☆メリット、デメリットなど含め、具体的事例を踏まえて解説いたします!
こちらは12/10実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。期間中何度でも視聴できます
1. はじめに
1-1 国際共同治験の意義
1-2 世界の創薬トレンドと新規モダリティーの特徴
2. 国際共同治験(グローバル治験)とは
2-1 国際共同治験の定義
2-2 ICH-E7(ICH-GCP)とは
- 日本のGCPとの違い:
契約の主体、治験審査委員会(IRB)、副作用の報告、治験薬の管理など
2-3 CMC: 被験薬概要書(Investigater’s Brochure)の作成と被験薬の管理
3. 国際共同治験の特徴
3-1 主な特徴:
- 統一プロトコル
- 多国籍参加: 各国の規制当局の要件、患者の多様性
- 英語の使用: 資料や会議での翻訳・通訳作業
3-2 国際共同治験のメリット
- 迅速な新薬開発: 世界中で同時に新薬を開発・承認できる
- 症例数の確保: 多くの症例を短期間で集める。特に希少疾患。
3-3 国際共同治験のデメリット
- 調整の難しさ: 各国の規制や基準の違い、治験計画や実施方法の調整に難
- 英語力の必要性
3-4 CROの選定
- 製薬会社とCROとの効率的な協業体制構築
- プリファード契約
4. 国際共同治験の手順
4-1 治験の実施可能性調査、治験計画書の作成
4-2 規制当局への申請と承認
4-3 治験実施機関の選定と治験実施契約の締結
4-4 治験審査委員会(IRB/IEC)の承認倫理委員会の承認
4-5 治験の準備と実施
- 被験者の募集と同意取得
- 治験計画書
- 治験薬の供給
- データ管理システムの設置
- 治験担当者のトレーニング、モニタリング
- データ解析と報告・申請
5. 国際共同治験実施のポイント
5-1 規制の遵守: ICH-GCP(国際的な臨床試験のガイドライン)の準拠国
5-2 民族的要因の考慮
5-3 データの一貫性と記録の方法
5-4 症例数の設定:日本人を含む各地域の必要症例数
5-5 規制当局との連携:各国の規制当局との相談・コミュニケーション構築
5-6 監査(Audit)、査察(Inspection)への対応
5-7 FDA、EMAへの対応
6. アジア治験の特徴
6-1 多様な人口構成:
6-2 規制環境の違い:日本PMDA、韓国MFDS、中国NMPAなど
6-3 医療インフラの差異
6-4 民族差の研究
6-5 国際共同治験の推進
- ATLASプロジェクト
- 豪州治験
7. 新規モダリティーの実施事例
7-1 日本のドラッグロス・ドラッグラグ
7-2 核酸医薬品
- DMD治療薬「エテプリルセン」の事例
7-3 再生医療等製品
- 細胞治療薬
・ DLBCL治療薬「キムリア」の事例
- 遺伝子治療薬
・ SMA治療薬「ゾルゲンスマ」の事例
8. まとめ
9. 質疑応答、討論など