☆工場における製造条件を決定するために必要なスケールアップの考え方について解説!!
こちらは12/19実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。期間中何度でも視聴できます
1. 乳化現象と撹拌
1-1 乳化現象
・ 乳化によって生成したエマルションとは
・ 水溶液と分散液
・ 界面自由エネルギーの考え方
・ ギブス自由エネルギーのイメージ
・ 水溶液や分散液の調製しやすさ
・ ギブス自由エネルギーと溶解現象
・ ギブス自由エネルギーと乳化現象
・ 乳化剤としての界面活性剤の働き
・ エマルション調製に必要な2つの力
・ 乳化工程で必要な機械的な力
1-2 撹拌の目的と利用すべき作用
・ 撹拌によって達成できる目的と生じる作用
・ 微細化作用を引き起こす力
・ 液体A+液体Bの撹拌例
・ 2つの撹拌作用を使い分ける
・ 吐出作用を利用すべき例
・ 微細化作用を利用すべき例
・ 撹拌エネルギーと2つの撹拌作用”の関係
・ 撹拌作用と撹拌機の選定
2. クリーム・乳液製造工程で使用する機械
2-1 低速撹拌機と高速撹拌機
・ 一般的なクリーム・乳液製造工程
・ 撹拌作用の使い分けイメージ
・ 低速撹拌機と高速撹拌機”の使用
2-2 複合型の乳化撹拌装置
・ 高粘度流体の容器内流動
2-3 クリーム・乳液の製造
・ 乳化撹拌装置を使用したクリーム・乳液製造
3. その他化粧品製造工程で使用する機械
3-1 化粧水の製造
・ 一般的な化粧水製造工程
・ 防爆仕様 → 爆発による危険防止
・ ろ過工程 → ろ過機による不純物の除去
3-2 パウダーファンデーションの製造
・ 一般的なパウダーファンデーション製造工程
・ 混合工程 → パウダーミキサーの使用
・ 成型工程 → プレス機の使用
3-3 口紅の製造
・ 一般的な口紅製造工程
・ 混練工程 → 3本ロールの使用
・ 成型工程 → 成型とフレーミング
・ エマルション調製に必要な2つの力
4. スケールアップの良否(エマルション評価)
4-1 機械的な力と安定性・使用性
・ スケールアップ(生産技術検討)
・ エマルション調製に必要な2つの力
・ スケールアップが上手くいかないとき
・ 機械的な力による品質への影響
・ エマルションの品質・機械的な力と評価方法
・ エマルションの安定性
・ クリーミング
・ 浮上速度を変化させる因子:粒子径・粘度・密度差
・ 浮上速度を変化させる因子と機械的な力
・ 凝集に伴う合一の要因
・ 曲率とLaplace圧の発生
・ 乳化粒子同士の接触に伴う合一
・ Ostwald熟成
・ 凝集に伴う因子の要因と“機械的な力”
・ エマルションの使用性(考え方の例)
・ 機械的な力による影響
・ 粘度と粒子径・粒度分布
・ 機械的な力とスケールアップの成否
・ スケールアップ成否の評価方法
4-2 粒子径および粒度分布測定
・ 粒子径および粒度分布解析
・ 平均値や中央値とは…
・ 乳化粒子とエマルションの安定性・使用性
・ スケールアップの評価
4-3 粘度特性
・ B型粘度計による粘度測定
・ 粘度の目安(食品の例)
・ エマルションで見られる流動特性
4-4 測定値とその評価
・ エマルションの目標値
・ エマルションの測定対象
・ 分散液における測定対象間の関係
・ エマルションの同等性範囲
・ エマルションの目標値とスケールアップ評価
5. ”乳化工程”のスケールアップ
5-1 撹拌に対するスケールアップの考え方
・ ホモミキサーの回転数・乳化時間一定の条件
・ バッチ生産方式によるスケールアップ
・ 相似則の考え
・ 幾何学的相似と力学・運動学的相似
・ 高速撹拌機における幾何学的相似条件
・ 幾何学的相似の関係式と未知数の数
・ 低速撹拌機の回転数・混合時間
・ 従来の撹拌に関する式の利用可否
・ 高速撹拌機による回転数変化イメージ
・ 高速撹拌機によるパス回数変化イメージ
・ 回転数と乳化/混合時間の関係
5-2 ホモミキサーを使用した乳化条件の算出
・ 高速撹拌機(ホモミキサー)”の機械的な力
・ ホモミキサーによる微細化作用
・ ホモミキサーによって生じるせん断力
・ ホモミキサーによるスケールアップの考え方
・ ホモミキサーによるスケールアップ計算式
・ ホモミキサーによる吐出量(吐出作用)
・ 実際の製品に対する吐出係数の考慮
・ 高速撹拌機”の機械的な力の評価
・ 実際の計算例
・ ホモミキサーの回転数と乳化時間(良い例)
・ ホモミキサーの回転数と乳化時間(悪い例)
5-3 一般的な撹拌機によるスケールアップ計算式
・ 液体+液体の一般的な撹拌の場合
・ 混合を制御するための計算(推算)式
・ 合一を無視できる場合
6. ”冷却工程”のスケールアップ
6-1 ”冷却速度を一定”とする場合の考え方
・ 冷却水による製品の冷却モデル
・ 冷却を制御する幾何学的相似条件
・ 各冷却方式における幾何学的相似条件の利用
・ 冷却を制御する力学・運動学的相似条件
・ 掻取ミキサーの回転数を算出する各種条件
・ 各種条件における掻取ミキサーの回転数
6-2 ”冷却速度を向上”させる場合の考え方
・ 効率的な冷却プロセス
・ 熱伝導の向上
・ 乳化槽底(鏡板)の形状 → 半楕円型
・ スクレパーによる伝熱境膜の掻取作用
・ 冷却時間の計算式(生産性の計算式)
・ 製品仕込量と冷却時間の目安(当社基準)
6-3 掻取ミキサーを使用した製品の冷却
・ 掻取ミキサー不使用時の製品温度
・ 製品の強制対流
・ ジャケット冷却方式と製品の冷却パターン
7. まとめ
7-1 撹拌・乳化・分散プロセスに関すること
7-2 スケールアップに関すること
【質疑応答】