足場材料の研究開発に関する基礎、作製、評価、応用及び最新動向を解説!

再生医療用足場材料の必要条件と作製方法【アーカイブ配信】
~足場材料の性質、設計及び作製技術、評価法は?~

こちらは3/18実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。期間中何度でも視聴できます

※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。

セミナー概要
略称
足場材料【アーカイブ配信】
セミナーNo.
配信開始日
2025年03月24日(月)
配信終了日
2025年03月31日(月)
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:[email protected] 問い合わせフォーム
講師
(国研)物質・材料研究機構 高分子・バイオ材料研究センター
    生体組織再生材料グループ グループリーダー 博士(工学) 陳 国平 氏
《ご専門》
 医用材料、足場材料、再生医療
《ご略歴》
 2000年10月~2004年3月 産業技術総合研究所 研究員、主任研究員
 2004年4月~2006年12月 物質・材料研究機構 主幹研究員
 2007年1月~現在 物質・材料研究機構グループリーダー
 2011年4月~2017年3月 物質・材料研究機構MANA主任研究者・ユニット長
 2013年10月~現在 筑波大学大学院NIMS連係物質・材料工学サブプログラム教授
《ご活動等》
 2006年4月~現在 日本バイオマテリアル学会評議員
 2008年10月~2011年9月 JSPS「再生医療の実用化」に関する研究開発専門委員会委員
 2012年9月~現在 日本再生医療学会評議員
 2015年11月~現在 日本バイオマテリアル学会理事
 2024年1月~現在 組織工学・再生医療国際学会アジア太平洋チャプター
            (TERMIS-AP)Chair Elect
 2022年7月~現在 Materials Horizons, Scientific Editor
 2015年 英国王立化学会フェロー
 2017年 American Institute for Medical and Biological Engineering(AIMBE) フェロー
 2020年 国際バイオマテリアル学会連合フェロー
 2023年 Biomaterials Advances Innovation Award 2023
 2023年 TERMIS-APのOutstanding Scientist Award
 2023年 TERMIS-APのDistinguished Member Award
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
会員登録とは? ⇒ よくある質問
備考
こちらは3/18実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。期間中何度でも視聴できます

・配信開始日以降に、セミナー資料(PDF)と動画のURLをメールでお送りします。セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
・再生医療の材料研究開発を始めたばかりの方から、ある程度の研究経験を経た方。
・業務に活かすため、足場材料技術についての知見を得たいと考えている方
・再生医療に取り組んでいるが、細胞足場のような課題があり困っている方
・本テーマに興味のある方なら、どなたでも受講可能です。
習得できる知識
本セミナーでは、再生医療に用いられる足場材料をレビューしながら、最近の進歩と今後の展開も合わせて紹介する。特に、足場材料の構造制御技術や複合化技術、生体親和性の向上方法などの例を挙げながら、組織再生に相応しい足場材料およびその製造方法について述べる。本セミナーにより、再生医療に応用できる足場材料の性質、設計及び作製技術に関する知識と技術が得られる。
趣旨
再生医療において、足場材料は細胞を三次元的に分布させ、特定の形状を賦与しつつ、再生のためのスペースを提供するための支持体として重要な役割を果たしている。また、足場材料は、細胞の接着、増殖から基質産生へ向かうように細胞の分化を制御できること、高い生体親和性、機械強度など、実に様々な性質が要求される。加えて、理想的な組織再生を行うためには、増殖した細胞と産生された細胞外マトリックスが組織化し、新しい生体組織が形成される段階で多孔質材料は新しい組織に置換されることが望ましい。そのために生体吸収性高分子の足場材料はよく用いられている。本セミナーでは、再生医療の足場材料の研究開発に関する基礎、作製、評価、応用及び最先端の成果について解説する。
プログラム

 1.再生医療開発に求められる材料研究のアプローチ
  ・再生医療の現状
  ・再生医療の要素技術
  ・細胞を取り囲む微小環境
  ・足場材料の役割
 2.足場材料の必要条件
  ・足場材料の種類
  ・足場材料の必要条件
  ・細胞の機能制御
  ・幹細胞の分化制御
  ・生体適合性
  ・生体吸収性
  ・力学強度 
  ・足場材料の機能評価
 3.足場材料の現状
  ・足場材料の原材料
  ・生体吸収性合成高分子の足場材料
  ・天然高分子の足場材料
  ・細胞外マトリックス足場材料
  ・複合足場材料
  ・階層構造の足場材料
  ・パターン化構造の足場材料
 4.足場材料の作製技術
  ・ポローゲンリーチング法
  ・相分離法
  ・乳濁液凍結乾燥法
  ・繊維融着法
  ・三次元プリンティング法
  ・氷微粒子法
  ・生体模倣型マトリックス材料の作製法
  ・自家足場材料の作製法
  ・複合多孔質材料の作製法
 5.温熱足場材料の作製と応用
  ・温熱足場材料の設計
  ・温熱足場材料の作製
  ・温熱足場材料の評価
  ・温熱足場材料の応用
 6.足場材料の組織再生への応用
  ・軟骨再生
  ・骨再生
  ・骨・軟骨再生
  ・皮膚再生
  ・筋肉再生
  ・心臓再生
  ・肝臓再生
  ・肺再生
 7.中国における再生医療足場材料の研究開発の現状
 8.今後の展望

キーワード
再生,医療,細胞,足場,作製,セミナー,研修,WEB,LIVE
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