☆熟練技術者の頭や身体の中に蓄積されてきた「カン、コツ、ノウハウ」を、
「タスク分析表」に整理し、承継・共有できるようにする仕組みと具体的手法を解説します
1.はじめに
1-1 2007年(技能伝承)問題
1-2 ナレッジマネジメントの失敗
1-3 熟練技術者が持つ「技術・技能」の喪失
1-4 伝承の成功要件
1-5 企業側の事情
1-6 本セミナーの目的
1-7 本セミナーの手法の特徴
2.暗黙知とは何か
2-1 技術と技能
2-2 知識と知恵
2-3 暗黙知と形式知
2-4 暗黙知の階層
2-5 暗黙知の種類
2-6 重要な暗黙知
3.「暗黙知見える化」を弁理士が始めた経緯
3-1 エンジニアから特許の世界へ
3-2 特許明細書作成という仕事で培われた3つのスキル
3-3 3つのスキルの暗黙知見える化への転用
4.「暗黙知見える化」の内容
4-1 「暗黙知見える化」の全体像
4-2 「暗黙知見える化」のための手段
4-3 「暗黙知見える化」の行動フロー
(1) 暗黙知見える化の対象となるタスク(仕事・作業)の選定
(2) 選定されたタスク(選定タスク)を実行する熟練者の選定
(3) 選定された熟練者(選定熟練者)の選定タスクに関する情報の入手
(4) 選定熟練者との予備的打ち合わせ
(5) 選定熟練者によるタスク分析表の記入(自問自答による)
(6) 選定熟練者に対するインタビューの実行
(7) 選定熟練者に対する補足的な質疑応答
(8) タスク分析表の完成
(9) タスク分析表の検証
(10) タスク分析表に基づく教材の作成
(11) 教材を利用した選定タスクの実践・教材の更新
5.「暗黙知見える化」の効果
5-1 熟練者の形式知と暗黙知が明示された独習用教材を作製できる
5-2 教えるスキルがない・教わるべきことが分からないという事態に対処できる
5-3 小規模で試験的に実施してみて本格実施の適否を判断できる
6.「暗黙知見える化」の実際例
6-1 インタビューの実施例(発明者面談)
6-2 タスク分析表の記入例(発明者面談)
6-3 タスク分析表以外の情報整理形式の具体例(発明者面談)
6-4 教材の具体例(発明者面談)
6-5 機械設計の場合=タスク分析表・フローチャート・質問の具体例
7.まとめ
・講義の要点整理
・社内で実施する際の注意点と対処法
・簡単な事例紹介
【質疑応答】