャートの種別と見方