炎症性腸疾患における治療・薬剤選択の実際と今後の展望【アーカイブ配信】
診断・治療におけるバイオマーカー、炎症性腸疾患病診連携の重要性を解説

こちらは1/16実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。期間中何度でも視聴できます

「LIVE配信」と「アーカイブ配信」は別途のお申込が必要です。予めご了承ください。

セミナー概要
略称
炎症性腸疾患【アーカイブ配信】
セミナーNo.
配信開始日
2025年01月17日(金)
配信終了日
2025年01月31日(金)
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:[email protected] 問い合わせフォーム
講師
山形県立中央病院 消化器内科 感染対策部副部長 名木野 匡 氏

【学歴】
2002(平成14)年3月 山形大学医学部医学科 卒業
2011(平成23)年3月 山形大学大学院医学系研究科医学専攻修了
博士(医学)

【職歴】
2002(平成14)年05月 山形大学医学部附属病院(第二内科)
2004(平成16)年01月 鶴岡市立荘内病院(消化器科)
2006(平成18)年04月 山形県立日本海病院(内科・消化器科)
2007(平成19)年10月 米沢市立病院(消化器科)
2009(平成21)年04月 山形大学医学部附属病院(内科学第二講座)
2012(平成24)年10月 山形市立病院 済生館(消化器内科)
2013(平成25)年04月-現在 山形大学医学部内科学第二講座 非常勤講師
2019(令和1) 年04月-現在 山形県立中央病院(消化器内科)

【所属学会】
日本内科学会 認定内科医・総合内科専門医・指導医
日本消化器病学会 専門医・指導医・東北支部評議員
日本消化器内視鏡学会 専門医・東北支部評議員
日本消化器がん検診学会 認定医・代議員
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
医師臨床研修指導医
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ★1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
特典
配布資料有り
備考
・本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーとなります。

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについてはこちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

こちらは12/4実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。期間中何度でも視聴できます
講座の内容
習得できる知識
・炎症性腸疾患の疾患概念の理解
・炎症性腸疾患診療におけるバイオマーカーの重要性
・潰瘍性大腸炎治療の実際と今後の展望
・炎症性腸疾患病診連携の現状
・病診連携を踏まえた分子標的薬のポジショニング
趣旨
炎症性腸疾患患者は近年右肩上がりに増加しており、以前のような難病の括りでは収まらず、common diseaseの様相を呈しております。それ故、患者もまた多様性に富んでおり、実臨床において治療をわかりやすく提示し実践することの重要性は日に日に高まっております。
一方で、近年、IL-23p19製剤やJAK阻害薬など新規の炎症性腸疾患治療薬も続々と上市され、治療の選択肢が大幅に増加しました。このことは患者にとっては福音ですが、医療者側からすれば、どの薬剤をどういった患者にどのタイミングで用いるのか、その基準や根拠について日々頭を悩ますこととなり、炎症性腸疾患治療の複雑性や専門性が以前より格段に増したと言えます。そのため、これらを外の世界から理解することも非常に難しいのが現状かと思います。

本セミナーでは、まず炎症性腸疾患における基本的な疾患概念について、ポイントを押さえながらできるだけ分かりやすく解説し、疾患イメージを持って頂きたいと思います。
次に実臨床において診断や治療を進めるうえで欠かすことができないCRPやLRGなどバイオマーカーの使い方について、それぞれのメリット・デメリット、また今後の展望についてエビデンスを提示しながらお話いたします。
更に、今回は特に治療選択肢の多い潰瘍性大腸炎に絞って、当院における治療薬選択の現状や問題点を、実際の症例を交えて考えてみたいと思います。また治療薬選択のために、近年その重要度が特に増しているShared Decision Making : SDMの実際や、当地の地域特性を踏まえた病診連携の現状についても併せてお話した上で、今後の実臨床における分子標的薬のポジショニングについても論じることができればと考えております。

基本的な疾患概念の体系的な理解は、薬剤の必要性や重要性についてのより深い理解に繋がります。明日からの企業活動がより自信を持って取り組めるようなセミナーにできればと考えておりますので、ぜひ皆様ご参加ください。
プログラム

 1 炎症性腸疾患の基本的な疾患概念
   1.1    クローン病について
       1.1.1    疫学
       1.1.2    臨床症状と診断
       1.1.3    病態生理
   1.2    潰瘍性大腸炎について
       1.2.1    疫学
       1.2.2    臨床症状と診断
       1.2.3    病態生理

 2 実臨床におけるバイオマーカーの位置づけと未来
   2.1    現在の実臨床におけるバイオマーカー
       2.1.1    血清バイオマーカー
       2.1.2    便中バイオマーカー
   2.2    今後臨床応用が期待されるバイオマーカー
       2.2.1    新規バイオマーカー

 3 潰瘍性大腸炎における治療選択と諸問題
   3.1    潰瘍性大腸炎治療の現状
       3.1.1    治療指針と治療ガイドライン
       3.1.2    何を目指して治療をするのか
       3.1.3    治療選択における問題点
   3.2    Shared Decision Making : SDM
       3.2.1    SDMとは
       3.2.2    IBD診療におけるSDMの意義
       3.2.3    IBD診療におけるSDMの実際
   3.3    当院における分子標的薬治療の現状
       3.3.1    使用実績
       3.3.2    継続使用状況
       3.3.3    当院における分子標的薬選択の実際とポジショニング

 4 山形における炎症性腸疾患病診連携(IGATA NET)
       4.1.1    炎症性腸疾患病診連携の重要性と現状
       4.1.2    クリニックと基幹病院の差異
       4.1.3    病診連携を踏まえた分子標的薬選択の実際とポジショニング

 5 今後の展望

キーワード
炎症性腸疾患,潰瘍性大腸炎,SDM,バイオマーカー,セミナー,講習
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