塗工プロセスの最適化と欠陥検知によるトラブル対策!
こちらは3/17実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。
【視聴期間:3/18~3/28】期間中何度でもご視聴いただけます。
第1部 Roll To Roll精密塗工の製造技術と必要なクリーンルーム (浜本氏)
1.はじめに
2.なぜクリーンルームが必要か
3.Roll To Roll製品の主な異物課題
3-1.光学フィルム(輝点・白ヌケ)
3-2.粘着フィルム(ゲル・硬化不良)
3-3.離型フィルム(ハジキ)
3-4.バリアフィルム(ピンホール)
3-5.バッテリー材料(アルミ電極の延伸オイル除去)
4.Roll To Roll工程のクリーンルーム・風ムラとの両立
4-1.クリーン度の分類(ISOとUS規格)
4-2.異物のサイズと種類(人由来・基材・設備由来)
4-3.クリーンルームの歴史(マクロから住み分けへ)
4-4.各工程のクリーンレベル(基材・塗工・乾燥)
4-5.空調換気の頻度(部屋サイズと風量)
4-6.半導体工場との違い(作業者の介入)
4-7.塗工室の換気が誘発する風ムラ
4-8.塗工室のクリーン化に必要な換気頻度
4-9.塗工室と前後ゾーンの圧力バランス
4-10.塗工室の気流のFVM解析による可視化
4-11.気流の履歴
4-12.下向き塗工面による風ムラ対策 (密度流)
4-13.塗工室の気流問題
4-14.クリーン化と換気頻度
5.静電気対策
5-1.なぜ必要か?(静電気で舞う異物・表面抵抗の目安)
5-2.なぜ帯電するのか?(接触帯電と帯電列)
5-3.帯電を逃す方法(アース・表面抵抗・自己放電)
5-4.帯電を打ち消す方法(静電印加によるイオン風)
5-5.除塵器の配置(基材・周辺金属との距離)
5-6.帯電させない方法(基材の素材設計による表面抵抗低減)
6.作業者の無塵衣と装着品
6-1.クリーンウェア(繊維・除電・着付け)
6-2.アンダーウェア(肌着・靴下)
6-3.手袋(内外)
6-4.保護帽(不織布とハンモック)
6-5.顔の保護(マスク・メガネ)
6-6.靴(静電チェック・靴底汚れ)
6-7.無塵衣の保管(換気・除菌・洗濯)
6-8.筆記用具(無塵紙・ペン)
6-9.通信機器(携帯箇所)
7.着替えフロー
7-1.脱衣更衣室(外着から無塵アンダーウェアへ)
7-2.クリーン更衣室(無塵衣の装着)
7-3.洗浄(手袋・靴底)
7-4.エアシャワー(ノズル向きと基本姿勢)
7-5.粘着マット(有効な設置箇所・よくある間違い)
7-6.脱衣と廃却(使い捨てとリサイクル)
8.オンライン工程によるクリーン化
8-1.全体像(発塵回収か総仕上げか)
8-2.巻き出し(ジャンボロール・アキュムレーターでの帯電)
8-3.パスローラー(ラップ角・テンション・斜行対応の影響)
8-4.除塵(異物種に適した湿式・乾式)
8-5.除電(印加と自己放電の使い分け)
8-6.調送液(均一混合とフィルタリング)
8-7.塗工(換気と風ムラのトレードオフ)
8-8.乾燥(クリーンエアの供給)
8-9.UV硬化(急な温度変化とシワ)
8-10,端部処理(エッジカット・ナーリング・除電)
8-11.保護フィルム貼合せ(ゴムロールの発塵)
8-12.面状検査機(検出方法と感度)
8-13.巻き取り(ニップロール・イオン風)
8-14.隣接工程との関係(前室・圧力バランス)
9.オンライン洗浄
9-1.超音波除塵(給排気・幅対応・ギャップ調整)
9-2.湿式除塵(浴比・滞留時間・脱水乾燥)
10.オフライン工程のクリーン化
10-1.作業者スペース(操作盤・PCの設置箇所・床の色)
10-2.製品・機器の搬入出力(巻出し~巻取り分離・LGV・梱包作業)
10-3.空調(ヘパフィルターの位置と数)
11.まとめ
第2部 コンバーティング分野を中心とした製造業での欠陥対策AI適用事例 (的場氏)
1.会社概要と製造業へのAI適用
2.AIのキホン知識
2-1.AIって何?
2-2.ルールベース画像解析技術とディープラーニング解析
2-3.機械学習の手法(1):教師あり学習
2-4.機械学習の手法(2):半教師あり学習(良品学習)
3.外観検査ソリューション「MANUFACIA」とシステム開発実績
3-1.MANUFACIAの欠点検出の仕組み
3-2.医療機器メーカー様での事例
3-3.織物検反を手掛ける協同組合様での事例
3-4.半導体関連企業様での事例
4.コンバーティング分野での最新ニーズと解析事例
4-1.欠点分類とマップ化
4-2.過検知削減による目視負担軽減
4-3.端末検査の自動化
4-4.シリコーンゴムローラ表面の欠陥検出
4-5.家庭用ラップフィルムの膜厚ムラ検出
4-6.搬送フィルム上のトラフ検出へのAI解析適用
4-7.フィルムの折り曲げ劣化寿命へのAI解析適用
4-8.フィルム巻き取りロールの非破壊イメージング検査へのAI解析適用
4-9.将来目標:Roll to Roll生産における品質安定化へ
5.画像判定以外のAI活用事例
5-1.新規材料開発などに役立つ条件最適化
5-2.音の識別
6.MANUFACIA-Visionのデモンストレーション