1. リチウムイオン二次電池の全体動向
2. 自動車分野
トヨタ(HEV~PHV)、日産(EV)、ホンダ(HEV,PHV,EV)、デンソー(マイクロ・ハイブリッド用)
3. 社会インフラ分野(定置型蓄電池)
東芝(SCiB の活用)、日産(リーフ用セルの活用)、SAFT(大型円筒)、スマートグリッド
4. 次世代リチウムイオン二次電池材料
正極(高容量: Mn 固溶体,Li リッチ、高電圧: NiMn スピネル)
負極(Si 系の進展、表面改質でカーボン系が進化(性能・寿命))
電解液(電池の性能・サイクル性・寿命を左右する電解液添加剤、電解液用難燃剤)
バインダー(水系バインダーの高機能化…高性能化・長寿命化に寄与)
5. リチウムイオン二次電池の高性能化
長寿命・長サイクル、安全性の担保、高容量化への方策(新規材料の探索)
6. 次世代型電池
全固体電池(固体電解質;硫化物系Li2S-P2S5(~10-3 S/cm)、新物質Li10GeP2S12(~10-2 S/cm))
7. 電池メーカーの動向
東芝(SCiB の多用途化:マイクロ・ハイブリッド,スマートグリット)、パナソニック(18650 のテスラ向け量産)
8. 市場・コスト、トレンド・展望
2020 年に10 兆円規模に拡大の見通し(経済産業省推計)、LIB 関連企業の合併・再編成
9. その他
リユース事業(東芝SCiB,日産リーフ向けセル)、『NEDO における蓄電技術開発』、など